目次
Thierry Faucheron
ティエリー・フォシェロン
基本情報
| 地区 | Montagne de Reims / モンターニュ・ド・ランス - Grande Montagne de Reims / グランド・モンターニュ・ド・ランス |
| 村 | 51380 Verzy / ヴェルジィ [Grand Cru] |
| 所在地 | 11 avenue de la gare, 51380 Verzy (Google Maps) |
| 公式サイト | - |
| tfaucheron@wanadoo.fr | |
| Tel | +33 (0)3 26 97 92 25, +33 (0)3 26 97 92 25(fax) |
| 設立 | 1933 |
| 製造業者種別 | RM |
| 生産者表記 | EARL Thierry FAUCHERON |
商品更新情報
2025-07-05 19:45:26 デゥミ・セックの商品情報を更新しました。
2024-11-01 00:15:31 ミレジメの商品情報を更新しました。
特徴・スタイル
歴史・ブランドストーリー
詳細
ティエリー・フォシェロンの本拠は、モンターニュ・ド・ランス地区のグラン・クリュ村ヴェルジィです。自社畑はこの村と隣接するヴェルズネイ、さらにボーモン=シュル=ヴェル、ビスイユ、アヴネ=ヴァル=ドールの各村に広がり、総面積は約5haにとどまります。格付けの内訳はグラン・クリュが3ha、プルミエ・クリュが2haです。この面積が30ほどの区画に分かれているため、一区画あたりの広さはごくわずかで、畑ごとの個性を見極めながら手を入れていく必要があります。
栽培しているのはピノ・ノワール、ピノ・ムニエ、シャルドネの3品種です。1992年に当主となったティエリー・フォシェロンは、就任直後に減農薬・総合防除型の栽培であるリュット・レゾネへ方針を転換し、以来、殺虫剤を一切使わずに畑を管理してきました。病害虫の発生を見極めたうえで必要な処置だけを選ぶこの手法は、区画数が多く条件のばらつきも大きい畑ほど、造り手の判断力が問われます。
| 自社畑面積 | 約5ha |
|---|---|
| グラン・クリュ畑 | 3ha |
| プルミエ・クリュ畑 | 2ha |
| 区画数 | 約30区画 |
| 栽培品種 | 3品種 |
| 年間生産本数 | 約30,000本 |
| マスト換算の外部供給比率 | 約20% |
造りと生産規模
ティエリー・フォシェロンはレコルタン・マニピュラン(RM)として登録されています。自ら育てた葡萄だけを使い、瓶詰めまでを自社で完結させる形態であり、購入原酒に頼らない分、畑の出来がそのままボトルの内容を左右します。
収穫した葡萄のうち、マスト換算でおよそ20%は大手メゾンのボランジェへ供給されているとされ、自らのラベルで世に出るのは年間約30,000本にとどまります。シャンパーニュ全体で見れば非常に小さな数字ですが、限られた区画から採れた果実を選び抜いて自社の名を冠したボトルに仕立てるという、規模を追わない姿勢がそこに表れています。
畑と地域とのつながり
ティエリー・フォシェロンは、地元の栽培者協同組合で理事を務めてきました。栽培農家が共同で設備や技術を持ち寄る組織の運営に加わることは、約5haという規模の造り手にとって、地域全体の栽培水準と自らの畑を同じ目線で見直す機会にもなります。
また2000年前後からは、ベルギーで暮らす親族が手がけるブランドへ、ピノ・ノワールとシャルドネを供給する関係が続いています。畑で採れた果実の行き先は自社のボトルだけにとどまらず、家族のつながりを通じて国境を越えたところにも広がっており、小さな家族経営でありながら外へ開かれた造り手であることを示しています。
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