Pontfaverger-Moronvilliers / ポンファヴェルジェ=モロンヴィリエ

ポンファヴェルジェ=モロンヴィリエは、ランス北東のモン・ド・ベル地区に広がるオートル・クリュの村。畑は全10.60haすべてがシャルドネという、白品種一色の純粋なテロワールです。栽培を担うのは大手メゾン、モエ・エ・シャンドンただ1軒という、ちょっと珍しい村でもあります。

基本情報

地域圏(Région)Grand Est
県(Département)Marne
区(Arrondissement)Reims
郵便番号 : 51490
面積 : 31.52 km2
隣接するクリュ(Coomune)
Bétheniville, Saint-Hilaire-le-Petit, Aussonce, Saint-Martin-l'Heureux, Selles, Beine-Nauroy, Prosnes,

「Pontfaverger-Moronvilliers」のぶどう畑

テロワールMontagne de Reims
- Monts de Berru
格付け84% Autre Cru [?]
栽培面積10.6 ha
- Chardonnay10.6 ha (100%)
- Pinot Noir0 ha (0%)
- Pinot Meunier0 ha (0%)
- その他0 ha (0%)

特徴

全10.60haがシャルドネのみという畑からは、白ブドウだけで仕立てるブラン・ド・ブランを思わせる、シャープで端正な果実が生まれます。冷涼な気候のもとでは糖度より酸が前に出やすく、華やかさよりも清涼感や直線的なミネラル感が際立つタイプです。ただし村に拠点を置くシャンパン生産者はおらず、ブドウはモエ・エ・シャンドンの広大な調達網に組み込まれます。単独の村名を冠したキュヴェに出会う機会は少ないものの、複数の村をブレンドする名門メゾンの味わいを土台から支える、いわば縁の下の白ブドウなのです。

テロワール

ポンファヴェルジェ=モロンヴィリエは、ランスから北東へ約20km、スュイップ川が流れるモン・ド・ベル地区の村です。ブドウ畑はモン・サン・メダール丘陵の斜面に広がり、南向きの好日照を得られる位置に植えられています。この斜面は西隣のセルへと連なり、両村は同じ地形を共有しています。気候は大陸的な要素を帯びた海洋性気候で、年平均気温は10.2℃、年間降水量は702mm。パリ盆地北部に位置するため冬は寒さが厳しく(平均約3℃)、日照量はやや控えめです。品種構成はシャルドネ100%。シャルドネ比率91%超を誇るモン・ド・ベル地区のなかでも、全面シャルドネという点で、とりわけ純粋な白の村と言えます。この冷涼な気候と100%シャルドネの組み合わせが、緊張感のある酸と繊細な果実味を備えた白を生み出します。

詳細

ポンファヴェルジェ=モロンヴィリエは、ランスの北東約20kmに位置し、モンターニュ・ド・ランスモン・ド・ベル地区に属するオートル・クリュのコミューンです。村内をスュイップ川が流れ、集落は南北に細長く延びます。北はアルデンヌ県境、南は標高250mを超えるモン・ド・シャンパーニュに達し、北部では標高191mのモン・サン・メダールがコート・デ・モンの稜線を形づくります。シャンパーニュAOC圏内で隣接するのは、西側のセルのみという比較的孤立した立地です。

モン・サン・メダールの斜面に広がる全面シャルドネの畑

ブドウ畑はモン・サン・メダール丘陵の斜面に広がり、南向きの日照を得られる位置に植えられています。この斜面は西隣のセルへと連なっており、両村は同じ地形のなかで畑を分け合っています。気候は大陸的な要素を帯びた海洋性気候で、年平均気温は約10.2℃、年間降水量は702mm。パリ盆地北部に位置するため冬の寒さは厳しく(平均約3℃)、日照量も北東フランスらしくやや控えめです。栽培品種はシャルドネ100%。シャルドネ比率が91%を超えるモン・ド・ベル地区のなかでも、畑のすべてがシャルドネというこの村は、白品種への純度の高さでひときわ際立っています。総栽培面積は10.60haで、1997年の約7haから着実に拡大してきました。

畑を管理する唯一の担い手、モエ・エ・シャンドン

ポンファヴェルジェ=モロンヴィリエに本拠を置くシャンパン生産者は確認されておらず、村のブドウ畑を管理するのは大手メゾンモエ・エ・シャンドンのみです。ここで収穫されるシャルドネは、モエ・エ・シャンドンが複数の村から集める広大な調達網の一部として用いられると考えられます。村単独の名を冠したシャンパンが市場に出ることはほとんどありませんが、この純粋な白ブドウの畑は、名門メゾンのブレンドを陰で支える役割を果たしています。

歴史

「Pontfaverger」という地名は、オイル語のpont(橋)とfavrechié(鍛えられた)に由来し、「鍛冶の橋」を意味するとされます。11世紀初頭にはPons Fabricatusとして記録に登場しました。一方、南に隣接していたモロンヴィリエは1066年以降の記録を持つ古い村でしたが、第一次世界大戦(1914〜1918年)の戦火で完全に破壊され、二度と再建されませんでした。両村はともに戦争十字章を授与されています。1950年、ポンファヴェルジェはモロンヴィリエの旧村領の一部をサン・イレール・ル・プティ、サン・マルタン・ルルーとともに分け合い、現在の「ポンファヴェルジェ=モロンヴィリエ」という名称となりました。旧モロンヴィリエの土地には現在、フランス原子力・代替エネルギー庁(CEA)の核シミュレーション研究センターが置かれ、かつてはフランスの国防計画の拠点として機能していました。村の中心部には、第一次世界大戦で戦死したドイツ兵を弔うドイツ軍人墓地も残されています。

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「Pontfaverger-Moronvilliers」を拠点とするシャンパン銘柄

※現在「Pontfaverger-Moronvilliers / ポンファヴェルジェ=モロンヴィリエ」を拠点とするシャンパン銘柄は登録されていません。随時追加銘柄情報を募集しております。コンタクトよりぜひお寄せください。

参考情報