M. Demière et Fils / M.ドゥミエール・エ・フィスは、フランス北東部のシャンパーニュ地方で生産されるシャンパン(発泡性ワイン)の銘柄、Trépailを本拠とするRM / レコルタン・マニピュラン、いわゆる栽培醸造家の銘柄で、自社でブドウを育て、そのブドウでシャンパンを生産しています。
目次
M. Demière et Fils
M.ドゥミエール・エ・フィス
M.ドゥミエール・エ・フィスは、プルミエ・クリュのトレパイユ村を拠点とする家族経営のレコルタン・マニピュランです。1975年に開いた自社畑は村を中心にグラン・クリュ格付けの区画へも広がり、親子二代の造りはGuide Hachette des Vinsでも評価されてきました。
基本情報
| 地区 | Montagne de Reims / モンターニュ・ド・ランス - Grande Montagne de Reims / グランド・モンターニュ・ド・ランス |
| 村 | 51380 Trépail / トレパイユ [Premier Cru] |
| 所在地 | 2 Allée du Jardinot, 51380 Trépail (Google Maps) |
| 公式サイト | - |
| Tel | +33 (0)3 26 57 06 23, +33 (0)3 26 57 83 04(fax) |
| 製造業者種別 | RM |
| インポーター | 株式会社スイックプラス |
特徴・スタイル
シャルドネとピノ・ノワールという2つの品種だけで、骨格と華やかさのバランスを追求するスタイルです。年やキュヴェに応じて配合を変えながら、単一の型にとらわれない味わいづくりを続けています。
熟成にも時間をかけ、通常のキュヴェから上位キュヴェまで一貫して長期の瓶内熟成を経てから出荷されます。なかでもグラン・クリュ格付けの区画を使うキュヴェやブラン・ド・ブランは、さらに長い熟成期間を経て複雑な味わいに仕上げられます。フレッシュさとふくよかさを両立させた味わいを目指しています。
歴史・ブランドストーリー
1975年、結婚を機にトレパイユ村で最初の区画を取得したミシェル・ドゥミエールが、妻シルヴィアーヌとともにこのドメーヌを興しました。2001年には運営法人を設立し、家族経営としての体制を整えています。
2006年にミシェルが経営責任者の職を退いたのち、2012年には息子のマチュー・ドゥミエールが後を継いで経営責任者に就任しました。母シルヴィアーヌは持分を残したまま経営に関わり続け、2014年には両親からマチューへ持分が生前贈与されています。2018年3月にミシェルが亡くなったのちも、マチューが当主としてドメーヌを受け継いでいます。
詳細
自社畑は約6ha、モンターニュ・ド・ランス地区に位置するプルミエ・クリュのトレパイユ村内に広がっています。畑は南東から東向きの斜面にあり、朝日を十分に浴びる立地です。
醸造方針
使用する品種はシャルドネとピノ・ノワールの2種類にしぼり込まれています。配合はキュヴェや収穫年によって幅があり、シャルドネが52〜70%、ピノ・ノワールが30〜48%の間で変わります。単一の型に固定せず、その年のぶどうの出来に応じてバランスを調整する造りです。澱との接触期間は、年号を付けないキュヴェで最低24か月、グラン・クリュやブラン・ド・ブランでは最低36か月と長めに取られています。デゴルジュマン後も最低3か月は瓶を休ませてから出荷されます。
評価
Guide Hachette des Vinsでは2004年から2016年にかけて複数の版で継続的に取り上げられてきました。2012年版ではブラン・ド・ブランが「クー・ド・クール」(お気に入り)に選ばれています。
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