Paul Louis Martin / ポール・ルイ・マルタンは、フランス北東部のシャンパーニュ地方で生産されるシャンパン(発泡性ワイン)の銘柄、Bouzyを本拠とするRM / レコルタン・マニピュラン、いわゆる栽培醸造家の銘柄で、自社でブドウを育て、そのブドウでシャンパンを生産しています。
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Paul Louis Martin / ポール・ルイ・マルタン

Paul Louis Martin別名:P. Louis Martin

ポール・ルイ・マルタン別名:P.ルイ・マルタン

ポール・ルイ・マルタン(Paul Louis Martin)は、グラン・クリュの村ブジーで1864年から続くレコルタン・マニピュラン(RM)です。自社畑約18haで栽培から瓶詰めまでを手がけ、フルーティで力強く豊満な味わいでブジー村らしさを体現するシャンパーニュを送り出しています。

基本情報

地区Montagne de Reims / モンターニュ・ド・ランス
- Grande Montagne de Reims / グランド・モンターニュ・ド・ランス
村51150 Bouzy / ブジー [Grand Cru]
所在地3 Rue d Ambonnay, 51150 Bouzy (Google Maps)
公式サイトhttps://champagneplmartin.com/
Tel+33 (0)3 26 57 01 27, +33 (0)3 26 57 83 25(fax)
設立1864
製造業者種別RM
インポーターラ・ラングドシェン株式会社
株式会社ソムリエ
生産者表記S.A.S P.LOUIS MARTIN
資本グループRapeneau Family Estates 傘下
関連銘柄familygroup

商品更新情報

特徴・スタイル

ピノ・ノワールの銘醸地として知られるブジー村にあって、当主たちは伝統的なスタイルに安住しません。グラン・クリュの畑が育む骨格のしっかりしたピノ・ノワールを軸に、フルーティで力強く豊満な味わいでブジー村らしさを体現しつつ、村では希少なシャルドネ主体のキュヴェにも力を注ぎ、専門誌から繰り返し高い評価を受けています。またコトー・シャンプノワの赤ワイン「ブジー・ルージュ」も手がけ、シャンパーニュとは異なる切り口でもテロワールの個性を伝えています。

歴史・ブランドストーリー

創業は1864年。ブジー村でポール=ルイ・マルタンが興した小さな造り手が、代を重ねて今日まで受け継がれてきました。1929年には後継のルイ・マルタンがブジー村初の協同組合設立に尽力して初代組合長を務め、自家製のマール・ド・レザン(ぶどうの蒸留酒)も手がけるなど、村の共同体としての発展にも力を注いでいます。1950年代には息子ポールがセラーの拡張を主導し、熟成に適した環境を整えました。 創業家マルタン家の血を引くフランシーヌ・マルタン=ラプノーは、ラプノー家に嫁いで一族の歴史をつなぎ、現在はディレクトゥール・ジェネラルとして経営に携わっています。醸造の実務は、シェフ・ド・カーヴを務めるヴァンサン・ラプノーが担い、2024年からはプレジダンとして経営全体も率いています。創業から160年を超えてなお、家族の手による一貫した造りが続いています。

詳細

自社畑は、モンターニュ・ド・ランス地区に位置する本拠地ブジー村を中心に、拡大を重ねて今日では約18haに達しています。シャンパーニュ地方の主要3品種、シャルドネ・ピノ・ノワール・ムニエすべてを栽培しています。中でも「キュヴェ・パルセレール」と呼ばれる単一区画シリーズは、区画ごとの個性をそのまま瓶詰めする試みです。ブジー村のグラン・クリュ区画からは、ピノ・ノワール100%の「ル・オー・セルセ」、シャルドネ100%の「モン・ド・トキシエール」と「ラ・グット・ドール」を仕立て、隣接するディジー村のプルミエ・クリュ区画「レ・クチュール」からは、シャルドネとムニエをそれぞれ単一品種で醸したキュヴェを分けて生産しています。それぞれの区画が持つ個性を単一品種・単一区画のままボトルに閉じ込める姿勢が、パルセレールシリーズを貫く畑づくりの哲学です。

栽培・生産データ
自社畑面積(2001年版時点)8ha超
自社畑面積(現在)約18ha
栽培品種シャルドネ、ピノ・ノワール、ムニエ(3品種)
ラインナップ計15キュヴェ(3レンジ構成)
環境認証HVEレベル3

醸造方針

シェフ・ド・カーヴを務めるヴァンサン・ラプノーが、毎年のキュヴェ・エラボレーションを一貫して手がけています。畑ではHVE(高い環境価値認証)レベル3を取得しており、環境に配慮した栽培にも取り組んでいます。経営面では、ラプノー家が率いる独立系の家族企業グループの一員として、外部資本を入れない体制を保っています。

レンジ構成

ラインナップは3系統に整理されています。定番の「アンタンポレル」は、ブリュット、ブラン・ド・ノワール、ブラン・ド・ブラン、ドゥミ・セック、プルミエ・クリュ、そしてミレジメ2018までを揃え、日常のシャンパーニュ選びに幅広く応えます。希少な「ラルテ」は、グラン・クリュのエクストラ・ブリュットとロゼ・エクストラ・ブリュット、ブラン・ド・ブラン・グラン・クリュで構成され、村の格の高さを凝縮した位置づけです。そして単一区画・ノン・ドゼの「パルセレール」5キュヴェには、当主一族の子どもたちの名(ヴィクトリーヌ、マルタン、ライン)が冠され、畑の個性と家族の手による造りをそのまま映すシリーズとして最上位に位置づけられています。

受賞・評価

Guide Hachette des Vinsには2001年版から2025年版まで四半世紀にわたり一貫して掲載が続き、複数年にわたり「vin très réussi(一つ星)」の評価を獲得しています。2016年版では、希少なシャルドネ主体キュヴェが「ピノ・ノワールの王国において特筆すべき」と評されました。

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