Marx Coutelas et Fils / マルクス・クートラス・エ・フィスは、フランス北東部のシャンパーニュ地方で生産されるシャンパン(発泡性ワイン)の銘柄、Venteuilを本拠とするRM / レコルタン・マニピュラン、いわゆる栽培醸造家の銘柄で、自社でブドウを育て、そのブドウでシャンパンを生産しています。
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目次

Marx Coutelas et Fils / マルクス・クートラス・エ・フィス

Marx Coutelas et Fils

マルクス・クートラス・エ・フィス

マルクス・クートラス・エ・フィスは、ヴァレ・ド・ラ・マルヌ地区のヴァントゥイユ村を拠点とするレコルタン・マニピュランです。クートラス家とマルクス家という二つの造り手が結婚で結ばれて生まれたブランドで、低ドサージュでピノ・ノワールとシャルドネを主体とした飲みやすいスタイルが持ち味です。

基本情報

地区Vallée de la Marne / ヴァレ・ド・ラ・マルヌ
- Vallée de la Marne Rive Droite / ヴァレ・ド・ラ・マルヌ・リヴ・ドロワ
村51480 Venteuil / ヴァントゥイユ
所在地2 rue du CHATEAU, 51480 Venteuil (Google Maps)
公式サイト-
Mailchampagne.marx-coutelas@wanadoo.fr
SNS
Tel+33 (0)3 26 58 63 64, +33 (0)3 26 52 96 50(fax)
製造業者種別RM
関連銘柄Mabe
関連銘柄familygroup

特徴・スタイル

味わいの軸は低ドサージュです。主体となるピノ・ノワールとシャルドネから、クリーンで飲み心地の良いスタイルを組み立てています。かつては控えめな主張のワインを目指していましたが、近年はより完熟したぶどうを見極めて収穫し、ドサージュをさらに抑える方向へと舵を切ってきました。果実の熟度とドサージュの抑制を組み合わせることで、輪郭のはっきりした果実味を保ちながらも重くなりすぎない、料理と合わせやすい味わいに仕上げています。

歴史・ブランドストーリー

クートラスという家名でのぶどう栽培は、一族がマルヌ川流域に定着した1675年ごろまで遡ります。この家系から1927年、ピエール・クートラスが自身の名で初めてシャンパーニュを瓶詰めし、独立した造り手としての歩みを刻みました。その娘クロディーヌ・クートラスは、同じヴァントゥイユ村に畑を持つジャック・マルクスと結婚し、二つの家名を合わせた「マルクス・クートラス」のブランドを興します。夫妻の息子パトリック・マルクスは両親からノウハウを受け継ぎ、畑とブランドの発展に取り組んできました。2021年末、パトリックは経営者の座を息子ブライアン・マルクスに譲りました。二代にわたって育まれてきたブランドは、こうして次の世代へと引き継がれています。

詳細

自社畑は5.5ha、約30区画に分かれてヴァントゥイユ村とその周辺に点在しています。一族が最初に手がけたという区画は現在も栽培が続けられており、南向きの台地に位置し、砂質と粘土質の土壌の下に石灰質の下層土が広がっています。この畑が複数のアッサンブラージュの骨格を支えてきました。栽培では合成農薬などの化学資材を用いず、畝間に被覆植物を導入するなど、環境に配慮した持続可能な農法を実践し、フランス有機農業認証も取得しています。畑の地下には一族が手で掘り進めたというチョーク質のセラーが広がり、ワインの熟成の場となっています。

醸造方針

収穫の判断を見直し、より完熟したぶどうを見極めて摘み取ったうえで仕込む方針へと転換が進んでいます。これに伴いドサージュも一段と抑えられ、果実の熟度を生かした現代的な骨格へと少しずつ移行してきました。

体制と展開

現在の経営はブライアン・マルクスが担っており、パトリック・マルクスは引退後も畑とセラーの作業に引き続き携わっています。ブライアンは若手生産者グループ「エピキュアワイン」の代表を務め、ランスの「シャンパーニュ・ウィーク」で毎年試飲会を主催するなど、次世代の担い手として活動を広げています。法人はもうひとつのブランド「ドメーヌ・デ・チュイルリー」の商標も保有しており、複数のブランドを手がける体制を築いています。

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