目次
Larnaudie Hirault
ラルノーディ・イロー
基本情報
| 地区 | Montagne de Reims / モンターニュ・ド・ランス - Grande Montagne de Reims / グランド・モンターニュ・ド・ランス |
| 村 | 51500 Trois-Puits / トロワ=ピュイ [Premier Cru] |
| 所在地 | 20 Grande Rue, 51500 Trois-Puits (Google Maps) |
| 公式サイト | https://www.champagne-larnaudie-hirault.com/ |
| contact@champagne-larnaudie-hirault.com | |
| SNS | ChampagneLarnaudie@champagnelarnaudiefacebook pages |
| Tel | +33 (0)3 26 85 47 14, +33 (0)3 26 06 63 80(fax) |
| 製造業者種別 | RM |
| インポーター | アールアンドダブリュ株式会社 |
商品更新情報
2020-12-19 04:15:37 ブリュット・トラディショネルの商品情報を更新しました。
2020-03-26 13:25:37 プレステージの商品情報を更新しました。
特徴・スタイル
歴史・ブランドストーリー
詳細
ラルノーディ・イローは、モンターニュ・ド・ランスのプルミエ・クリュに格付けされる村、トロワ=ピュイに本拠を置くレコルタン・マニピュラン(RM)である。法人形態はEARL(有限責任農業経営体)で、ヴィニュロン・アンデパンダンにも加盟し、ぶどう栽培からシャンパンの醸造・瓶詰めまでを一貫して自社で手がける小規模生産者としての立場を明確にしている。所在地はトロワ=ピュイ村内の目抜き通りに面しており、畑と醸造拠点が近接する立地も、栽培から醸造までを一貫して手がける体制を支えている。
専任のセラーマスターを置かず、栽培も醸造も家族の手で担う体制を貫いているのも特徴のひとつだ。現在は当主のミカエル・ラルノーディが中心となり、畑仕事から瓶詰めまでの工程に目を配りながら、規模の大きさよりも一つひとつの区画への向き合い方を大切にしている。
自社畑は6ha・18区画からなり、トロワ=ピュイ、タシー、モンブレ、サシー、ヴェルヌイユの5つの村にまたがって点在する。植えられている品種はピノ・ノワール、ムニエ、シャルドネの3種。一つの村に畑を集約するのではなく、複数の村・区画に少しずつ畑を持つことで、土壌やテロワールの異なる表情を一つのメゾンの中に取り込む形をとっている。18区画という数字は、6haという畑の規模に対して区画の数がやや多いことを示しており、一枚あたりの面積が小さく、それぞれの土壌条件に応じたきめ細かな管理が求められることを物語っている。
栽培にあたっては除草剤・化学肥料・殺虫剤・合成殺菌剤を一切使用せず、土壌は耕起しながら自然な下草の生育に任せる管理を行う。環境面ではHVE(高環境価値)とVDC(シャンパーニュ地方独自の持続可能なぶどう栽培認証)をすでに取得。そのうえで2020年からは有機栽培への転換にも着手し、2023年にはメゾン史上初めてとなる有機ぶどうでの収穫を実現した。畑への負荷を段階的に減らしながら、テロワールの表情をより忠実に映すぶどうづくりを目指す姿勢がうかがえる。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 創業 | 1975年 |
| 自社畑面積 | 6ha(18区画) |
| 所在村数 | 5村 |
| 認証 | HVE、VDC |
| 年間生産量 | 約4万本 |
醸造方針
収穫からプレス、発酵、瓶詰めに至るまで、すべての工程を自社の手で行う。仕込みにはステンレスタンクと樽(フュ・ド・シェーヌ)の両方を用い、目指すキュヴェの個性に応じてその比率を変えているのが特徴だ。ステンレスタンクは果実の輪郭をクリアに保つのに適し、樽は複雑味や奥行きを加える役割を担っており、両者を組み合わせることで幅のある表現を可能にしている。
ぶどう本来の味わいを尊重する姿勢は、無ドサージュから低ドサージュのキュヴェを含むラインナップにも表れている。糖分で味を調整して均一に仕上げるのではなく、その年のぶどうや畑が持つ個性がそのまま感じられるシャンパーニュづくりを志向している。こうした選択は、糖分でスタイルを均す一般的な手法とは異なる、素材への信頼に基づくものだ。
受賞歴・評価
フランスの権威あるワインガイド、Guide Hachette des Vinsには複数年・複数キュヴェにわたって掲載され、いずれも「見事な出来」を意味する1つ星評価を獲得してきた。同誌の評では、フレッシュでミネラル感のあるスタイルから、樽熟成による複雑味を感じさせるスタイルまで、レンジ全体の振れ幅の豊かさが繰り返し言及されている。同誌は膨大な数のシャンパーニュを毎年テイスティングしたうえで評価をまとめており、その中で複数キュヴェ・複数年にわたり星を獲得し続けていることは、レンジ全体の完成度の高さを示している。
生産規模は大きくなく、6haの自社畑から年間で商業化される本数はおよそ4万本ほどにとどまる。大量生産とは一線を画し、ぶどう本来の個性を大切にした、丁寧な造りを裏付ける規模感といえるだろう。
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Brut Traditionnel / ブリュット・トラディショネル