Loisy-sur-Marne / ロワジー=シュル=マルヌ

ロワジー=シュル=マルヌは、コート・デ・ブランの南東に続くヴィトリャ地区に属するオートル・クリュの小村。栽培面積わずか5.8 haのすべてがシャルドネで占められ、ヴィトリャ全体を特徴づけるチュロニアン紀の白亜土壌がブドウの個性を育む。

基本情報

地域圏(Région)Grand Est
県(Département)Marne
区(Arrondissement)Vitry-le-François
郵便番号 : 51300
面積 : 14.07 km2
隣接するクリュ(Coomune)
Blacy, Soulanges, Maisons-en-Champagne, Drouilly, Couvrot, Vitry-en-Perthois,

「Loisy-sur-Marne」のぶどう畑

テロワールVitryat
格付け84% Autre Cru [?]
栽培面積5.8 ha
- Chardonnay5.8 ha (100%)
- Pinot Noir0 ha (0%)
- Pinot Meunier0 ha (0%)
- その他0 ha (0%)

特徴

コート・デ・ブランの主要格付け村と比べると知名度は控えめながら、栽培面積が1997年の3 haから2013年には5.8 haへと急拡大しており、産地としての可能性に注目するグロワーが増えている。チュロニアン白亜に由来するシャープな酸と白いミネラルのニュアンスが際立つ骨格のしっかりした辛口スタイルは、貝類や白身魚のグリルなど繊細な塩味を持つ料理と相性がよい。

テロワール

ロワジー=シュル=マルヌは、ヴィトリャ地区の中心都市ヴィトリ=ル=フランソワの北北西約4kmに位置する。コート・デ・ブランの「南東の腕」にあたるヴィトリャは、コート・デ・ブランの中心部やコート・ド・セザンヌがカンパニアン紀(Campanian)の白亜を基盤とするのに対し、より古いチュロニアン紀(Turonian)の白亜を基盤とする点で明確に区別される。チュロニアン白亜は高いカルシウム含量とアルカリ性が特徴で、シャルドネが鉄・マグネシウム欠乏による黄化病(chlorosis)に比較的耐性を持つことから、この土壌環境でシャルドネが圧倒的な優位を保つ。ロワジー=シュル=マルヌの葡萄園は100%シャルドネで占められており、ヴィトリャ15村のうちシャルドネ100%を達成している4村のひとつでもある。自治体の標高は最低92m・最高173mで、マルヌ川は東端を流れるものの村内を直接貫通しない。チュロニアン白亜土壌の特性が、ヴィトリャのシャルドネに独特のミネラル感と酸のフレームを与えている。

詳細

ロワジー=シュル=マルヌは、ヴィトリャ地区の中心都市ヴィトリ=ル=フランソワの北北西約4kmに位置するオートル・クリュのコミューン。コート・デ・ブランの南東に続くヴィトリャは、シャンパーニュAOC圏内では比較的知名度が低い地区だが、シャルドネに特化した産地として独自の存在感を持つ。東にはクヴロ、東南東にはヴィトリー=アン=ペルトワが隣接し、その他の隣接コミューンとしてブラシー、スランジュがある。

テロワール

ヴィトリャの地質的特徴は、コート・ド・セザンヌやコート・デ・ブラン中心部のカンパニアン紀(Campanian)の白亜とは異なり、より古いチュロニアン紀(Turonian)の白亜を基盤とすることにある。チュロニアン白亜は高いカルシウム含量とアルカリ性を持ち、シャルドネが黄化病(chlorosis)への耐性を発揮しやすいため、ヴィトリャ全体でシャルドネが事実上100%を占める結果につながっている。ロワジー=シュル=マルヌはその中でもシャルドネ100%を達成する4村のひとつで、栽培面積5.8 haすべてがシャルドネで構成されている。

主要生産者

JS.ブリシュ(Julie & Stéphane Briche)は、ロワジー=シュル=マルヌを代表するレコルタン・マニピュランで、ヴィンテージ・ブラン・ド・ブランを含むラインナップを手がけ、チュロニアン白亜のテロワールを体現するシャルドネ主体のシャンパンを生産している。

歴史

ロワジー=シュル=マルヌには中石器時代からの居住の痕跡があり、考古学的発掘調査で証拠が確認されている。1850年代末にはパリ東駅〜ストラスブール線上に鉄道駅が開業し、1970年頃に旅客営業を終了したものの駅舎建物は現在も残る。ぶどう栽培の歴史は古いが、シャンパーニュAOCとしての栽培面積は1997年の約3 haから2013年には5.8 haへと拡大しており、ヴィトリャ全体とともに産地としての注目度が高まっている。

詳細を閉じる

「Loisy-sur-Marne」を拠点とするシャンパン銘柄

参考情報