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Christophe Michel
クリストフ・ミッシェル
基本情報
| 地区 | Montagne de Reims / モンターニュ・ド・ランス - Grande Montagne de Reims / グランド・モンターニュ・ド・ランス |
| 村 | 51380 Verzy / ヴェルジィ [Grand Cru] |
| 所在地 | 26 rue de Beaumont, 51380 Verzy (Google Maps) |
| 公式サイト | https://champagnechristophemichel.com/ |
| champagne_michel_ch@terre-net.fr | |
| Tel | +33 (0)3 26 97 94 58, +33 (0)3 26 97 98 24(fax) |
| 製造業者種別 | RM |
商品更新情報
2026-07-04 21:35:24 ブリュット・63の商品情報を更新しました。
2026-07-04 21:35:24 ビュイソン・50の商品情報を更新しました。
特徴・スタイル
歴史・ブランドストーリー
詳細
クリストフ・ミッシェルは、シャンパーニュ地方モンターニュ・ド・ランス地区のヴェルジィ村に本拠を置くレコルタン・マニピュランです。ヴェルジィはグラン・クリュに格付けされた村で、一家が所有する畑もすべてが村の内側に収まっています。総面積は6haですが、それが約60もの区画に細かく分かれている点が大きな特徴です。区画ごとにブドウの状態を見極めながら手を入れていく、細やかな管理が求められる畑構成です。
栽培の考え方は、伝統的な手法と環境への配慮を両立させる理性的栽培(viticulture raisonnée)です。殺虫剤は一切使用せず、害虫対策には性フェロモンによる交信攪乱(RAK)を導入することで、薬剤に頼らない防除を続けています。
かつて中心だった化学除草剤による管理からも転換し、大半の区画では畝の間に草を生やす被覆植生(enherbement)を採用しています。土を裸のままにしないことで、土壌の流出を抑え、畑そのものの力を保つ狙いがあります。こうした積み重ねが認められ、2016年11月にはシャンパーニュ地方の持続可能な栽培を認証するVDC(Viticulture Durable en Champagne)を取得しています。
栽培する品種はピノ・ノワールとシャルドネの2種類のみで、いずれもヴェルジィ村産のブドウに限られます。なかでも祖父の代に植えられた「レ・ビュイソン」は、この2品種を半分ずつ植えた一家の象徴的な区画です。
| 自社畑面積 | 6ha |
|---|---|
| 区画数 | 約60区画(すべてヴェルジィ村内) |
| 栽培品種 | ピノ・ノワール、シャルドネの2品種 |
| 「レ・ビュイソン」の品種構成 | ピノ・ノワール50%/シャルドネ50% |
| 収穫期間 | 約10日間 |
| 収穫従事者 | 約20名 |
| 自社圧搾所 | 2か所 |
| 最低熟成期間 | 15ヶ月 |
| セラー温度 | 約12℃ |
| ジャイロパレット収容本数 | 324本 |
| 手作業によるルミュアージュ期間 | 30日間 |
| ボトル重量 | 750g(従来900g) |
| 環境認証取得 | 2016年11月 |
醸造方針
収穫はすべて手摘みで行われます。作業期間はおよそ10日間と短く、季節労働者約20名が加わって一気に摘み取りを終える体制がとられています。摘まれたブドウは村内にある自社の2か所の圧搾所へ運ばれ、収穫当日のうちに搾られます。房を崩さずそのままの状態で圧搾機に入れ、時間をかけて段階的に、しかも歩留まりを欲張らずに搾ることで、雑味の少ない澄んだ果汁だけを取り出します。搾汁の段階で果汁を区分けしておく点も、のちのアッサンブラージュの精度を支えています。
アルコール発酵は温度管理されたステンレスタンクで行われ、果実の香りをきれいに残す方向がとられます。翌年の冬の終わりには、その年のワインと前年以前から取り置いたリザーヴワインを組み合わせるアッサンブラージュが待っています。厳格な官能検査と試飲を重ねながら各キュヴェの配合を決めていく、一年の中でも最も神経を使う工程です。
瓶詰め後の熟成は、石灰岩を掘り抜いた地下のセラーで最低15ヶ月。年間を通じて約12℃で安定するこの空間が、瓶内二次発酵とその後の熟成をゆっくりと進めます。動瓶(ルミュアージュ)は324本を収容するジャイロパレットが24時間体制で担い、一部の瓶は昔ながらのピュピトルに差して30日間かけて手作業で行われます。澱抜き(デゴルジュマン)は外部の専門業者を迎えて自社のカーヴ内で行われ、瓶口をマイナス27℃の溶液に浸して澱を凍らせ、押し出したのち、減った分をドザージュ・リキュールで補います。ブリュットかドゥミ・セックかによって、このときの糖分量が調整されます。
打栓からキャップシール、ミュズレ、法定表示を備えたラベル貼りまで、仕上げの工程もすべて自社で完結させ、6本入りのカートンで出荷されます。ボトルそのものにも手が入っており、数年前まで900gあった瓶を現行では750gまで軽量化し、輸送に伴う環境負荷を抑える工夫が続けられています。
国際的な評価
2018年7月には、2007年の世界最優秀ソムリエコンクールで優勝したアンドレアス・ラーション氏がこのメゾンの主要3キュヴェを試飲し、いずれにも100点満点中90点という評価を与えています。特定の1本だけが突出したのではなく、ラインナップ全体が同じ水準で揃っていた点は、6haという小さな畑を隅々まで管理し、区画ごとの果汁を丁寧に組み立てている造り手の姿勢を映し出しています。ヴェルジィ村ひと村の個性を、高い完成度でまとめ上げる力が、外部の専門家の目からも確かめられた形です。
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