Liébart-Régnier / リバール・レニエは、フランス北東部のシャンパーニュ地方で生産されるシャンパン(発泡性ワイン)の銘柄、Baslieux-sous-Châtillonを本拠とするRM / レコルタン・マニピュラン、いわゆる栽培醸造家の銘柄で、自社でブドウを育て、そのブドウでシャンパンを生産しています。
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目次

Liébart-Régnier / リバール・レニエ

Liébart-Régnier

リバール・レニエ別名:リエバール・レニエ

リバール・レニエは、ヴァレ・ド・ラ・マルヌ中心部で7世代以上続く2つの栽培家系が1960年に結ばれて誕生した家族経営のレコルタン・マニピュラン。馬耕や羊の放牧など自然に寄り添う栽培を実践し、希少な古代品種も含む7品種でみずみずしく穏やかな味わいのシャンパンを届ける。

基本情報

地区Vallée de la Marne / ヴァレ・ド・ラ・マルヌ
- Vallée de la Marne Rive Droite / ヴァレ・ド・ラ・マルヌ・リヴ・ドロワ
51700 Baslieux-sous-Châtillon / バリュー=ス=シャティオン
所在地6 Rue Saint Vincent, 51700 Baslieux-sous-Châtillon (Google Maps)
公式サイトhttps://www.champagne-liebart-regnier.com/
Mailinfo@champagne-liebart-regnier.com
SNS@champagneliebartregnier
Tel+33 (0)3 26 58 11 60, +33 (0)3 26 52 34 60(fax)
設立1960
製造業者種別RM
インポーター有限会社ヌーヴェル・セレクション
生産者表記SCEV Champagne Liebart Regnier

商品更新情報

特徴・スタイル

リバール・レニエが目指すのは、ヴァレ・ド・ラ・マルヌらしいみずみずしさとやわらかさ、そして穏やかな口当たりを備えたシャンパンである。醸造では「造り込む」ことをせず、添加物を抑えたミニマルな介入を信条とする。ぶどうは区画ごとに個別醸造し、温度管理されたステンレスタンクとオーク樽を使い分けながら、収穫年ごとの個性を丁寧に引き出す。除梗を行わず、伝統的な製法を守りつつ、ドサージュには濃縮ぶどう果汁を用いるなど繊細な調整を重ねる。飾らず、日々の食卓に自然と寄り添う一本を目指している。

歴史・ブランドストーリー

リバール家とレニエ家は、いずれも7世代以上にわたってヴァレ・ド・ラ・マルヌでぶどう栽培を営んできた家系である。レニエ家はブリニーで1905年、リバール家はヴォシエンヌのレ・ムーランで1941年の収穫記録が残るなど、その歴史は古い。 1960年、ルシアン・リバールとジョルジェット・レニエが結婚し、2つの家系が一つになったことでメゾンが誕生。自社ビン詰めを開始した。1987年には息子のローラン・リバールが跡を継ぎ、醸造責任者として栽培・醸造の両面を担うようになる。 現在はヴァレリー・リバールも経営に加わり、次世代の娘であるアレクサンドラ・リバールとマリオン・リバールへとバトンが受け継がれつつある。2021年9月には創業60周年を祝った(新型コロナウイルスの影響で61年目での開催となった)。家族経営の歩みは、今も脈々と続いている。

詳細

リバール・レニエは、ヴァレ・ド・ラ・マルヌ中心部のバリュー=ス=シャティオンを拠点とする家族経営のレコルタン・マニピュラン(RM、自社畑のぶどうのみで醸造・瓶詰めを行う生産者)である。独立栽培家(ヴィニュロン・アンデパンダン)としての矜持を持ち、7世代以上にわたってぶどう栽培を営んできたリバール家とレニエ家という2つの家系が母体となっている。両家それぞれに残る収穫記録からも、その歴史の古さがうかがえる。

ヴァレ・ド・ラ・マルヌは、マルヌ川沿いに東西に延びる産地で、ピノ・ムニエを主体とした栽培が盛んなことで知られる。リバール・レニエの自社畑は35区画・約11haに及び、マルヌ川左岸のヴォシエンヌ(リバール家の本拠地)と右岸のバリュー=ス=シャティオン(レニエ家の土地)という対岸の2つのエリアに広がっている。土壌は粘土石灰質を基本とし、主に茶色土壌(ソル・ブラン、sols bruns)で構成され、水はけと保水性のバランスに優れる立地である。

栽培品種はシャンパーニュ認定7品種すべてを網羅する。主要品種のピノ・ムニエ、ピノ・ノワール、シャルドネに加え、アルバンヌ(Arbane)、プティ・メスリエ(Petit Meslier)、ピノ・ブラン、ピノ・グリといった希少な古代品種まで栽培しているのが特徴で、2025年に8番目の公認品種となったシャルドネ・ローズについても、苗木が入手でき次第の植樹を予定している。

栽培面では早くから厳格なリュット・レゾネ(減農薬・減化学肥料栽培)を実践し、草生栽培やカバークロップの導入によって土壌の生物多様性を守ってきた。害虫を捕食するコウモリのための巣箱を設置するほか、樹木と作物を共存させるアグロフォレストリーにも取り組む。

畑によっては馬による耕作や羊の放牧も取り入れ、機械に頼りすぎない土づくりを続けている。こうした積み重ねの延長線上として、2020年からはビオロジック栽培への転換にも着手した。こうした取り組みの積み重ねが、畑の生態系と長期的な品質の両立を支えている。

栽培・認証データ
項目データ
自社畑面積約11ha
区画数35区画
栽培品種数7品種(全品種栽培)
HVE認証2015年取得(レベル3)
VDC認証2018年取得
有機栽培転換開始2020年
OCASIA有機認証2023年取得

醸造方針

収穫したぶどうは区画ごとに個別醸造され、温度調節ステンレスタンクとオーク樽の両方を使い分けながら仕込まれる。除梗はせず、房ごと丁寧にプレスすることで果実のピュアな風味を引き出し、添加物を最小限にとどめた伝統的な製法を守り続けている。

一部のキュヴェには、複数年のワインを少しずつ継ぎ足しながら熟成させるソレラ方式のリザーブワインを活用し、ヴィンテージを超えた奥行きを加えている。ドサージュには濃縮ぶどう果汁(MCR)を用いることで、糖分無添加に近い自然な仕上がりを目指す。栽培・醸造の両面において、独立系のワインアドバイザーとも連携しながら品質の向上に努めている。

認証・評価

環境面では2015年にHVE(Haute Valeur Environnementale、高環境価値)のレベル3を取得し、2018年にはシャンパーニュ地方独自の環境認証であるヴィティキュルチュール・デュラブル・アン・シャンパーニュ(VDC)も取得した。2020年からはビオロジック栽培への転換を進め、2023年にはOCASIAによる有機農業認証の取得に至っている。

2026年からは自然派ワイン生産者が集う国際的な見本市「RAW WINE」への出展も予定しており、環境配慮型のぶどう栽培への取り組みを対外的にも発信している。評価面では、ガイド・アシェット、ラ・ルヴュ・デュ・ヴァン・ド・フランス、ル・ポワン、ワイン・エンスージアストといった媒体に掲載された実績があり、複数のキュヴェが国内外のコンクールでメダルを受賞するなど、着実に評価を積み重ねている。

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