Patis Pluriel / パティス・プルリエルは、フランス北東部のシャンパーニュ地方で生産されるシャンパン(発泡性ワイン)の銘柄、La Neuville-aux-Larrisを本拠とするRM / レコルタン・マニピュラン、いわゆる栽培醸造家の銘柄で、自社でブドウを育て、そのブドウでシャンパンを生産しています。
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目次

Patis Pluriel / パティス・プルリエル

Patis Pluriel

パティス・プルリエル

パティス・プルリエルは、マルヌ川右岸のラ・ヌーヴィル=オー=ラリを拠点に、親子3世代が力を合わせる家族経営のレコルタン・マニピュランです。自社畑11haでムニエを主軸に育て、添加物を抑えた造りで、年ごとに一度きりのキュヴェを世に送り出しています。

基本情報

地区Vallée de la Marne / ヴァレ・ド・ラ・マルヌ
- Vallée de la Marne Rive Droite / ヴァレ・ド・ラ・マルヌ・リヴ・ドロワ
村51480 La Neuville-aux-Larris / ラ・ヌーヴィル=オー=ラリ
所在地16 rue de l'Église, 51480 La Neuville-aux-Larris (Google Maps)
公式サイトhttps://www.patispluriel.com/
SNS@patispluriel
製造業者種別RM
生産者表記SCEV CHRISTOPHE PATIS

商品更新情報

特徴・スタイル

目指すのは、素材そのものの個性をそのまま伝える造りです。主軸に据えるピノ・ムニエは、この土地にふさわしい品種だと自認しており、添加物を抑えて果実の輪郭を生かします。 仕込みは区画ごとに分けて行うのが基本で、単一区画から1品種だけを仕込むキュヴェもあれば、複数品種を個別に発酵させてから数樽だけを選んでブレンドするキュヴェもあります。無濾過で仕上げ、ドサージュの糖を加えないキュヴェが多く、果皮と触れさせる時間を活かしたロゼも手掛けています。

歴史・ブランドストーリー

パティス家の栽培の歴史は、1956年に曽祖父が村の協同組合の設立に加わったことに遡ります。当時は栽培のみを家族が担い、搾汁や醸造は組合に委ねる仕組みでした。 1991年、その代を継いだ祖父母が協同組合から独立し、栽培から醸造までを自社で手掛ける体制へ転換しました。折しも醸造学の課程を終えたばかりだった息子クリストフが技術面を支え、以後の造りの土台を築いています。1996年には、クリストフの妻となるヴィルジニーが実家の畑の半分を引き継いで家業に加わりました。 5代目にあたる息子ヴァレンタンはデザインを学んだのち家業に戻り、両親とともに事業を再構築して「パティス・プルリエル」を立ち上げました。名に込めた「複数の要素からなる」という意味は、3世代が交差する家業の在り方を表しています。2022年に初ヴィンテージを送り出しました。

詳細

自社畑はラ・ヌーヴィル=オー=ラリを含むマルヌ川右岸の6つの村にまたがり、合計11haにおよびます。キュシュリー、ドルマン、オーヴィレール、ベルヴァル=ス=シャティオン、ヴァンセルの各地に区画を持ち、土壌は粘土石灰質を基本としながら、一部の区画では緑色を帯びた粘土が見られます。なかでも樹齢50年の「クロワ・ド・ヴェルヌイユ」や樹齢10年の「パラディ」といった区画が、個性の異なる果実をもたらしています。

品種はピノ・ムニエを主軸に据え、この土地がムニエに理想的な環境だと自認しています。選んだ区画では花粉を運ぶ昆虫を助ける被覆植物を導入するなど、生物多様性に配慮した栽培へ段階的に移行しています。

栽培・醸造データ
自社畑面積11ha
自社畑の分布地区6村
初ヴィンテージ2022年
樽の使用年数(一部キュヴェ)7年
ロゼの果皮浸漬時間(一部キュヴェ)48時間
ステンレス熟成期間(一部キュヴェ)15か月

醸造方針

添加物を最小限に抑え、素材そのものの個性を表現する方針を掲げ、区画ごとの個別醸造を基本としています。無濾過のブリュット・ナチュールで仕上げるキュヴェが多く、単一区画・単一品種のぶどうを炭酸ガスで保護しながら無亜硫酸のまま仕込むキュヴェもあります。

複数品種をアッサンブラージュするキュヴェでは、品種ごとに個別発酵させたのち、テイスティングで選んだ数樽だけをブレンドする手法も採り入れています。ロゼは果皮と触れさせる時間を活かして色づきと香りを引き出し、別のキュヴェではマロラクティック発酵を経てステンレスタンクでねかせるなど、キュヴェごとに異なる仕込みを使い分けています。

シャンパーニュは一度きりの瞬間を映すものだという考えのもと、キュヴェは年ごとに区切られ、それぞれの年の性格を表す仕込みとして届けられています。

体制

栽培は父クリストフと母ヴィルジニーの家族の法人が担い、醸造はクリストフ、クロエ、当主ヴァレンタンの名で手掛けています。

醸造環境

蔵とキュヴリーは近年改装され、「最小限の介入」を旨に、地元産の木材や土を用いた素材選びと落ち着いた照明で、地域の伝統に敬意を払う空間になっています。熟成はオーク樽とステンレスタンクの両方で行われています。

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