Gaston Chiquet / ガストン・シケは、フランス北東部のシャンパーニュ地方で生産されるシャンパン(発泡性ワイン)の銘柄、Dizyを本拠とするRM / レコルタン・マニピュラン、いわゆる栽培醸造家の銘柄で、自社でブドウを育て、そのブドウでシャンパンを生産しています。
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目次

Gaston Chiquet / ガストン・シケ

Gaston Chiquet

ガストン・シケ

ガストン・シケは、シャンパーニュ地方ヴァレ・ド・ラ・マルヌのプルミエ・クリュ、ディジー村に本拠を置き、自社畑で育てたぶどうだけを使って醸造まで手がける造り手です。畑はディジーのほかアイやオーヴィレールにも広がり、区画ごとに醸造を分けてテロワールの個性を引き出しています。

基本情報

地区Vallée de la Marne / ヴァレ・ド・ラ・マルヌ
- Grande Vallée de Marne / グランド・ヴァレ・ド・ラ・マルヌ
村51530 Dizy / ディジー [Premier Cru]
所在地912 avenue du Général Leclerc, 51530 Dizy (Google Maps)
公式サイトhttps://www.gastonchiquet.com/
Mailinfo@gastonchiquet.com
SNS@champagnegastonchiquet
Tel+33 (0)3 26 55 22 02, +33 (0)3 26 51 83 81(fax)
設立1935
製造業者種別RM
インポーターベリー・ブラザーズ&ラッド
生産者表記GASTON CHIQUET S.A.

商品更新情報

特徴・スタイル

ガストン・シケの持ち味は、畑ごとに仕込みを分ける丁寧な造りにあります。区画やぶどう品種の違いをひとつにまとめず、それぞれの個性を保ったまま醸造し、アッサンブラージュの段階ではヴァン・クレールを一つひとつ確かめながら組み合わせを決めていきます。天候に恵まれた年だけは単一年のワインのみでミレジメを仕立て、ぶどうの出来がそのまま味に映る潔さも持ち合わせています。アイでいち早くシャルドネを植え、そのぶどうだけで仕込む一本は、メゾンの看板となっています。

歴史・ブランドストーリー

シケ家がディジー村でぶどう栽培を始めたのは1746年で、以来当主が代々畑を受け継いできました。栽培農家としての歴史はここまで遡りますが、自らのぶどうでシャンパーニュを仕込み世に問うようになったのは1919年、兄弟のガストンとフェルナンが共同でメゾンを興してからのことです。1923年にはパリで初のメダルを獲得し、続くエペルネの品評会でも金メダルに輝きました。1935年、ガストンは兄フェルナンと袂を分かち、自身の名を冠したブランドとして独立しました。フェルナン側の家系はのちにジャクソンという別メゾンを引き継ぎ、両家は血縁を保ちながらもそれぞれ独立した道を歩んでいます。1950年にはガストンと息子のクロードが畑をアイとオーヴィレールへ広げ、複数の産地のぶどうを組み合わせられる体制を整えました。2003年からはアントワーヌとニコラの兄弟がメゾンの経営を引き継ぎました。

詳細

自社畑は合計23haで、拠点であるディジー村を中心に、アイやオーヴィレールへと広がっています。アイ、ディジー、オーヴィレールの3村に区画を持ち、区画ごとに醸造を分けています。

植えられている品種はシャルドネが約4割、ピノ・ノワールが約2割、ピノ・ムニエが約4割で、平均樹齢は27年です。若い樹はフレッシュさを、古い樹は円やかさや凝縮感をもたらすため、区画や品種の特性に応じて最適な樹齢のぶどうを選び分ける方針を採っています。畑では時期に応じて2〜4割の区画で草生栽培を行い、フェロモンによる交信攪乱で殺虫剤の使用を抑えるなど、VDCとHVE(高い環境価値)レベル3の認証を、125項目に及ぶ監査を経て2015年に取得しています。

栽培データ
自社畑面積23ha
品種構成シャルドネ約40%、ピノ・ノワール約20%、ピノ・ムニエ約40%
平均樹齢27年

醸造方針

圧搾はコカール式の4000kg圧搾機3台(伝統型1台、自動型2台)で行い、一番搾りと二番搾りを分けたうえで、区画ごとに少量ずつ仕込みます。発酵は搾汁から1週間以内に始め、40〜60hlの小容量ステンレスタンクで区画・品種の個性を保ったまま選抜酵母と温度管理のもとで進め、マロラクティック発酵はすべてのロットで約3週間かけて行います。アッサンブラージュではヴァン・クレールを一つひとつ確かめながら、リザーヴワインも活かして配合を決め、天候に恵まれた年だけは単一年のワインのみを選んでミレジメに仕立てます。瓶内での澱との熟成期間は、年号を付けないブリュットで2〜3年、ミレジメで6〜8年です。ルミュアージュは木製のピュピトルで6週間、続いて自動のジロパレットで7日間かけて行います。一部は18世紀に遡る伝統的なカーヴを熟成に用いています。

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