Michel Henriet / ミシェル・アンリエは、フランス北東部のシャンパーニュ地方で生産されるシャンパン(発泡性ワイン)の銘柄、Verzenayを本拠とするRM / レコルタン・マニピュラン、いわゆる栽培醸造家の銘柄で、自社でブドウを育て、そのブドウでシャンパンを生産しています。
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目次

Michel Henriet / ミシェル・アンリエ

Michel Henriet

ミシェル・アンリエ

ミシェル・アンリエは、グラン・クリュ村ヴェルズネイの畑だけで造る、5世代続くレコルタン・マニピュラン。全区画が同じ村内に収まる稀有な造り手で、マロラクティック発酵をあえて行わない伝統製法により、ヴェルズネイ産ピノ・ノワールならではの、フレッシュで純粋な味わいを追求している。

基本情報

地区Montagne de Reims / モンターニュ・ド・ランス
- Grande Montagne de Reims / グランド・モンターニュ・ド・ランス
51360 Verzenay / ヴェルズネイ [Grand Cru]
所在地12 Rue du Paradis, 51360 Verzenay (Google Maps)
公式サイトhttps://champagne-michelhenriet.fr/
Mailchamp.henrietmichel@free.fr
SNS@champagnemichelhenriet
Tel+33 (0)3 26 49 40 42
製造業者種別RM

商品更新情報

特徴・スタイル

ミシェル・アンリエのスタイルを決定づけるのは、2代目ガストンの代から守り続けるマロラクティック発酵をブロックする哲学だ。あえて丸みを削ぎ落とすことで、ヴェルズネイ産ピノ・ノワールが本来持つ骨格の強さと、澄み切った果実味をそのまま瓶に閉じ込めている。ステンレスタンクによる温度管理醸造も、この「緊張感と読みやすさ」を保つための重要な工程。控えめに加わるシャルドネが、清涼感あるミネラルの余韻を添え、フレッシュでピュアな一杯に仕上げている。

歴史・ブランドストーリー

ミシェル・アンリエの歴史は1855年、ヴェルズネイで生まれたアルテミーズ・アンリエが最初の畑を購入したことに始まる。息子ガストンは畑を発展させて一族初のレコルタン・マニピュランとなり、マロラクティック発酵をブロックする家訓を打ち立てた。4代目ミシェルと妻ニコルは1965年、屋号「Michel Henriet」を正式に採用。2002年には長女マガリと夫エマニュエルが経営に参画し、妹サンドラも家業に合流した。現在は息子カンタンが6代目として栽培醸造学を学び、キュヴェ「Arthémise」を手掛けながら参画を準備している。

詳細

ミシェル・アンリエの自社畑は約5ha、その全区画がグラン・クリュ村ヴェルズネイ内に収まっている。シャンパーニュでは複数村にまたがって畑を保有するメゾンが大半を占めるなかで、単一村に完結した造り手であることは大きな特徴だ。土壌は黄色い砂質土壌と、標高の高い場所に広がる白亜(チョーク)質に大別され、主要な区画にはLes Chaillots、Les 8 Routes、La Buffe、Pisses Renardの名が付けられている。

栽培方針は環境負荷を抑えるviticulture raisonnée(節減型栽培)を基本とし、下草を生やさない管理を続けている。将来的にはHVE(高環境価値認証)やヴィティキュルチュール・デュラブル・アン・シャンパーニュへの転換も視野に入れており、持続可能な畑づくりへの意識は世代を追うごとに強まっている。マガリ・エマニュエル世代の主導により、「Vignerons Indépendants(独立生産者組合)」への正式加盟も果たした。

メゾンデータ
自社畑面積約5ha
主要区画数4区画
プレス機容量2000kg
カーヴ構造2層(石灰岩手掘り)

醸造方針

ミシェル・アンリエの醸造で最も重要な決まりごとは、マロラクティック発酵を意図的にブロックすることだ。2代目ガストンが「ワインをより新鮮で純粋にするため」に始めたこの手法は、以後全キュヴェに一貫して適用され、一族の家訓として今日まで守られている。丸みや柔らかさを加えるマロラクティック発酵をあえて行わないことで、ヴェルズネイ産ピノ・ノワール本来の骨格と、澄んだ果実の輪郭をそのまま瓶に閉じ込める狙いがある。

醸造はステンレスタンクによる温度管理のもとで行われ、「緊張感と読みやすさ(tension et lisibilité)」を重視する家訓的アプローチが徹底されている。搾汁には空気圧プレス機「EUROPRESS」(2000kg)を使用し、優しく丁寧な圧搾でジュースの純度を保つ。醸造・熟成の拠点となるのは、石灰岩を手掘りした2層構造のカーヴで、伝統的な建築と近代的な設備が併存する空間となっている。

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