Nomine Renard / ノミネ・ルナールは、フランス北東部のシャンパーニュ地方で生産されるシャンパン(発泡性ワイン)の銘柄、Villevenardを本拠とするRM / レコルタン・マニピュラン、いわゆる栽培醸造家の銘柄で、自社でブドウを育て、そのブドウでシャンパンを生産しています。
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目次

Nomine Renard / ノミネ・ルナール

Nomine Renard

ノミネ・ルナール

ノミネ・ルナールは、コート・デ・ブラン南部のヴィルヴナール村に本拠を置く家族経営のRM(レコルタン・マニピュラン)シャンパーニュメゾンです。自社畑のみで栽培から醸造まで一貫して手がけ、フレッシュさとエレガンス、ミネラル感を大切にしたスタイルが持ち味です。

基本情報

地区Val du Petit Morin / ヴァル・デュ・プティ・モラン
51270 Villevenard / ヴィルヴナール
所在地32 Rue VIGNE-L'ABBESSE, 51270 Villevenard (Google Maps)
公式サイトhttps://www.champagne-nomine-renard.com/
Mailcontact@champagne-nomine-renard.com
SNS@champagnenomine
Tel+33 (0)3 26 52 82 60, +33 (0)3 26 52 84 05(fax)
製造業者種別RM
インポーターエノテカ株式会社
生産者表記S.A. NOMINE RENARD

商品更新情報

特徴・スタイル

ノミネ・ルナールが目指すのは「フレッシュさ、エレガンス、ミネラル感」の三拍子がそろった味わいです。自社畑の半数を占めるシャルドネを軸に、ピノ・ノワールとピノ・ムニエをバランスよく組み合わせ、各品種・各畑を個別に仕込んでから丁寧にアッサンブラージュすることで、単調にならない奥行きのある一本に仕上げています。シグネチャーキュヴェ「Brut Nominé」は、自社畑のほぼ全区画のブドウがブレンドされた、メゾンの個性を最も色濃く映す一本です。

歴史・ブランドストーリー

1960年、葡萄栽培家の家系に生まれたアンドレ・ノミネとジェルメーヌ・ルナールが、両家の畑を統合してメゾン「ノミネ・ルナール」を創業しました。その11年後の1971年には、シャンパーニュ初のグロワー団体「クラブ・トレゾール・ドゥ・シャンパーニュ」の創設メンバーに名を連ねています。 創業者夫妻の長女レーヌ=マリー・ノミネは、1968年に地元彫刻家マリウス・ジオの手でメゾンのロゴ「ラ・ヴィニュロンヌ」のモデルとなり、今も家族の歴史を象徴する存在です。 二代目クロード・ノミネはエノロジーを修め、1970年代初頭に伝統的な木樽仕込みから全面的にステンレスタンク醸造へと舵を切りました。2010年には三代目シモン・ノミネが加わり、栽培・醸造に加え経営も担う現当主として、父クロードとともに米国・イタリア・日本への輸出拡大を進めています。創業から60年以上を経た今も、年間11名のチームによる家族経営が続いています。

詳細

ノミネ・ルナールは、シャンパーニュ地方ヴィルヴナール村を拠点に、自社栽培葡萄のみを使用する一貫生産体制を貫くRM(レコルタン・マニピュラン)です。自社畑は約21haで、ヴィルヴナールを中心にヴァル・デュ・プティ・モラン地区、コート・ド・セザンヌ、ヴァレ・ド・ラ・マルヌの3エリア5村(ヴィルヴナール、アルマン、ブロイエ、エトージュ、シャルリ=シュル=マルヌ)36区画に分散しています。

畑はエリアごとに植える品種にも違いがあり、ヴァル・デュ・プティ・モラン地区は主にシャルドネとピノ・ノワール、コート・ド・セザンヌ地区は主にシャルドネ、ヴァレ・ド・ラ・マルヌ地区はピノ・ムニエが植えられています。

なかでもヴィルヴナールの単一畑「レ・オー・ド・ラ・フォンテーヌ」はピノ・ノワール100%が植えられ、Blanc de Noirsの産地として知られています。平均樹齢は35年で、最古の木はメゾン創業(1960年)よりも前、1945年頃に植えられたものです。

栽培方針は減農薬型のアプローチである「リュット・レゾネ」(lutte raisonnée、必要最小限の農薬散布に抑える栽培法)を基本とし、生物多様性と土壌品質の保全に配慮しています。2018年からはHVEとVDCの両認証を取得しており、これらは葡萄畑の生態系や環境負荷に配慮した栽培であることを示す指標です。自社栽培葡萄のみを用いる一貫生産体制のなかで、こうした環境配慮の姿勢は畑仕事の隅々にまで行き渡っています。

現在も家族経営を貫いており、栽培・醸造・経営を含めて年間11名前後のチームが日々の畑仕事とワイン造りにあたっています。

栽培・生産データ
自社畑面積約21ha
畑区画数36区画
分布村数5村
品種構成シャルドネ50%/ピノ・ノワール20%/ピノ・ムニエ28%/ピノ・ブラン2%
平均樹齢35年
発酵期間約1ヶ月
熟成期間(NV)約30ヶ月
熟成期間(ヴィンテージ)約60ヶ月以上
瓶詰め後セラー熟成最低3年
チーム人数11名

醸造方針

収穫は最適な熟度を見極めたうえで手摘みにより行われ、創業当初から使われている伝統的な圧搾機で、果汁への負担を抑えながらゆっくりと丁寧に搾汁します。搾汁後は20度以下の低温に保たれたステンレスタンクで、品種・畑ごとに個別に仕込むことで多様なアロマの構成要素を確保し、フレッシュな果実味を損なわないよう発酵を管理したうえでアッサンブラージュに臨みます。

瓶内二次発酵を経たのち、法定最低期間のおよそ倍にあたる期間を、地下深くに広がる白亜質のカーヴでじっくりと熟成させます。出荷前には瓶詰め後最低3年のセラー熟成を経ており、こうして積み重ねた時間の厚みが、ノミネ・ルナールらしい奥行きのある味わいの土台となっています。

受賞・評価

Wine Spectator、Guide Hachette、ベタンヌ・エ・ドゥソーヴ、Decanter World Wine Awards、ジルベール・エ・ガイヤールなど、複数の主要専門誌・コンクールで継続的に高い評価を受けており、星付きレストランを含む複数のレストランのワインリストにも採用されています。こうした複数媒体からの継続的な評価は、メゾン全体としての品質の安定感を裏付けるものといえるでしょう。

1971年には、シャンパーニュ初のグロワー団体「クラブ・トレゾール・ドゥ・シャンパーニュ」の創設メンバーに名を連ねました。同団体が認定する「Special Club」キュヴェは、瓶詰め前の原酒審査と、3年以上の瓶内熟成を経たのちの商品化審査という2段階の厳格な内部審査を通過して初めてリリースされる、権威ある選抜制のキュヴェです。

海外展開

2010年に三代目シモン・ノミネがメゾンに加わって以降、二代目クロード・ノミネとともに米国・イタリア・日本といった海外市場への展開を積極的に進めてきました。栽培から醸造、経営までを一貫して担う体制を保ちながら、家族経営ならではの丁寧な造りを世界の愛好家に届け続けています。

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