目次
Philippe Prié
フィリップ・プリエ
基本情報
| 地区 | Côte des Bar / コート・デ・バール - Barséquanais / バルセカネ |
| 村 | 10250 Neuville-sur-Seine / ヌービル=シュル=セーヌ |
| 所在地 | 108 Grande Rue, 10250 Neuville-sur-Seine (Google Maps) |
| 公式サイト | - |
| lprie@champagne-prie.com | |
| SNS | champagneprie |
| Tel | +33 (0)3 25 38 21 51, +33 (0)3 25 38 21 73(fax) |
| 製造業者種別 | NM |
| 生産者表記 | SARL Prié |
商品更新情報
特徴・スタイル
歴史・ブランドストーリー
詳細
ヌービル=シュル=セーヌは、シャンパーニュ地方の南端に位置するオーブ県のコート・デ・バール地区にあり、セーヌ川右岸に沿って畑が広がる産地です。所在地はヌービル=シュル=セーヌ村内のグランド・リュ(大通り)沿いにあります。フィリップ・プリエの自社畑もこの村の周辺に複数区画に分かれて点在しており、品種はシャルドネとピノ・ノワールの2種類のみに絞り込まれています。シャンパーニュ地方全体では複数品種を組み合わせるのが一般的ななか、あえて2品種に限定した構成を貫いている点が栽培方針の軸になっています。
畑面積は情報源によって差があり、直近の資料では15〜17ha程度、やや古い資料では23〜26ha程度とする記載も見られます。年版ごとの集計基準の違いによるものとみられますが、いずれの時期を取っても、コート・デ・バールの地に根ざした栽培が続けられてきました。ブレンドの軸となるのはピノ・ノワールで、シャルドネと組み合わせることで、酸のきれいさとふくよかさを両立させる配合を志向しています。
醸造方針
醸造では全キュヴェにマロラクティック発酵を採用し、角の取れたまろやかな口当たりに仕上げています。上位キュヴェについては瓶内での熟成期間を長く取る方針で、なかには最長72〜84か月にも及ぶものがあり、複雑味と熟成感を重視した造りがうかがえます。一部の上位キュヴェではシャルドネ分をバリック(樽)で発酵させる手法も取り入れており、通常のステンレスタンク主体の造りとは異なる厚みのある味わいを狙っています。自社畑を軸とした生産体制のもとで、当主自身が全キュヴェの方向性に関わり続けているのも特徴のひとつです。
評価
フィリップ・プリエは、フランスの評価誌ギド・アシェットに毎年のように取り上げられており、確認できるだけでも2012年、2013年、2014年、2016年、2017年、2020年、2021年、2022年の各版に掲載され、複数回にわたって星付き(très réussi=「大変優れている」の意)評価を獲得しています。10年余りの間に複数回にわたって掲載が継続している点は、造りの水準を長期的に保ってきたことの裏付けといえます。選出されるキュヴェは年によって異なり、ヴィンテージものからノン・ヴィンテージのレギュラーキュヴェまで幅広く評価の対象となってきました。評者のコメントでは、柑橘や白い花を思わせる香りに加えてブリオッシュ系のニュアンスがしばしば言及されており、ピノ・ノワール主体の配合がもたらす骨格の強さと、シャルドネによる繊細さのバランスが評価の背景にあるとみられます。
生産体制
同じ生産拠点では、キュヴェの系統によって複数の名義を使い分けて販売する体制を取っており、当主自身がその全体を統括しています。畑仕事から醸造、瓶詰めに至る工程への関わり方は資料によって記載の粒度が異なり、業態を示す区分表記も資料ごとに揺れが見られますが、自社畑を起点とした一貫性の高い生産体制を築いてきた点は各資料に共通しています。少量生産を維持しながら、家族経営ならではの目の届く運営を続けている点も特徴です。
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