Louis de Sacy / ルイ・ド・サシーは、フランス北東部のシャンパーニュ地方で生産されるシャンパン(発泡性ワイン)の銘柄、Verzyを本拠とするNM / ネゴシアン・マニピュランの銘柄です。
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目次

Louis de Sacy / ルイ・ド・サシー

Louis de Sacy

ルイ・ド・サシー

ルイ・ド・サシーは、1633年からシャンパーニュ地方に自社畑を持つグラン・クリュ村ヴェルジィのメゾンです。栽培から醸造まで一貫して手がける完全自給に近いスタイルを貫き、現当主のヤエル・サシーとジョナサン・サシー姉弟が新しい感性で畑の個性を追求しています。

基本情報

地区Montagne de Reims / モンターニュ・ド・ランス
- Grande Montagne de Reims / グランド・モンターニュ・ド・ランス
村51380 Verzy / ヴェルジィ [Grand Cru]
所在地6 Rue de Verzenay, 51380 Verzy (Google Maps)
公式サイトhttps://www.champagnelouisdesacy.com/
Mailcontact@champagnelouisdesacy.com
SNS@champagnelouisdesacy
Tel+33 (0)3 26 97 91 13, +33 (0)3 26 97 94 25(fax)
製造業者種別NM
関連銘柄Laurent Dauphin

商品更新情報

特徴・スタイル

ルイ・ド・サシーのシャンパーニュは、畑ごと・品種ごとの個性を丁寧に映し出すスタイルが持ち味です。収穫したブドウは村や区画単位で分けて仕込まれ、35基の小型タンクで醸造することで、それぞれの果実が持つ表情を消さずに引き出します。低介入の醸造方針を貫き、瓶詰め後は最低でも24ヶ月、ミレジメものでは10年を超える長期熟成を経てから世に送り出されるため、時間をかけてゆっくりと磨き上げられた奥行きのある味わいが楽しめます。

歴史・ブランドストーリー

サシー家がシャンパーニュ地方に自社畑を持つようになったのは1633年のこと。以来長きにわたりブドウ栽培を続けてきた一族が、自らのシャンパーニュ造りに乗り出したのは1962年、アンドレ・サシーの代でした。設立当初は「シャンパーニュ・サシー・ペール・エ・フィス」を名乗り、後に「シャンパーニュ・ルイ・ド・サシー」へと改称しています。 続くアラン・サシーの代には自社畑への投資が進み、購入ブドウに頼らない体制を確立。2001年にはニューヨークを皮切りに海外市場への扉を開き、メゾンの名を国外へも広げていきました。 転機となったのは2013年。国内外でのキャリアを積んだヤエル・サシーとジョナサン・サシーの姉弟が家業に加わり、栽培・醸造の両面に新しい哲学を吹き込みます。その成果は2019年、ヴェルジィのグラン・クリュ畑から生まれた初のパーセラリー(単一区画)キュヴェ「レ・クルティゾル」(2013ヴィンテージ)として結実しました。

詳細

ルイ・ド・サシーは、モンターニュ・ド・ランスのグラン・クリュ村ヴェルジィを拠点に、シャンパーニュ地方各地に広がる自社畑でブドウを育てています。畑の総面積は約18〜19ha、27区画に及び、平均樹齢は33年。土壌は粘土石灰質や泥灰質石灰岩が中心で、畑ごとに異なる個性を宿しています。

自社畑は6つの村に分かれて広がっています。拠点となるヴェルジィはモンターニュ・ド・ランスに位置するグラン・クリュ村で、隣接するモン・ド・ベルのセルネ=レ=ランスとともに、2023年の収穫からEcocertによる有機農業認証(AB)を取得しています。

ヴァレ・ド・ラ・マルヌのダムリーとフルーリー=ラ=リヴィエール、ヴァレ・ド・ラルドルのトルスロンは有機栽培への転換を進めている段階にあります。一方、コート・デ・バールのブリニーではHVE(Haute Valeur Environnementale)とVDC(Viticulture Durable en Champagne)の認証を取得しており、地域ごとに異なる自然環境に応じた栽培管理が行われています。

一部の区画では自然被覆や被覆植物を取り入れた草生栽培を実践し、樹木や低木を区画に呼び戻すアグロフォレストリーにも取り組んでいます。単一品種・単一区画に偏った土壌の疲弊を防ぎながら、畑の生態系を長期的に保つことを目指した栽培方針です。

2013年に経営に加わったヤエル・サシーとジョナサン・サシーは、栽培面でも持続可能性を重視する方針を掲げ、有機栽培への転換やHVE・VDCといった環境認証の取得を積極的に進めてきました。土壌の生きた状態を保ちながら、テロワールそのものの個性を引き出すことを栽培の軸に据えています。

栽培・生産データ
自社畑面積約18〜19ha(6村27区画)
平均樹齢33年
主要認証Ecocert(有機農業認証)、HVE、VDC
発酵タンク数35基(小型ステンレスタンク)
澱熟成期間最低24ヶ月(ミレジメは10年以上)

醸造方針

収穫したブドウは品種や村、時には区画単位で仕分けられ、35基の小型ステンレスタンクでそれぞれ個別に発酵されます。一部のキュヴェには228Lの小樽やドゥミ・ミュイも使われ、リザーブワインの一部もこうした樽で数ヶ月かけて熟成されます。区画やキュヴェの数だけタンクを使い分けることで、ブレンド前の果汁がそれぞれの個性を保ったまま醸造工程を経ていきます。

醸造の進め方は年やキュヴェごとに柔軟に見直される低介入主義が基本方針です。瓶詰め後の澱熟成期間は通常最低でも24ヶ月を確保し、ミレジメ(収穫年表記)のキュヴェでは10年を超えて瓶内で寝かせることもあります。じっくりと時間をかけることで、区画やテロワールの個性がより繊細に磨き上げられていきます。

海外展開

自社畑への投資が実を結び、購入ブドウに頼らずシャンパーニュを造れる生産体制を確立したことを背景に、2001年からはニューヨークを足がかりに海外市場への進出を本格化させました。以降、フランス国内にとどまらずグローバルな評価を得る土台が築かれています。

受賞歴・国際評価

ルイ・ド・サシーが手がける複数のキュヴェは、国際的なワインコンクールや専門誌から高い評価を受けており、コメンデーションや90点台のスコアを獲得した実績があります。日本国内の「Sakura Award」でも受賞歴があり、栽培から醸造まで一貫した姿勢がグローバルに評価されつつあるメゾンです。こうした評価の広がりは、栽培から醸造まで一貫して手を入れてきた姿勢が国際的な評価者にも伝わっている証といえるでしょう。

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