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Guy de Forez
ギィ・ド・フォレーズ別名:ギィ・ド・フォレズ
基本情報
| 地区 | Côte des Bar / コート・デ・バール - Barséquanais / バルセカネ |
| 村 | 10340 Les Riceys / レ・リセ |
| 所在地 | 32 Rue du Général Leclerc, 10340 Les Riceys (Google Maps) |
| 公式サイト | https://www.guydeforez-riceys.fr/ |
| champagne.guydeforez@wanadoo.fr | |
| SNS | @champagneguydeforezriceys |
| Tel | +33 (0)3 25 29 98 73 |
| 製造業者種別 | RM |
| 生産者表記 | LA SCEA DU VAL DU CEL, |
商品更新情報
2026-09-17 22:20:29 トラディション・ブリュット・ナチュールの商品情報を更新しました。
2026-09-15 20:02:23 ブリュット・トラディションの商品情報を更新しました。
特徴・スタイル
歴史・ブランドストーリー
詳細
ギィ・ド・フォレーズの自社畑は、コート・デ・バール地区に位置するレ・リセ村の中に広がっている。レ・リセ村はシャンパーニュ全体でも最大級の栽培面積を持つ村として知られ、その土地の中でヴェナー家は面積10ha前後の畑を守り続けている。品種構成はピノ・ノワールが97%を占め、ムニエ2%、シャルドネ1%というごくわずかな割合が加わる程度で、畑全体がほぼピノ・ノワール一色に染まっているのが最大の特徴だ。こうした品種構成は、コート・デ・バール地区の中でも特にピノ・ノワールへの傾倒が強いスタイルを物語っている。
畑が根を下ろすのは、キンメリジャン期に形成された石灰質泥灰岩と、硬質な石灰岩が幾層にも重なる土壌で、コート・デ・バール地区のなかでもバルセカネ地区に典型的な地質構造とされる。石灰分を豊富に含んだこの土壌が、ぶどうに繊細なミネラル感と、シャンパーニュに欠かせない骨格を与えている。栽培においては区画ごとの状態を継続的にモニタリングしながら、収穫はすべて手摘み・選果で行い、収穫したぶどうの質を畑の段階から見極める体制を敷いている。
栽培方針の軸となるのはリュット・レゾネ、すなわち農薬や化学資材の使用を必要最小限に抑える減農薬型の慣行栽培だ。ヴェナー家は1990年代からコート・デ・バール地区における持続可能な栽培のパイオニアの1つとして知られており、2008年に発足したフランス政府主導の農薬使用低減実証事業「DEPHYネットワーク」にも早くから参画してきた。こうした積み重ねの成果として、2012年には持続可能な栽培認証「TERRA VITIS」を取得し、環境負荷を項目ごとに数値評価するフランスの環境認証制度「HVE(高環境価値認証)」でも、最高位にあたるレベル3を獲得している。ぶどう栽培から醸造までを自らの手で行うレコルタン・マニピュランとして、栽培段階での環境配慮を重視する姿勢は、このメゾンのアイデンティティそのものになっている。
醸造方針
収穫されたぶどうは、伝統的な垂直式圧搾機でゆっくりと優しく搾汁される。垂直式圧搾機は現代の高速な圧搾機に比べて手間がかかるものの、果汁への負荷が少なく、雑味の少ないピュアな果汁を得やすいとされる。得られた果汁はシャンパーニュ方式(méthode champenoise)に則り、瓶内二次発酵を経てシャンパーニュへと仕上げられる。一次発酵はステンレスタンクで行われ、酸をまろやかにするマロラクティック発酵も実施することで、ピノ・ノワール由来の力強さに丸みを添えている。
清澄処理では、澱を早く沈めるためのコラージュ(清澄剤添加)をあえて行わず、濾過のみで仕上げる方針を貫く。手間と時間はかかるものの、ぶどう由来の風味をできる限りそのまま瓶に閉じ込めるための選択だ。動瓶(ルミュアージュ)も機械式のジャイロパレットではなく、今なおピュピトルを用いた手作業で行われている。デゴルジュマンについても、瓶口を凍結させる現代的な方式ではなく、澱を含んだ瓶内の圧力だけで栓を抜く伝統的な「デゴルジュマン・ア・ラ・ヴォレ」方式を守り続けている。
こうした手間のかかる工程へのこだわりは、瓶内リー(澱)熟成に長い時間をかける造りにも表れている。出荷を急がず、時間をかけて骨格を磨き上げる姿勢を大切にしている。
本拠を構えるのは17世紀に建てられた建物で、当時の面影を残すヴォールト天井のカーヴが今も現役で使われている。家族経営ならではの目の行き届いた管理のもと、畑仕事から瓶詰めまでの一つひとつの工程に手間を惜しまない姿勢が、ギィ・ド・フォレーズのシャンパーニュに一貫した骨格の強さを与えている。現在は先代から受け継いだ哲学のもと、フランシス・ヴェナーと妻シルヴィが日々の畑仕事と醸造を担っている。
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