目次
Rare Champagne
レア・シャンパーニュ
基本情報
| 地区 | Montagne de Reims / モンターニュ・ド・ランス - Vallée de la Vesle / ヴァレ・ド・ラ・ヴェスル |
| 村 | 51100 Reims / ランス |
| 所在地 | - |
| 公式サイト | https://www.rare-champagne.com/ |
| SNS | @rarequeenjpyoutube channel@rarechampagne_official |
| 製造業者種別 | NM |
| インポーター | ADB JAPAN株式会社 日本リカー株式会社 スマイルツリー |
| 生産者表記 | PIPER-HEIDSIECK |
| 資本グループ | EPI (Entreprise Patrimoniale d'Investissements) 傘下 |
| 関連銘柄 | Piper Heidsieck |
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特徴・スタイル
歴史・ブランドストーリー
詳細
ブドウの選定にあたって基準に据えられているのは、村の格付けではなく、それぞれの畑がどれだけ豊かな表現力を持つかという一点です。グラン・クリュやプルミエ・クリュという肩書きに頼らず、目指す味わいに必要な要素を備えた区画を年ごとに見極めていく姿勢が、このブランドの造りの出発点になっています。
そのため産地の選び方にも独特の判断が働きます。シャルドネに選ばれるのはモンターニュ・ド・ランスの区画で、この一帯は本来ピノ・ノワールの銘醸地として知られていますが、あえてここからシャルドネを求めることで、鋭いミネラル感と輪郭の明確さを引き出しています。ピノ・ノワールもモンターニュ・ド・ランスが中心で、ヴェルジィやアイといった土地の果実が、力強さとシルクのような質感の両立を支えています。
醸造と熟成の方針
造りの根幹にあるのは、時間を味方につけるという考え方です。セラーでの長期熟成を前提に組み立てられており、瓶の中で年月が過ぎるほどにシャルドネの張りつめた緊張感とピノ・ノワールの豊かさが歩み寄っていく、その変化そのものが設計に織り込まれています。リリースを急がず、熟成が十分に進んだと判断された段階で世に出される点も、この方針の延長線上にあります。
現在この造りを預かるシェフ・ド・カーヴは、シャンパーニュ地方のショミュジー村に生まれ、農業工学とオエノロジー(醸造学)の学位を持つ人物です。ブランドの方向性を統括するディレクターは、単なる一本の酒ではなく、アール・ド・ヴィーヴル(暮らしの美学)としてこのシャンパーニュを位置づけることを掲げています。なおメゾンは、フランスの家族資本によるEPIグループの傘下にあります。
ヴィンテージ宣言の考え方
毎年決まってリリースされるシャンパーニュではありません。造り手が卓越した出来と認めた収穫年にだけヴィンテージが宣言され、条件が揃わない年には造られません。1976年の最初のヴィンテージから現在までのおよそ50年間で、宣言された年は十数点にとどまります。年ごとの出来の差をブレンドでならすのではなく、条件が揃った年だけを選び取るという判断が、「稀少(レア)」という名前に実体を与えています。
ボトルとラベルの意匠
ボトルは「ラ・パント・マジュール」と名付けられた専用の形状で、18世紀に貴族のためにつくられた手吹きガラス瓶を復元したものです。左右で高さの異なる非対称の肩が、遠目にもそれと分かる輪郭をつくっています。ボトルネックを飾るゴールドのティアラは、フランスの金細工師アルチュス・ベルトランによるデザインで、「勝利のブドウのアレゴリー」がモチーフになっています。ラベルにはイタリア製のベルベット紙が使われ、手に取ったときの質感まで含めて設計されています。
意匠をめぐる試みは現在も続いており、複数のアーティストとの協働による限定エディションが発表されてきました。近年にはNFTを用いたエディションも登場しています。
日本市場での展開
日本では「クイーン・レア」という名称でも展開されており、ティアラを二重にあしらったダブルティアラ仕様など、この市場に向けた特別なプレゼンテーションが用意されています。意匠そのものをブランドの一部として扱う姿勢は、市場ごとの見せ方にまで及んでいます。
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