Hervy Quenardel / エルヴィ・ケナルデルは、フランス北東部のシャンパーニュ地方で生産されるシャンパン(発泡性ワイン)の銘柄、Verzenayを本拠とするRC / ブドウ農家の銘柄で、育てたブドウを生産者協同組合にもちこみシャンパンを生産しています。
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目次

Hervy Quenardel / エルヴィ・ケナルデル

Hervy Quenardel

エルヴィ・ケナルデル

エルヴィ・ケナルデルは、シャンパーニュ地方グラン・クリュ村ヴェルズネイに本拠を置き、4代続く家族経営のメゾン。ヴェルジィ、シルリィにも自社畑を広げ、合計約6haの畑でピノ・ノワールを主体に減農薬栽培を実践し、自らの手で丁寧にシャンパーニュを仕込んでいる。

基本情報

地区Montagne de Reims / モンターニュ・ド・ランス
- Grande Montagne de Reims / グランド・モンターニュ・ド・ランス
51360 Verzenay / ヴェルズネイ [Grand Cru]
所在地12 Rue Werlé, 51360 Verzenay (Google Maps)
公式サイトhttps://champagne-hervyquenardel.fr/
SNS@champagne_hervy.quenardel
Tel+33 (0)3 26 49 44 52, +33 (0)3 26 49 45 64(fax)
製造業者種別RC
生産者表記EARL HERVY-QUENARDEL

商品更新情報

特徴・スタイル

ヴェルズネイ、ヴェルジィ、シルリィという北向きの丘陵で育つピノ・ノワールを主体に据えることで、エルヴィ・ケナルデルのシャンパーニュはコクと骨格のある力強い味わいを描き出す。シャルドネはその輪郭に爽やかな酸を添え、両者のバランスが飲み手を惹きつける。 醸造では一部をオーク樽で仕込み複雑味を重ねる一方、フレッシュさを守りたい部分はステンレスタンクで丁寧に管理するなど、キュヴェごとに異なる表情を引き出す工夫も凝らす。ロゼにはセニエ製法を用い、果皮由来の色と香りをまとった華やかな一本に仕上げている。

歴史・ブランドストーリー

エルヴィ・ケナルデルの歩みは、一枚の畑を父から息子へと託し続けてきた4世代の物語である。創業の詳しい経緯は伝わっていないものの、EARLという家族経営の枠組みのもと、ヴェルズネイを拠点にぶどう栽培と醸造の両方を自らの手で担う姿勢が、代々受け継がれてきた。 やがて所有地はヴェルジィ、シルリィのグラン・クリュ丘陵にも広がり、約70もの区画に分かれる畑を家族で管理する体制が築かれた。栽培から瓶詰めまでを一貫して自社で行う姿勢こそが、このメゾンの変わらぬ軸となっている。

詳細

ヴェルズネイの丘陵を拠点とするエルヴィ・ケナルデルは、モンターニュ・ド・ランス屈指のグラン・クリュ村3つにまたがって自社畑を構える生産者である。所有地はヴェルズネイに加え、ヴェルジィ、シルリィにも広がり、その総面積は約6ha。畑は約70もの区画に細かく分かれており、丘陵の斜面ごとに異なる土壌や日照条件を丁寧に読み分けながら栽培にあたっている。このように複数のグラン・クリュ村にまたがって畑を保有する点は、家族経営の生産者としては際立った規模を示している。

品種構成はピノ・ノワールが8割を占め、シャルドネが残りの2割を担う。仕立て方法も品種ごとに使い分け、ピノ・ノワールにはコルドン・ド・ロワイヤ、シャルドネにはシャブリ仕立てを採用することで、それぞれの品種が持つ個性を最大限に引き出す工夫を凝らしている。コルドン・ド・ロワイヤは樹勢を抑えて凝縮感を高め、シャブリ仕立ては収量と樹の健全性のバランスを取りやすい仕立てとして知られる。栽培においては農薬の使用を必要最小限に抑える「リュット・レゾネ」を実践し、環境と樹の健全性の両立を図る。耕耘などによる土壌管理はすでに畑の3分の1で導入されており、今後は対象区画をさらに広げていく方針が示されている。なお、HVEやVDCといった環境認証については、公式サイト上で取得の手続きが進められている段階である。

栽培データ
項目内容
自社畑面積約6ha
区画数約70区画
品種構成ピノ・ノワール80%/シャルドネ20%
土壌管理導入区画畑全体の3分の1

醸造方針

醸造においては、ヴィンテージによる違いを抑えるためにリザーヴワインを一定割合でブレンドし、年ごとに安定した味わいを保つスタイルを大切にしている。仕込みの過程では、複雑味を重ねたいキュヴェは一部をオーク樽で醸し、フレッシュな果実味を生かしたいキュヴェはステンレスタンクで管理するなど、目的に応じて容器を使い分けているのも特徴だ。ロゼにはセニエ製法を採用し、除梗したピノ・ノワールを果皮とともにマセレーションすることで、色合いと香りに厚みを持たせている。栽培から醸造、瓶詰めに至るまでを家族の手で一貫して手がける姿勢が、エルヴィ・ケナルデルというメゾンの根幹を成している。

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