目次
Les Frères Mignon
レ・フレール・ミニョン別名:フレール・ミニョン,レ・フレール・ミニヨン
基本情報
| 地区 | Côte des Blancs / コート・デ・ブラン |
| 村 | 51530 Cramant / クラマン [Grand Cru] |
| 所在地 | 271 rue du Général de Gaulle, 51530 Cramant (Google Maps) |
| 公式サイト | - |
| SNS | @florent_mignon |
| 設立 | 2016 |
| 製造業者種別 | RM |
| インポーター | 株式会社indigo |
| 生産者表記 | SCEV MIGNON GENTIL, EARL MIGNON GENTIL |
| 関連銘柄familygroup |
商品更新情報
2026-10-05 00:53:23 ラヴァンチュール・ブラン・ド・ブランの商品情報を更新しました。
2026-10-04 05:11:31 ラヴァンチュール・ブラン・ド・ブランの商品情報を更新しました。
特徴・スタイル
歴史・ブランドストーリー
詳細
レ・フレール・ミニョンの自社畑は約8.8ha。その大半がコート・デ・ブランのアヴィーズ、クラマン、キュイに広がり、加えてヴァレ・ド・ラ・マルヌのキュミエールにも区画を持ちます。アヴィーズとクラマンはいずれもグラン・クリュに格付けされた村で、シャルドネの銘醸地として知られる土地です。キュイはプルミエ・クリュ、キュミエールもプルミエ・クリュにあたり、後者ではピノ・ノワールを栽培しています。植えられているブドウのおよそ9割はシャルドネで、残りがキュミエールのピノ・ノワールという構成です。
これらの畑は、一族が世代を越えて受け継いできたものです。アヴィーズの区画は母方から、クラマンとキュイの区画は父方から引き継がれました。キュイには1974年に植えられたシャルドネの区画が残り、優れた樹から穂木を選んで増やすマサル・セレクション(sélection massale)によって受け継がれてきた系統です。畑ごとの成り立ちの違いが、そのままキュヴェの個性の違いにつながっています。
栽培の方向転換は、兄弟が独立する前から始まっていました。父の代でおよそ15年前から順次、除草剤の使用をやめ、犁(プラウ)で土を耕す昔ながらの方法へと切り替えてきたのです。この積み重ねがあったからこそ、兄弟は自分たちのブランドを立ち上げた時点で、すでに手入れの行き届いた畑を受け継ぐことができました。2016年以降は約1.5haでビオロジックおよびビオディナミの手法を実践し、防除にはイラクサ、トクサ、西洋ノコギリソウ、カモミールといった植物由来の資材を用いています。それ以外の区画は、必要な場面でのみ最小限の処置を行うリュット・レゾネ(減農薬栽培)で管理されています。
| 自社栽培面積 | 約8.8ha |
|---|---|
| 自社畑の所在村数 | 4村 |
| 品種構成 | シャルドネ 約90%/ピノ・ノワール 約10% |
| ビオロジック・ビオディナミ実践面積 | 約1.5ha(2016年〜) |
| 古樹区画の植樹年 | 1974年(キュイ) |
| 熟成容器 | フレンチオーク樽 255L/600L |
| 樽熟成期間 | 約1年 |
| 瓶内熟成期間 | 約2年 |
| 初収穫年 | 2016年 |
醸造方針
収穫したブドウは、単一の村ごとに区分して仕込まれます。村の違いをブレンドでならすのではなく、それぞれの畑が持つ表情を独立したキュヴェとして表現するためです。唯一の例外が、樹齢を重ねたシャルドネをコート・デ・ブランの複数の村から集めて仕上げるファーストキュヴェ「ラヴァンチュール」で、これはブランドの出発点を象徴する存在として別格の位置づけにあります。
発酵に使うのはフレンチオークの樽で、255Lのバリックと600Lのデミ・ミュイを併用します。培養酵母を加えず、ブドウとセラーに棲みつく自生酵母の働きにまかせて発酵させ、そのまま約1年の樽熟成に入ります。樽は風味を付けるための道具ではなく、ワインがゆっくりと呼吸しながら熟成するための器として選ばれています。
瓶詰め以降の工程も、できる限り手を加えません。清澄も濾過も行わず、酒石を安定させるための低温処理も避け、亜硫酸の使用は最小限に抑えられます。瓶内で澱とともに過ごす期間はデゴルジュマンまで約2年におよび、この間にゆっくりと味わいの輪郭が定まっていきます。ミニマルな造りが成立するのは、健全なブドウが穫れる畑があってこそです。
兄弟による分業と設備投資
レ・フレール・ミニョン、すなわち「ミニョン兄弟」の名が示すとおり、このメゾンはフロランとジュリアンの二人三脚で成り立っています。フロランは主にセラーでの仕事、すなわち圧搾から発酵・熟成・瓶詰めに至る醸造工程を担当し、ジュリアンは畑仕事を受け持ちます。栽培と醸造のそれぞれに専任の担い手がいる体制は、区画ごとに細かく仕込みを分ける造りを支える土台でもあります。
二人の背中を押したのが父の存在でした。土地の再開拓と栽培方法の転換を進め、新しいブランドの設立も後方から支えています。2015年の立ち上げ初年度に、圧搾機、温度調節機能を備えたステンレスタンク、醸造設備、樽、そして貯蔵用のセラーを収めた建物を新たに建てたのも、栽培から出荷までを自分たちの手の内に置くという決断の表れです。ブドウを売る側から、自分たちの名前で瓶に詰める側へ。一族の歴史のなかでも大きな転換点が、この設備投資に刻まれています。
詳細を閉じるキュヴェ一覧
L'Aventure Blanc de Blancs / ラヴァンチュール・ブラン・ド・ブラン
Cumieres Millésime / キュミエール・ミレジメ
Cuis Les Fetées Millésime / キュイ・レ・フェテ・ミレジメ
Cuis Les Nogers Millésime / キュイ・レ・ノジェ・ミレジメ