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J. M. Tissier
J.M.ティシエ
基本情報
| 地区 | Vallée de la Marne / ヴァレ・ド・ラ・マルヌ - Côteaux Sud d'Epernay / コトー・シュッド・デペルネ |
| 村 | 51530 Chavot-Courcourt / シャヴォ=クルクール |
| 所在地 | 9 rue du Général Leclerc, 51530 Chavot-Courcourt (Google Maps) |
| 公式サイト | https://www.champagne-jm-tissier.com/ |
| contact@champagne-jm-tissier.com | |
| SNS | champagnejm.tissier51@champagnejmtissierchampagnejmt |
| Tel | +33 (0)3 26 54 17 47, +33 (0)3 26 59 01 43(fax) |
| 製造業者種別 | RM |
商品更新情報
特徴・スタイル
歴史・ブランドストーリー
詳細
J.M.ティシエは、エペルネ南部丘陵地区(コトー・シュッド・デペルネ)に位置するシャヴォ=クルクールを本拠とするレコルタン・マニピュラン(RM)です。1931年に祖父ディオジェーヌ・ティシエが開いた畑を父ジャン=マリーが受け継ぎ、現当主ジャックと妻マリー=クリスティーヌ、そして四代目となる息子たちへと、四世代にわたって守り育てられてきました。
自社畑は約6ha(フランス語版サイトでは5.95haとも表記)に及び、シャヴォ=クルクールを中心にムーシー、ピエリー、エペルネ、キュイ、グラン・クリュのクラマン、ダムリー、ドルマン、コート・ド・セザンヌ地区といった複数のコミューンに区画が点在します。一つの村に留まらず広範囲にわたって畑を保有することで、標高や日照条件の異なる複数のテロワールを組み合わせ、単一の産地には出せない奥行きのあるアッサンブラージュを可能にしています。
栽培においては除草剤を用いず、耕耘や樹皮堆肥といった有機質資材によって土壌本来の力を引き出す持続的なヴィティカルチャーを実践しています。化学的な介入に頼るのではなく、土と根を長い時間をかけて育てるという姿勢は、2020年収穫年よりHVE(高環境価値)とVDC(シャンパーニュ持続可能ヴィティカルチャー)という2つの認証取得という形で公式にも裏づけられることとなりました。収穫はすべて手摘みで行われ、畑ごとに厳格な選果を経てから醸造工程へと送られます。収穫を終えるとブドウ栽培農家の伝統行事「コシュルー」を開き、一年の実りへの感謝と来年への希望を分かち合います。数字には表れない、土地と人への敬意がこのメゾンの土台になっています。
| 自社畑面積 | 約6ha |
|---|---|
| 品種構成 | シャルドネ40%/ムニエ40%/ピノ・ノワール20% |
| 環境認証 | HVE・VDC(2020年収穫年〜) |
| 栽培開始 | 1931年 |
| ブランド設立 | 1998年 |
| 瓶詰め時期 | 5〜6月 |
| 樽熟成期間(一部シャルドネ) | 6か月 |
醸造方針
搾汁後は一部のキュヴェでマロラクティック発酵を行い、まろやかな酸とふくよかな質感を引き出しています。シャルドネの一部はオーク樽で6か月ほど熟成させ、ステンレスタンクで仕上げたワインと組み合わせることで、複数の産地由来の果実味に厚みと複雑さを与える設計です。瓶詰めは自社にて毎年5〜6月、月齢暦に沿ったタイミングで行われ、ワインが最も落ち着いた状態で瓶内に収まるよう配慮されています。ドサージュ(門出のリキュールの添加)は「オン・ザ・フライ」と呼ばれる方式を採用し、最新のテクノロジーキャップを用いることで、澱抜きから打栓までの一連の工程における品質のばらつきを最小限に抑えています。手間を惜しまないこうした細部の積み重ねが、ブランドとしての一貫した味わいを支えています。
ラインナップの多様性
ハウスのレンジは、シャルドネとムニエを主体とするNVの「レフレ・ド・テール」「エクラ・ド・テール」から、アッサンブラージュによるロゼ「エデン・ド・ロゼリス」、無補糖に近い辛口の「ブリュット・ナチュール」、伝統的な自然発酵の技法による「アンセストラル」まで幅広いです。ロゼ・ド・セニエ製法によるヴィンテージ・キュヴェも手がけ、収穫年ごとの個性を映すラインとして位置づけられています。シャンパーニュ以外にも、地域の伝統的なスピリッツであるラタフィア・シャンプノワやマールを造っており、ブドウ栽培から生まれる副産物までも余さず活かす姿勢がうかがえます。
受賞歴・評価
2021年、若手生産者の技術と個性を競うコンクール「Jeunes Talents du Champagne」において、当時経営に加わったばかりのアントニーが手がけたヴィンテージ・キュヴェが観客賞を受賞しました。長く家族で守ってきた畑と技術が、次の世代の手によって新たな評価を得た出来事といえます。ハウス全体としても専門評価誌から継続的に高い評価を得ており、家族経営ならではの丁寧なものづくりが着実に実を結んでいます。
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Brut Tradition / ブリュット・トラディション