Malard / マラールは、フランス北東部のシャンパーニュ地方で生産されるシャンパン(発泡性ワイン)の銘柄、Aÿを本拠とするNM / ネゴシアン・マニピュランの銘柄です。
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Malard / マラール

Malard別名:Jean Louis Malard,SEVC

マラール別名:ジャン・ルイ・マラール,SEVC

マラール(Malard)は、アイを拠点に提携ヴィニュロンからブドウを調達するネゴシアン・マニピュラン。真正性とエレガンスを追求したアッサンブラージュで知られ、2024年にはフランス大手飲料グループCastelの一員として新たな成長期を迎えました。

基本情報

地区Vallée de la Marne / ヴァレ・ド・ラ・マルヌ
- Grande Vallée de Marne / グランド・ヴァレ・ド・ラ・マルヌ
村Aÿ-Champagne / アイ=シャンパーニュ
- 51160 Aÿ / アイ [Grand Cru]
所在地23 Rue Jeanson, 51160 Aÿ (Google Maps)
公式サイトhttps://www.maisonmalard.com/champagne-malard/
Mailinfo@champagnemalard.com
SNSchampagnemalard@champagne_malard
Tel+33 (0)3 26 59 58 88, +33 (0)3 26 52 75 54(fax)
設立1996
製造業者種別NM
生産者表記CHAMPAGNE MALARD
資本グループGroupe Castel グループ 傘下

商品更新情報

特徴・スタイル

マラールのシャンパーニュは、醸造責任者Vitalie CabuselとJean-Louis Malardが手を携えて生み出す、真正性・エレガンス・バランスを軸としたアッサンブラージュが持ち味です。 ラインナップは大きく二系統。日常に寄り添う「Excellence」は、ピノ・ノワール、ムニエ、シャルドネを組み合わせた親しみやすい味わいが魅力で、ロゼは淡い色調とフレッシュな果実味が夏によく映えます。一方「Les Historiques」は、ブジーやアイなどグラン・クリュの村ごとに個性を映し出す、樽熟成を伴うシリーズです。

歴史・ブランドストーリー

マラールは1996年、エペルネ出身のJean-Louis Malardが、自社畑を持たずに提携ヴィニュロンからブドウを調達するネゴシアン・マニピュランとして創業したメゾンです。以来約30年で着実に規模を広げ、2024年時点の年間売上高は約2,000万ユーロ、年間出荷本数は約200万本に達しています。 創業から二世代にわたり家族が経営を支えており、現在は子世代がそれぞれ販売・醸造・輸出・マーケティングなど各分野でブランドを牽引しています。 2024年10月には、フランスの大手飲料グループCastelがマラールを傘下に迎え、同グループにとって初めてのシャンパーニュ生産拠点となりました。買収後もマラール家は経営に関わり続けており、約30年で築いた歩みは新たな体制のもとでさらなる広がりを見せています。

詳細

マラールは、自社畑を持たずに提携ヴィニュロンからブドウを調達するネゴシアン・マニピュラン(NM)として、シャンパーニュ地方でも一定の規模を築いてきたメゾンです。会社形態はS.A.S.(簡易株式会社)です。本拠を置くのはグラン・クリュ村アイ。19世紀の邸宅を活用した本拠には伝統的なカーヴとキュヴリーを備え、特別キュヴェ「Les Historiques」用の樽熟成室(chai à barriques)も併設されています。加えてコート・デ・ブランのオワリィには、大規模な醸造・貯蔵施設を保有し、二拠点体制で生産を支えています。

本拠には伝統的な設備に加えてショールームとテイスティングルームを併設しており、メゾンを訪れてオエノツーリズムを体験できる環境も整えられています。ブランドは大きく二つのレンジで構成されます。幅広い層に向けたアクセシブルな定番シリーズ「Excellence」と、アイ周辺のグラン・クリュ村ごとに個性を表現する単一村(モノクリュ)シリーズ「Les Historiques」です。

後者は、アイ拠点周辺のグラン・クリュ5村、ブジー、アイ、ヴェルズネイ、クラマン、アヴィーズの名を冠したキュヴェを展開し、村ごとのテロワールの違いを飲み比べられる構成となっています。「Excellence」6種と「Les Historiques」6種を軸に、ギフト向けの「Coffret Les Historiques」も用意され、贈答需要にも応えるラインナップとなっています。

生産データ
創業年1996年
年間売上高約2,000万ユーロ(2024年時点)
年間出荷本数約200万本(2024年時点)
瓶内最低熟成期間15か月以上
ラインナップ数Excellence 6種/Les Historiques 6種(計12種)
モノクリュ対象グラン・クリュ村数5村

醸造方針

醸造面では、醸造責任者Vitalie CabuselとJean-Louis Malardが協働し、真正性・エレガンス・バランスを重視したアッサンブラージュを追求しています。瓶詰め後は最低15か月の熟成期間を経てから出荷されるのが基本方針です。

定番シリーズ「Excellence」のうち、Brutはピノ・ノワール、ムニエ、シャルドネの三品種によるアッサンブラージュ、Blanc de Noirsはピノ・ノワール100%で仕立てられています。ヴィンテージキュヴェのMillésime 2016 BIOは、有機栽培ブドウを使用した低ドサージュのエクストラ・ブリュットで、環境に配慮した栽培方針を反映した一本です。ロゼはフレッシュな果実味とほどよい甘美さを持ち、夏場によく合う軽やかな味わいに仕上げられています。

一方の「Les Historiques」は、単一グラン・クリュ村を表現するモノクリュシリーズで、樽熟成を経て仕込まれる点が特徴です。ヴィンテージであるMillésime 2015は、セラーでの熟成を経て黄色い果実、ブリオッシュ、蜂蜜を思わせる香りとフレッシュ感を兼ね備えた味わいに育っています。

経営体制

マラールは2024年10月、フランスの大手飲料グループCastelの傘下に加わりました。Castelは1949年にPierre Castelが創業し、ボルドーに本拠を置く企業グループで、ボルドーの複数シャトーやBaron de Lestac、Listel、酒販チェーンNicolasなどを傘下に持つことで知られています。シャンパーニュ地方での生産拠点保有はCastelグループにとって本件が初めてであり、マラールは同グループの新たな一翼を担う存在となりました。

買収後もマラール家は経営に関与を続けており、創業から築き上げてきたブランドの方向性は変わらず受け継がれています。約30年にわたり育ててきたメゾンとしての歩みが、大手グループの後ろ盾を得て、さらに大きなステージへと進む局面を迎えています。こうした変遷を経てもなお、真正性を大切にする姿勢とグラン・クリュ由来のスタイルは一貫しています。

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