L & S Cheurlin / L&Sシュルランは、フランス北東部のシャンパーニュ地方で生産されるシャンパン(発泡性ワイン)の銘柄、Celles-sur-Ourceを本拠とするNM / ネゴシアン・マニピュランの銘柄です。
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目次

L & S Cheurlin / L&Sシュルラン

L & S Cheurlin

L&Sシュルラン

L&Sシュルランは、コート・デ・バールのセル=シュル=ウルス村で1788年の記録まで遡る歴史を持つ家族経営メゾン。ウルス川やセーヌ川沿いの自社畑を有機栽培で育て、区画ごとのテロワールを大切にしながら、リュシーとセバスチャンの姉弟が伝統と革新を受け継いでいる。

基本情報

地区Côte des Bar / コート・デ・バール
- Barséquanais / バルセカネ
10110 Celles-sur-Ource / セル=シュル=ウルス
所在地16 rue des Huguenots, 10110 Celles-sur-Ource (Google Maps)
公式サイトhttps://www.champagne-ls.com/fr
Mailcontact@champagne-ls.com
SNS@lucie.cheurlin
Tel+33 (0)3 25 38 55 04, +33 (0)3 25 38 58 33(fax)
製造業者種別NM
生産者表記SAS GATE
関連銘柄Richard Cheurlin

商品更新情報

特徴・スタイル

L&Sシュルランが目指すのは、真正性・純粋さ・喜びを核とする味わい。ウルス川やセーヌ川、アルス川の渓谷に点在する区画をひとつひとつ個別に管理し、それぞれの個性を活かしたまま瓶に閉じ込める。希少品種ピノ・ブランも一部残し、ピノ・ノワールの骨格とシャルドネの繊細さに独特のニュアンスを添えている。軽量トラクターや植物療法によるブドウ樹のケア、温度制御可能なタンクでの低温発酵など、伝統的な手仕事と最新設備を組み合わせながら、土地の声をそのまま伝えるスタイルを描いている。

歴史・ブランドストーリー

一族の記録は1788年、ランドゥルヴィルの司祭ジョゼフ・シュルランがブドウ畑を購入したところまで遡る。20世紀初頭、エドモン・シュルランはオーブ県産ワインがマルヌ県の大手メゾンへ樽ごと売られる時代にあって、シャンパーニュのアペラシオンをオーブ県内でも認めさせる運動に加わった。続く息子レイモンは戦争と経済危機を乗り越え、栽培から瓶詰めまでを自らの手で担う決断を下し、自社ブランドを立ち上げて個人客への直接販売を始めた。 その息子アンドレは1950〜70年代にかけて優れた斜面への投資を重ね、自社畑を大きく広げた。父リシャールは化学的な体系的防除に最初に疑問を投げかけ、一部畑を有機栽培へと転換。曾祖父エティエンヌから受け継いだ、農薬普及以前の自然観察に基づく栽培の知恵が、その決断を支えた。 現在は、リシャールの子であるリュシーとセバスチャンの姉弟が家業を継いでいる。2011年に有機認証取得へのコミットメントを開始し、2014年に最初の有機認証収穫を実現。200年以上にわたる歴史のなかで培われた土地との対話を、次の世代の言葉で語り継いでいる。

詳細

L&Sシュルランはコート・デ・バール地区、セル=シュル=ウルス村を拠点とする家族経営のメゾンである。栽培から瓶詰めまでを一貫して自社で手がける、という姿勢を公式サイトは強く打ち出している。自社畑ではピノ・ノワールとシャルドネを主体としながら、シャンパーニュの他地域では失われつつある希少品種ピノ・ブランも一部で栽培を続けている。ピノ・ノワールが67%、シャルドネが31%、ピノ・ブランが2%程度の構成比になっているとされる。

自社畑はセル=シュル=ウルス村を中心に、ウルス川・セーヌ川・アルス川という三つの渓谷に区画を分けて広がる。祖父アンドレの代である1950〜70年代に優れた斜面への投資が進み、畑は着実に広がりを見せた。

栽培方針の柱は、化学資材を用いない有機栽培(ビオロジック)である。父リシャールが化学的な体系的防除に疑問を投げかけたことをきっかけに一部畑の転換が始まり、2011年にはECOCERT France SASの認証取得へのコミットメントを開始。2014年に最初の有機認証収穫を迎え、現在は自社畑の全域が認証対象となっている。この転換を支えているのは、化学農薬が普及する以前の自然観察に基づいた栽培知識である。曾祖父エティエンヌから父リシャール、そしてリュシーとセバスチャンへと伝えられてきたこの知恵が、有機栽培への移行を後押しした。

ECOCERTの認証基準は、化学合成された農薬・肥料を用いないことを軸とし、土壌や生態系への負荷を抑えながらブドウを育てる考え方に基づく。L&Sシュルランではこの基準に沿った栽培を自社畑全域で行い、瓶詰めする商品はすべて有機認証を取得したブドウ由来のものとされる。ビオディナミ調製剤の一部導入や、2004年から試験的に取り入れてきたエッセンシャルオイルによる病害対策など、化学農薬に頼らない手法を積み重ねてきた歩みが、この畑の土台を形づくっている。年間の有機ワイン生産量は約40,000本とされる。

こうした栽培から醸造までの姿勢を貫くのは、「真正性・純粋さ・喜び」を核とする哲学である。区画ごとに異なる個性を尊重しながら育て、必要以上に手を加えずにテロワールをそのまま表現しようとする姿勢が、栽培から醸造まで一貫して息づいている。この哲学は、家族経営として一貫生産を続けてきた歴史とも重なり合っている。

栽培データ
項目内容
自社畑面積約5ha(公式サイト。外部資料では5.2004ha)
品種構成ピノ・ノワール67%、シャルドネ31%、ピノ・ブラン2%
有機認証取得開始2011年
初回有機認証収穫2014年
有機栽培比率自社畑の100%
年間有機ボトル生産量約40,000本

醸造方針

収穫されたブドウは、区画ごとに個別に管理・醸造され、それぞれが持つ個性をできるだけそのまま生かす方針が貫かれている。畑では軽量トラクターを用いることで土壌への負荷を抑えつつ、植物療法(アロマテラピー)によってブドウ樹の健康を保つケアを実践している。

醸造の段階では、温度制御が可能なタンクを使用し、低温での発酵によって果実由来の繊細な香りを丁寧に閉じ込める。伝統的な手仕事と最新設備をバランスよく組み合わせることで、区画ごとの個性を最大限に引き出す造りを実現している。

姉弟の名を冠したキュヴェ

現当主であるリュシーとセバスチャンは、それぞれの名を冠したキュヴェ「Lucie Cheurlin」「Sébastien Cheurlin」を展開しており、区画ごとの個性を尊重する造りの姿勢が、姉弟それぞれの感性を映すラインナップとしても表れている。家業への復帰を果たしたリュシーとセバスチャンは、代々受け継がれてきた栽培哲学を軸としながら、これからのL&Sシュルランの方向性を担っている。幾世代にもわたって受け継がれてきた栽培への姿勢は、有機栽培への転換という形で、次の世代の手によって確かな成果へと結実しつつある。土地との対話を重ねながら、次の一本へとその哲学を注ぎ続けている。

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キュヴェ一覧

レレガント・ブリュット・ブラン・ド・ブラン・ミレジム l'Elegante Brut Blanc de Blancs Millesime

l'Elegante Brut Blanc de Blancs Millesime / レレガント・ブリュット・ブラン・ド・ブラン・ミレジム

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