目次
Virginie Bergeronneau
ヴィルジニー・ベルジュロノー
基本情報
| 地区 | Montagne de Reims / モンターニュ・ド・ランス - Petite Montagne de Reims / プティット・モンターニュ・ド・ランス |
| 村 | 51390 Ville-Dommange / ヴィル=ドマンジュ [Premier Cru] |
| 所在地 | 22 Rue de la Prévoté, 51390 Ville-Dommange (Google Maps) |
| 公式サイト | - |
| virginie.bergeronneau@gmail.com | |
| SNS | @champagnevirginie.bergeronneauChampagneVirginieBergeronneau |
| Tel | +33 6 44 26 30 50 |
| 設立 | 2012 |
| 製造業者種別 | RM |
| 生産者表記 | EARL VIRGINIE BERGERONNEAU |
| 関連銘柄familygroup |
商品更新情報
2026-07-01 13:15:24 キュヴェ・ジャンヌの商品情報を更新しました。
2026-06-10 18:12:43 キュヴェ・アデルの商品情報を更新しました。
特徴・スタイル
歴史・ブランドストーリー
詳細
ヴィルジニー・ベルジュロノーの畑は、モンターニュ・ド・ランスの西斜面に位置するプルミエ・クリュ、ヴィル=ドマンジュとサシー方面を中心に広がっています。粘土石灰質を主体とするこの一帯は、ピノ・ムニエに厚みのある果実味をもたらす土地です。さらにランス北西のマッシフ・ド・サン・ティエリー、トリニーにも飛び地の区画を持ち、こちらは砂質・シルト質の表土の下に石灰質の下層土が控える構成です。性格の異なる二つの産地を持つことが、このメゾンのアッサンブラージュの出発点になっています。
品種構成はピノ・ムニエ50%、シャルドネ25%、ピノ・ノワール25%で、ムニエを軸に据えた比率はヴィル=ドマンジュ周辺の土壌と気候に根ざした伝統的な配分です。樹齢は5年ほどの若木から50年に達する古木まで幅広く、区画ごとの性格の違いがそのまま味わいの引き出しとなっています。若木のもたらす生き生きとした果実味と、古木が与える凝縮感の両方を、同じ畑の中で使い分けられる点は小さな生産者にとって大きな強みです。
栽培では畑の70%で草生栽培を行い、土壌の生物活性と保水力を保つ管理を続けてきました。2018年7月には畑全体でHVE(オート・ヴァルール・アンヴィロヌマンタル)認証を取得し、さらに有機栽培への転換に着手しました。2023年には有機認証を取得し、同年に初の認証ブドウを収穫しています。有機栽培によるシャンパーニュは2025年からの登場が予定されており、畑の転換が瓶の中身に表れるのはこれからです。畑には自ら手掛ける養蜂の巣箱が置かれ、ミツバチの活動が生物多様性の指標として活用されている点も、この造り手の姿勢をよく表しています。
| 栽培面積(2020年時点) | 1.6ha |
|---|---|
| 栽培面積(2025年時点) | 2.24ha |
| 品種構成 | ピノ・ムニエ50%/シャルドネ25%/ピノ・ノワール25% |
| 樹齢 | 5〜50年 |
| 草生栽培の実施比率 | 畑の70% |
| HVE認証取得 | 2018年 |
| 有機栽培認証取得 | 2023年 |
| 有機認証の対象面積比率 | 100% |
| 瓶詰め本数(2020年時点) | 約5,000本 |
醸造とアッサンブラージュ
醸造で重視されるのは、それぞれの畑が持つ個性を損なわずに一つのバランスへまとめることです。ピノ・ムニエのふくよかな果実味を土台に、シャルドネが清涼感と伸びやかさを、ピノ・ノワールが骨格を補い、みずみずしさと精緻さを併せ持つスタイルを目指しています。性格の異なる二つのテロワールを併せ持つことは、この方向性を形にするうえで大きな支えとなっています。
キュヴェの名づけにも明確な方針があります。アデル、ジャンヌ、エルネスティーヌ、レアといった一族の女性たちの名を冠し、家系を支えてきた女性の存在と貢献を称えるという考え方です。栽培から醸造、瓶詰めまでを自らの手で行う小さな体制のもと、生産量は限られ、一本ずつに目の届く造りが保たれています。
受賞と評価
独立から間もない2019年、若手生産者の登竜門として知られるコンクール「ジューヌ・タラン・デュ・シャンパーニュ」のアッサンブラージュ部門で最高位を獲得しました。この受賞をきっかけに、審査委員長を務めたソムリエの推薦で批評家ティエリー・デソーヴが試飲を行い、高い評価を寄せています。
ヴィニュロン・アンデパンダンが主催するコンクールでも、2019年に金賞、2020年に銅賞を獲得しています。さらに2025年版の「ギド・アシェット・デ・ヴァン」にも取り上げられ、構成の確かさ、香りの表現力、そして全体の優雅さが評価されました。若い造り手として着実に評価を積み重ねている姿がうかがえます。
独立生産者としての体制
ベルジュロノー家が大きな転機を迎えたのは1988年のことでした。それまで協同組合に納めていたブドウを、自ら醸造し瓶詰めして自分たちの名で売る体制へと切り替えたのです。この選択が、ヴィルジニー・ベルジュロノーが自身のブランドを立ち上げる土台になりました。2012年に農業法人として登記された事業は、2022年に株式形態へ組織を改め、彼女自身が社長を務めています。大手の傘下に入らず自らの判断で造りを決める姿勢は、独立生産者の団体ヴィニュロン・アンデパンダンへの加盟にも表れています。
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