目次
Bonnevie Bocart
ボンヌヴィ・ボカール
基本情報
| 地区 | Montagne de Reims / モンターニュ・ド・ランス - Grande Montagne de Reims / グランド・モンターニュ・ド・ランス |
| 村 | 51400 Billy-le-Grand / ビリー=ル=グラン [Premier Cru] |
| 所在地 | 10 rue du MIDI, 51400 Billy-le-Grand (Google Maps) |
| 公式サイト | https://www.champagne-bonnevie-bocart.com/ |
| champagne-bocart@orange.fr | |
| SNS | BonnevieBocart@champagnebonneviebocartchampagne.bonneviebocart |
| Tel | +33 (0)3 26 67 95 67, +33 (0)3 26 66 53 95(fax) |
| 製造業者種別 | RM |
商品更新情報
2026-09-19 06:02:29 ブラン・ド・ブランの商品情報を更新しました。
2026-09-19 06:02:29 ロゼの商品情報を更新しました。
特徴・スタイル
歴史・ブランドストーリー
詳細
ボンヌヴィ・ボカールは、2007年にブランドとして正式にスタートしたシャンパーニュ独立ヴィニュロン連盟加盟のRM(レコルタン・マニピュラン)、すなわち自社畑のブドウのみでシャンパーニュを仕込むヴィニュロン・アンデパンダン(独立生産者)である。
ボンヌヴィ・ボカールの自社畑は、モンターニュ・ド・ランスのプルミエ・クリュ格付け村であるビリー=ル=グランを中心に、ヴァレ・ド・ラ・マルヌのルイユ、ヴェルヌイユ、ヴァンセル、トレルー=シュル=マルヌ、そしてヴァレ・ド・ラルドルのシャンブレシーへと分散している。3つの異なるテロワールに区画を持つことで、単一の畑では得られない多層的な個性を醸造に取り込む土台を築いており、アッサンブラージュの幅広さがこのメゾンの持ち味となっている。
ヴァレ・ド・ラ・マルヌの区画は1965年にピノ・ノワール用として、ヴァレ・ド・ラルドルの区画は2007年にピノ・ムニエ用として、それぞれ拡張の際に新たに取得されたものだ。拠点のビリー=ル=グランを軸としながら、品種ごとに適した産地を選びながら畑を広げてきた歴史がうかがえる。
2015年にHVE(Haute Valeur Environnementale)認証を取得して以降は、有機農業への転換をさらに進めている段階にある。除草剤・殺虫剤を使わず、畝の一列おきに藁を敷いて土壌を保護するなど、化学的な介入を極力抑えた栽培管理を続けている。こうした地道な取り組みの積み重ねが、畑そのものの個性を素直に映すワイン造りへとつながっている。
栽培から醸造まで、エリック・ボヌヴィとベアトリス・ボヌヴィ夫妻、そして息子ピエールとそのパートナーであるアドリアナが加わった4世代目の家族体制で一貫して手掛けている。
| 項目 | データ |
|---|---|
| 自社畑面積 | 約5ha |
| シャルドネ比率 | 43% |
| ピノ・ノワール比率 | 42% |
| ピノ・ムニエ比率 | 15% |
| HVE認証取得年 | 2015年 |
| 醗酵樽容量 | 205L |
| 年間エノツーリズム来訪者数 | 約1,200人 |
醸造方針
醸造の軸になっているのは、ビリー=ル=グラン、ヴァレ・ド・ラ・マルヌ、ヴァレ・ド・ラルドルという3つのテロワールのアッサンブラージュで、キュヴェごとに樽とステンレスタンクを使い分けている。樽仕込みには205Lのシャンパーニュ産樽を用い、酸素との緩やかな交換を通じて質感や複雑性、骨格を与えている。
一部のキュヴェではあえてマロラクティック発酵を行わず、フレッシュさと張り、長期熟成のポテンシャルを重視する方針を取る。また区画別・品種別に個別のヴィニフィカシオンを行うキュヴェもあり、それぞれの品種が持つ本来の個性を引き出す狙いがある。ロゼの一部は伝統的なマセラシオンによる直接ロゼ製法(ロゼ・ド・セニェ)で仕上げられる。
さらに一部のキュヴェには、継ぎ足しながら熟成させる「メゾンのソレラ」方式を採用している。過去のヴィンテージと現在のワインをつなぐ仕組みで、シャンパーニュでは比較的珍しい手法だが、このメゾンにとっては家族の記憶を一本のシャンパーニュに重ねる象徴的な取り組みとなっている。
ラインナップは大きく3つのカテゴリーに分けられている。定番となる「レザンコントゥルナーブル」、個性を際立たせた「レザンコンパラーブル」、新たな挑戦を映す「ラ・デクヴェルト」で、それぞれ異なる仕込み方や熟成のアプローチを反映した構成になっている。初めての一本を選ぶ際にも、これらのカテゴリーが目安になる。
エノツーリズムと環境への取り組み
エノツーリズムにも力を入れており、4月から10月にかけては電動カートで畑を巡るツアーを実施し、多くのファンを迎えている。ギフトボックスの梱包材にはブドウの残渣を15%配合するなど、パッケージ面でも環境への配慮を広げている。産地の分散、樽とタンクの使い分け、そして継ぎ足し熟成という仕組み——これらが積み重なり、ボンヌヴィ・ボカールらしい重層的な味わいを生み出している。
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