Champagne By Fernand / シャンパーニュ・バイ・フェルナンドは、フランス北東部のシャンパーニュ地方で生産されるシャンパン(発泡性ワイン)の銘柄、Moslinsを本拠とするRM / レコルタン・マニピュラン、いわゆる栽培醸造家の銘柄で、自社でブドウを育て、そのブドウでシャンパンを生産しています。
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目次

Champagne By Fernand / シャンパーニュ・バイ・フェルナンド

Champagne By Fernand

シャンパーニュ・バイ・フェルナンド

シャンパーニュ・バイ・フェルナンドは、拠点をヴァレ・ド・ラ・マルヌのモスラン村に置きながら、自社畑はグラン・クリュのアヴィーズ村・オジェ村を含むコート・デ・ブランにも広がる造り手です。祖父フェルナンの名を冠し、低ドサージュを軸にした現代的なスタイルを打ち出しています。

基本情報

地区Vallée de la Marne / ヴァレ・ド・ラ・マルヌ
- Côteaux Sud d'Epernay / コトー・シュッド・デペルネ
村51530 Moslins / モスラン
所在地6 rue de la boulangerie, 51530 Moslins (Google Maps)
公式サイトhttps://www.byfernand.com/
Mailcontact@byfernand.com
SNS@champagne_by_fernand
Tel07.60.62.18.27
製造業者種別RM

特徴・スタイル

伝統的なシャンパーニュ像を軽やかに揺さぶる「コードを覆す」という姿勢が、このブランドの信条です。とりわけドサージュの少なさを通じて、シャンパーニュの「甘さ」への固定観念に挑む狙いがあります。低ドサージュから無添加(ドサージュ0g/l)まで、糖の主張を抑えたスタイルをレンジの軸に据え、果実そのものの輪郭を前面に出す造りを志向します。コート・デ・ブランとヴァレ・ド・ラ・マルヌという性格の異なる産地の果実をブレンドに組み合わせることで、カジュアルさとテロワールの厚みを両立させています。

歴史・ブランドストーリー

名の由来となった祖父フェルナンは、ぶどう畑と自然を愛した人物で、家族のシャンパーニュづくりの原点として語り継がれています。ブランドを興したのは、孫にあたるヴァネッサ・モミーとパートナーのグザヴィエ・プティです。グザヴィエは2006年からヴァネッサの実家が営むレコルタン・マニピュランの畑で働き始め、その後ふたりで独自のキュヴェ展開に乗り出しました。創業年は媒体によって2013年とも2015年ともされますが、いずれもヴァネッサたちの世代が実家の畑を受け継ぎ、自分たちのブランドとして独立させた時期を指しています。2017年には、ふたりがシャンパーニュ生産者組合主催の若手向けコンクール「ジューヌ・タラン・デュ・シャンパーニュ」でファイナリストに選ばれ、次世代の造り手として注目を集めました。

詳細

自社畑は実家の家業と共有するかたちで6.5ha、10の村に分散しています。グラン・クリュのアヴィーズ村・オジェ村、プルミエ・クリュのグローヴ村を含み、ほかにモンテロン村、マンシー村、シャヴォ=クルクール村、ダムリー村、フルーリー=ラ=リヴィエール村、コルモワイユ村、パッシー=グリニー村にも区画を持ちます。コート・デ・ブランからヴァレ・ド・ラ・マルヌにまたがる性格の異なるテロワールを、各キュヴェのブレンドに生かす方針を取っています。2018年にはピエリーへ新しい醸造設備を投資し、モスランの拠点に加えて製造体制を整えました。

栽培・生産データ(実家との共有ドメーヌ全体)
自社畑面積6.5ha
所在する村の数10村
年間生産量(2017年時点)約35,000本
瓶内熟成期間(標準キュヴェ)3年以上

醸造方針

ドサージュはキュヴェによって0〜6g/lの幅で設定され、無添加のキュヴェも複数展開されています。標準キュヴェは瓶内熟成3年以上をかけ、ロゼには自社の赤ワインを添加するアッサンブラージュ・ロゼの手法を用いています。レンジは年号を付けないブリュットのほか、ブラン・ド・ブラン、ブラン・ド・ノワール、ロゼまで幅広く展開されています。

評価

専門誌「テール・ド・ヴァン」、シャンパーニュ生産者組合の機関誌「ラ・シャンパーニュ・ヴィティコル」など専門媒体で取り上げられてきました。

併設施設

モスランの拠点には試飲施設「シェ・フェルナン・バール・ア・シャンパーニュ」を併設し、来訪者向けにカーヴ見学と試飲を行っています。

運営体制

公式サイトの法定表示上の運営者である運営法人「モーミー・シャピア」は、2026年9月付の公告で解散・清算手続きに入りました。事業所は同年7月31日付で閉鎖済みで、清算人が選任されました。今後のブランド運営の形については、現時点で公式な言及はありません。

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