Moyat Jaury Guilbaud / モイヤ・ジョウリー・ギルボーは、フランス北東部のシャンパーニュ地方で生産されるシャンパン(発泡性ワイン)の銘柄、Polisotを本拠とするRM / レコルタン・マニピュラン、いわゆる栽培醸造家の銘柄で、自社でブドウを育て、そのブドウでシャンパンを生産しています。
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目次

Moyat Jaury Guilbaud / モイヤ・ジョウリー・ギルボー

Moyat Jaury Guilbaud

モイヤ・ジョウリー・ギルボー

モイヤ・ジョウリー・ギルボーは、コート・デ・バールのポリゾ村で三世代にわたり葡萄を育ててきた家族経営のレコルタン・マニピュラン(自社栽培・醸造元)。ジョウリー家からモイヤ家、ギルボー家へと受け継がれた畑で、ピノ・ノワール主体の厚みある味わいのシャンパーニュを生み出している。

基本情報

地区Côte des Bar / コート・デ・バール
- Barséquanais / バルセカネ
村10110 Polisot / ポリゾ
所在地1 place Barré, 10110 Polisot (Google Maps)
公式サイトhttps://champagnemjg.com/fr/
Mailchampagne.moyat-jaury-guilbaud@wanadoo.fr
SNS@champagne_mjg
Tel+33 (0)3 25 38 79 18, +33 (0)3 25 29 32 39(fax)
製造業者種別RM
インポーターディオニー株式会社
生産者表記CLAUDIE GUILBAUD-MOYOT-JAURY

商品更新情報

特徴・スタイル

モイヤ・ジョウリー・ギルボーが目指すのは、品種と区画それぞれの個性を最大限に引き出したシャンパーニュ。自社畑の大半を占めるピノ・ノワール由来の力強い骨格を軸に、シャルドネが穏やかな調和を添える構成が持ち味となっている。 一番搾りの果汁のみを用いる高品質志向の醸造に加え、補糖はごく僅かな回数にとどめ、瓶詰め前まで一切のSO2無添加を貫く。そうして生まれる味わいは、厚みのあるボディに新鮮な酸が寄り添い、角のない飲みやすさへとまとまっていく。

歴史・ブランドストーリー

モイヤ・ジョウリー・ギルボーの物語は、コート・デ・バールのポリゾ村に根を張った3世代のヴィニュロン一家から始まる。村名の由来ともなったジョウリー家がこの地に初めて葡萄を植え、そこへわずか2歳半でローラン・モイヤ少年が身を寄せた。長い年月をともに働いたのち、ジョウリー夫妻は彼を養子に迎え、「モイヤ・ジョウリー」という複合姓が誕生した。 その後、ローランの娘クロディが農園に定住して葡萄栽培を発展させ、夫ローラン・ギルボーが加わったことで醸造と商業化への道が開かれる。1997年に自社シャンパーニュの醸造へ着手し、1999年には圧搾機を導入して環境負荷の小さい醸造施設と貯蔵カーヴを新設、レコルタン・マニピュランとしての体制を整えた。先代への敬意から、畑を築いたモイヤ・ジョウリーとブランドを興したギルボーの名を並べた「モイヤ・ジョウリー・ギルボー」の名が自然に定着した。

詳細

モイヤ・ジョウリー・ギルボーは、コート・デ・バールのバルセカネ地区に位置するポリゾ村(オートル・クリュ)に本拠を構えるレコルタン・マニピュランである。畑はジョウリー家が切り拓き、モイヤ家、ギルボー家へと三世代にわたって受け継がれてきた。1997年に自社シャンパーニュの醸造へ着手し、2000年からはレコルタン・マニピュランとして継続的に生産を行っている。現在はクロディ・ギルボーとローラン・ギルボー夫妻が経営にあたり、ローランが醸造と商業面を主導している。

自社畑は総面積約11ha、平均樹齢35〜40年。ピノ・ノワールを中心にシャルドネとピノ・ブランを組み合わせた構成で、村の土壌と気候を映した葡萄栽培を行っている。2016年からは除草剤や硫酸銅溶液を使わない減農薬栽培(リュット・レゾネ)へと転換し、雑草は地表下約5cmを機械で耕起して根を切る方式で処理する。減農薬栽培への転換は、土壌の生命力を守りながら葡萄本来の個性を引き出すことを目指したものである。こうした環境配慮型の栽培は、HVE(Haute Valeur Environnementale)レベル3およびVDC(Viticulture Durable en Champagne)の認証取得にもつながっている。これらは持続可能な栽培への取り組みを示す認証制度であり、環境負荷を抑えた栽培への本気度を裏付けている。

経営を担うローラン・ギルボーは、「それぞれの品種、それぞれの区画が持つ個性を最大限に引き出したい」と語る。畑ごとの微差を丁寧に読み解きながら醸造に落とし込む姿勢は、家族経営ならではのきめ細やかさを物語っている。

栽培・生産データ
自社畑面積約11ha
平均樹齢35〜40年
品種構成ピノ・ノワール85%、シャルドネ13%、ピノ・ブラン約2%
年間生産量約25,000本
自社葡萄使用率約33%
澱熟成期間最長5年
認証HVE(レベル3)、VDC

醸造方針

自社畑で収穫した葡萄のうち、全体の約1/3にあたる選りすぐりの果実だけを自社シャンパーニュ約25,000本の生産に充て、残りは他メゾンへ販売する。圧搾は一番搾りの果汁「キュヴェ」のみを使用する高品質志向を貫き、強い圧力をかけて搾る二番搾り以降の果汁は用いない。シャプタリザシオン(補糖)は長年の経験の中でごく僅かな回数にとどめてきた。

アルコール発酵にはシャンパーニュ用の培養酵母を用い、全キュヴェがマロラクティック発酵を経る。瓶詰めの直前まで一切のSO2を添加せず、酸化防止剤に頼らずに葡萄本来の果実味を保つ醸造を貫く。澱熟成は最長5年に及び、長期の瓶内熟成が厚みのあるボディと新鮮な酸、角のない飲みやすさを併せ持つスタイルを支えている。

醸造から瓶詰め、熟成に至るまで家族の手で一貫して管理され、規模を追わず品質を優先する姿勢が貫かれている。

受賞・評価

国内外の主要ワインコンクールで継続的に評価を受けている。Concours Terre de VinsやMondial des Féminaliseでは金賞、Concours International ジルベール・エ・ガイヤールやConcours International de Lyonでは銀賞を獲得したほか、Vinalies、ELLE à table、Féminaliseといったコンクールでも受賞実績を重ねている。こうした評価の積み重ねは、家族経営ならではの丁寧な造りが専門家からも支持されていることを示している。三世代にわたる家族の歩みと、丁寧な栽培・醸造への一貫したこだわりが、モイヤ・ジョウリー・ギルボーというブランドの土台を形作っている。

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