Philippe Glavier / フィリップ・グラヴィエは、フランス北東部のシャンパーニュ地方で生産されるシャンパン(発泡性ワイン)の銘柄、Cramantを本拠とするRM / レコルタン・マニピュラン、いわゆる栽培醸造家の銘柄で、自社でブドウを育て、そのブドウでシャンパンを生産しています。
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目次

Philippe Glavier / フィリップ・グラヴィエ

Philippe Glavier

フィリップ・グラヴィエ

フィリップ・グラヴィエは、シャンパーニュのグラン・クリュ格付け村クラマンで1995年に創業した家族経営メゾン。栽培から搾汁、醸造まですべて自社で手がけ、グラン・クリュ100%シャルドネの畑から精度と凝縮感を兼ね備えたシャンパーニュを生み出している。

基本情報

地区Côte des Blancs / コート・デ・ブラン
51530 Cramant / クラマン [Grand Cru]
所在地82 rue Nestor Gaunel, 51530 Cramant (Google Maps)
公式サイトhttp://www.champagne-philippe-glavier.com/
SNS@champagnephilippeglavier
Tel+33 (0)3 26 57 58 86, +33 (0)3 26 59 28 03(fax)
製造業者種別RM
インポーターエノテカ株式会社

商品更新情報

特徴・スタイル

フィリップ・グラヴィエのシャンパーニュは、グラン・クリュ格付けの畑で育つ100%シャルドネのみからつくられる。ステンレスタンクによる伝統的な発酵に加え、木樽やフードル(大樽)も一部で使用し、区画ごとに個別に栽培・醸造することで、多彩なシャルドネの個性を引き出しアッサンブラージュに生かしている。ドサージュは5g/L以下に抑えられ、澱との接触期間も平均より長めにとることで、シャルドネらしい張りのある酸と凝縮感を際立たせるスタイルに仕上げている。

歴史・ブランドストーリー

フィリップ・グラヴィエは、クラマンでグラン・クリュ格付けの畑を継いだ3代目のヴィニュロンである。アヴィーズにあるシャンパーニュ農業高校でBTA、BTSを取得し、栽培と醸造の基礎を体系的に学んだ。 妻ヴェロニックもまた、12代にわたって続く醸造家系の生まれ。大学で商業技術の資格を取得したのち銀行業界で数年働いたが、やがて生まれ育った家業のワイン造りへと戻る道を選んだ。 1995年、フィリップとヴェロニック夫妻は、クラマンでシャンパーニュ「フィリップ・グラヴィエ」を創業した。植樹から栽培、収穫、搾汁、醸造まですべての工程を自社で担う生産者、レコルタン・マニピュランを自称し、収穫したブドウはクラマンの自社施設で丁寧に仕上げられている。夫婦二人三脚で紡いできたその歩みは、今も変わらず続いている。

詳細

フィリップ・グラヴィエは、1995年にフィリップとヴェロニックのグラヴィエ夫妻がクラマンで創業した家族経営のメゾンである。フィリップは家族3代目のヴィニュロンとして両親からグラン・クリュ格付けの畑を継承し、個人事業として運営される現在も、植樹から栽培、収穫、搾汁、醸造までのすべての工程を自社で一貫して手がけている。外部資本を入れない独立した家族経営体制を、創業から一貫して守り続けている。

クラマン、アヴィーズ、オジェ、ル・メニル=シュル=オジェはいずれもコート・デ・ブランに位置するグラン・クリュ村で、シャルドネの主要産地として知られている。自社畑はこの4村に分散し、栽培品種はシャルドネのみ。ただし本拠地クラマンでの保有区画自体は小規模で、区画の大部分はル・メニル=シュル=オジェとオジェに集中しており、生産量の75%を占めている。畑は数多くの小区画に分割されており、区画それぞれの個性を見極めながら育てる姿勢が徹底されている。

栽培においては2013年から除草剤の使用を取りやめ、化学的な介入を抑えた畑づくりへと転換した。2017年にはHVE(環境価値重視農業)レベル3の認証を取得するなど、環境に配慮した栽培への取り組みを重ねている。こうした環境配慮の姿勢は、グラン・クリュの畑を次世代に引き継いでいくための取り組みでもある。

フィリップは、アヴィーズにあるシャンパーニュ農業高校でBTA、BTSを取得し、栽培と醸造を体系的に学んだ。妻ヴェロニックは12代続く醸造家系の生まれで、大学で商業技術の資格を取得したのち銀行業界で数年働いた経験を持つ。二人三脚で畑と醸造の両面を支える体制が、フィリップ・グラヴィエの一貫した品質管理を支えている。畑仕事と醸造の両方に目を配れる体制が、グラン・クリュ4村にまたがる複数区画の管理を可能にしている。

栽培・醸造データ
自社畑面積4.4~4.7ha
区画数47~52区画
品種構成シャルドネ100%
ドサージュ5g/L以下
除草剤不使用2013年から
HVE認証レベル3(2017年取得)

醸造方針

収穫したブドウは小型の空気圧プレス(容量2,000kg)で搾汁される。あえて小容量のプレス機を用いることで、区画ごとの選果とジュースの管理精度を高め、それぞれの畑の個性を見極めながら仕込みへとつなげている。発酵はステンレス製の温度管理タンクで行う伝統的な手法を基本としながら、一部は木樽や2000Lのフードル(大樽)でも醸造し、マロラクティック発酵は全量で行い、酸をまろやかにして飲み心地の良さを引き出している。区画ごとに個別に栽培・醸造することで、多様なシャルドネの個性を組み合わせたアッサンブラージュが可能になっている。

ドサージュは5g/L以下という控えめな水準に抑え、澱との接触期間も平均より長めにとることで、骨格のはっきりとしたスタイルに仕上げている。クラマンにある自社セラーは近代的で機能的な設計とし、キュヴリー(醸造室)は温度管理付きステンレスタンク、木樽、2000Lフードル1基で構成されている。栽培から醸造、熟成まで一貫してクラマンの自社施設内で完結させる体制が、フィリップ・グラヴィエのシャンパーニュに一貫した精度をもたらしている。この一貫した生産体制は、1995年の創業以来30年以上にわたって守られてきた。

受賞歴・評価

これまでにTerre de Vins誌、Revue des Vins de France誌、Sommeliers International誌、Le Point誌など、フランス国内の主要なワイン専門誌で度々取り上げられてきた。2016年版の「ゴ・エ・ミヨ」ガイド・シャンパーニュにも掲載され、専門家からも安定した評価を受けている。こうした評価は、グラン・クリュ4村にまたがる畑仕事と、区画ごとに手をかけた醸造の積み重ねによって築かれてきたものである。

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