Laurent Gabriel / ローラン・ガブリエルは、フランス北東部のシャンパーニュ地方で生産されるシャンパン(発泡性ワイン)の銘柄、Avenay-Val-d’Orを本拠とするRM / レコルタン・マニピュラン、いわゆる栽培醸造家の銘柄で、自社でブドウを育て、そのブドウでシャンパンを生産しています。
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Laurent Gabriel / ローラン・ガブリエル

Laurent Gabriel

ローラン・ガブリエル

ローラン・ガブリエルは、プルミエ・クリュの村アヴネ=ヴァル=ドールに本拠を置き、コート・デ・ブランのアヴィーズとオジェにも自社畑を広げる家族経営のレコルタン・マニピュランです。2023年にはドメーヌ・デ・アロンドへとブランド名を刷新しました。

基本情報

地区Vallée de la Marne / ヴァレ・ド・ラ・マルヌ
- Grande Vallée de Marne / グランド・ヴァレ・ド・ラ・マルヌ
村51160 Avenay-Val-d’Or / アヴネ=ヴァル=ドール [Premier Cru]
所在地2 rue des Remparts, 51160 Avenay-Val-d'Or (Google Maps)
公式サイトhttp://www.laurent-gabriel.com/
Mailemail@laurent-gabriel.com
SNS
Tel+33 (0)3 26 52 32 69, +33 (0)3 26 59 92 08(fax)
製造業者種別RM
関連銘柄familygroup

特徴・スタイル

ほとんどのキュヴェでマロラクティック発酵を行わないため、りんごのような柔らかな酸へ丸めず、シャンパーニュ本来のきりっとした酸を残す味わいに仕上がります。タンクと樫樽をヴィンテージごとに使い分けながら、じっくり時間をかけて熟成させることで、酸の鋭さに厚みのある香りを重ねています。デゴルジュマン時のドザージュは控えめにとどめ、果実の輪郭をまっすぐ伝える、引き締まったスタイルを目指しています。これらの選択が積み重なり、力強さと上品さを併せ持つ味わいを生み出しています。

歴史・ブランドストーリー

かつては収穫したぶどうを協同組合などへ販売する小さな栽培農家でしたが、1982年、ダニエル・ローランが自社元詰めに踏み出し、自社ブランドとしての流通を始めました。娘のマリー=マルジョリ・ローランは物流を学んだのち2001年に実家の畑へ加わり、父のもとで栽培を学びながら、少しずつ環境に配慮した栽培へと舵を切っていきます。2007年に経営を引き継ぎ、2012年からは醸造も自らの手で担うようになりました。 2023年には、ブランド名を「ローラン・ガブリエル」から「ドメーヌ・デ・アロンド」へと刷新しました。運営する法人や拠点は変わらず、刷新後の名称や個々のキュヴェ名を自社名義の商標として登録し、栽培から醸造、瓶詰めまで一貫して手がける体制を保っています。

詳細

畑は本拠地のアヴネ=ヴァル=ドールを中心に、アヴィーズ、オジェの3村、28区画に広がっています。品種構成はピノ・ノワールが8割強を占め、シャルドネとピノ・ムニエが残りを分け合う構成です。コート・デ・ブランに位置するアヴィーズとオジェの2区画は、シャルドネ用に充てられています。植樹年は1955年から2025年まで幅があり、世代をまたいだ植え替えが今も続いています。区画ごとの土壌は白亜質を基盤としながら、礫岩粘土、丘陵斜面のコルヴィオン、谷底の土、石灰質のロームなど、複数の性質が入り混じります。

現当主のマリー=マルジョリ・ローランは、放牧による除草、早めの除葉、区画に応じた動物力と機械力の使い分け、新しい植樹での選抜マサルなど、土壌の生命力を生かす方向へ栽培を転換してきました。こうした取り組みはHVE(高い環境価値)・VDC(シャンパーニュ地方の持続可能なぶどう栽培認証)の認証取得にもつながっています。

栽培データ
自社畑面積約3ha
区画数28区画
品種構成ピノ・ノワール82%、シャルドネ14%、ピノ・ムニエ4%
植樹年1955年〜2025年
認証HVE・VDC

醸造方針

ほとんどのキュヴェでマロラクティック発酵を行わず、じっくり時間をかけた熟成を軸に据えています。仕込みはステンレスタンクとホーロータンクを基本としながら、ヴィンテージの個性に応じて一部を樫樽で熟成させ、年によって使い分けています。収穫はぶどうの実を傷めないよう小型のカゴを用い、アロマが最も豊かになる熟度を見極めて摘み取ります。清澄・保護には鉱物由来の亜硫酸を使い、デゴルジュマン時のドザージュは控えめにとどめます。仕込みの節目では月齢を意識した作業も取り入れています。

受賞歴・評価

ヴィニュロン・アンデパンダンが主催するコンクールでは、2018年から2019年にかけて複数のキュヴェがシルバーおよびブロンズメダルを獲得しています。ロゼのキュヴェはGuide Hachette des Vins(2013年版)にも掲載されました。

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