目次
Jean Paul Deville
ジャン・ポール・ドゥヴィル
基本情報
| 地区 | Montagne de Reims / モンターニュ・ド・ランス - Grande Montagne de Reims / グランド・モンターニュ・ド・ランス |
| 村 | 51380 Verzy / ヴェルジィ [Grand Cru] |
| 所在地 | 13 Rue Carnot, 51380 Verzy (Google Maps) |
| 公式サイト | https://champagnedeville.fr/ |
| contact@champagnedeville.fr | |
| SNS | @champagne_devilleChampagneDevilleChampagneDeville |
| Tel | +33 (0)3 26 97 93 50, +33 (0)3 26 97 95 04(fax) |
| 製造業者種別 | NM |
| 生産者表記 | SARL CHAMPAGNE JEAN-PAUL DEVILLE |
商品更新情報
2026-06-20 08:05:26 カルト・ノワールの商品情報を更新しました。
2026-06-20 05:45:25 サフェイロス・ロゼの商品情報を更新しました。
特徴・スタイル
歴史・ブランドストーリー
詳細
ジャン・ポール・ドゥヴィルは、モンターニュ・ド・ランスに属するグラン・クリュ、ヴェルジィに本拠を置くシャンパーニュメゾンである。ドゥヴィル家は19世紀からこの村で5世代にわたりブドウを栽培してきた家系で、長らく収穫したブドウをランスの大手メゾンへ販売する栽培農家であった。転機となったのは1966年、当時23歳だったジャン=ポール・ドゥヴィルが自家醸造を志したことで、1968年に自社プレス機を完成させたことにより、収穫からボトリングまでを一貫して手がける体制が整った。現在はSARL Champagne Jean-Paul Devilleとして、家族経営の体制を維持している。
醸造の拠点となる「プレソワール・ドゥヴィル(Pressoir Deville)」は、ヴェルジィ村内のリュー・ディ「ピエール・モネ(Pierre Monnaie)」に位置し、村を抜けるD34号線沿いにある。本社は13 rue Carnot, 51380 Verzyにあり、収穫されたブドウはここに集められ、搾汁からボトリングまでの全工程がこの拠点で行われる。「プレソワール」とはフランス語で搾汁小屋を意味し、その名の通り、収穫期にはこの拠点でブドウの選果と搾汁が行われる。
自社畑はヴェルジィを中心に、マルヌ県からオーブ県にかけて点在する14の優良クリュにまたがっている。中心となるヴェルジィはグラン・クリュに格付けされたピノ・ノワールの銘醸地だが、離れたコート・デ・ブラン地区にもシャルドネ用の畑を保有し、一部はプルミエ・クリュの区画も含む。ヴェルジィ産のピノ・ノワールと、コート・デ・ブラン産のシャルドネという離れた二つのテロワールを組み合わせられることが、同メゾンのアッサンブラージュに厚みと奥行きを与えている。
使用するブドウ品種は、シャンパーニュの伝統的な三品種――ピノ・ノワール、ムニエ、シャルドネ――を基本とする。ヴェルジィの畑ではピノ・ノワールを中心とした栽培が行われる一方、コート・デ・ブランの畑からは軽やかで柑橘香の高いシャルドネが得られ、両者を組み合わせることでメゾン全体のスタイルに深みを与えている。1986年には伝統的な製法によるロゼ・シャンパーニュを、1996年には自社シャルドネの品質を核としたブラン・ド・ブランを発売するなど、単一品種構成のキュヴェにも早くから取り組んできた。
| 創業 | 1968年 |
|---|---|
| 本拠地格付け | グラン・クリュ100%(ヴェルジィ) |
| 保有クリュ数 | 14(マルヌ県〜オーブ県) |
| 二次発酵後の熟成期間 | 36〜84ヶ月(多くのキュヴェ) |
| デゴルジュマン後の瓶内静置期間 | 最低3ヶ月(一部6ヶ月) |
醸造方針
アルコール発酵はステンレスタンクで行い、キュヴェに応じてマロラクティック発酵を完全に行う場合と、一部にとどめる場合とを使い分けている。瓶内二次発酵後の澱との接触期間はキュヴェによって幅があるが、多くのキュヴェで36〜84ヶ月という長期の熟成を経ており、パンのような香ばしさや複雑なアロマの土台を作り上げている。
デゴルジュマン後も出荷までは最低3ヶ月、一部のキュヴェでは6ヶ月にわたって瓶内で静置させ、ドザージュ後の状態を十分に落ち着かせてから市場に送り出す。こうした手間を惜しまない工程の積み重ねが、白い果実や柑橘のニュアンスを備えた、フィネスとエレガンスを重視するスタイルを支えている。
経営体制
現当主であるマリー=アリス・ドゥヴィルは、ランスでエノロジーの国家資格を取得したのち家業に加わった5代目にあたる。畑仕事と醸造をジャン=ポールが担い、顧客対応や経営戦略をマリー=アリスが担当する、父娘二人三脚の体制が同メゾンの特徴である。創業50周年にあたる2018年には、マリー=アリスの発案によって、プティ・メリエやアルバンヌといった古代品種を取り入れた特別キュヴェが生み出され、伝統と新しい発想を融合させる姿勢を示した。長年にわたり培われてきた栽培への情熱と、次世代が持ち込む新たな視点を融合させながら、ジャン・ポール・ドゥヴィルは家族経営ならではの一貫性を保ち続けている。
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