目次
Guy de Chassey
ギィ・ド・シャゼ
基本情報
| 地区 | Montagne de Reims / モンターニュ・ド・ランス - Grande Montagne de Reims / グランド・モンターニュ・ド・ランス |
| 村 | Val de Livre / ヴァル=ド=リーヴル - 51150 Louvois / ルーヴォワ [Grand Cru] |
| 所在地 | 1 place de la Demi Lune, 51150 Louvois (Google Maps) |
| 公式サイト | https://www.champagne-guy-de-chassey.com/ |
| info@champagne-guy-de-chassey.com | |
| SNS | @champagneguydechasseychampagneguydechassey |
| Tel | +33 (0)3 26 57 04 45, +33 (0)3 26 57 82 08(fax) |
| 製造業者種別 | RM |
| インポーター | アオセフランス株式会社 アールアンドダブリュ株式会社 |
商品更新情報
2020-03-26 22:07:22 ブリュット・カルト・ノアールの商品情報を更新しました。
2020-03-26 22:07:10 ブリュット・ロゼの商品情報を更新しました。
特徴・スタイル
歴史・ブランドストーリー
詳細
シャンパーニュ地方モンターニュ・ド・ランス地区に位置するルーヴォワ村は、村全体が100%グラン・クリュに格付けされた稀少な村のひとつである。ギィ・ド・シャゼは、この村を本拠地とし、7世代にわたって受け継がれてきた9.5haの自社畑を営むレコルタン・マニピュラン(RM)である。自社畑はルーヴォワのほか、同じくグラン・クリュに格付けされるブジー、プルミエ・クリュのトキシエール=ミュトリーの3コミューンに分散しており、ピノ・ノワール75%、シャルドネ25%という構成でぶどうが育てられている。
畑の土壌は粘土石灰質で、多くの区画が南向き・南東向きの斜面に開けており、日照条件に恵まれている。栽培にあたっては畑の一部で草生栽培と耕起を組み合わせる「理性的栽培」を実践し、土壌・水・大気・生物多様性の保全を重視する姿勢を貫いている。こうした取り組みはフランスの環境認証であるHaute Valeur Environnementale(HVE)の取得にもつながっており、メゾンはまた独立系の栽培醸造家が集うヴィニュロン・アンデパンダンにも加盟し、家族経営ならではの一貫した哲学を畑仕事の隅々にまで反映させている。
畑仕事の哲学は、家族経営として世代を超えて受け継がれてきた点に色濃く表れている。現在はマリー・オディール・ド・シャセとその娘イングリッド・ド・シャセの母娘2代が経営にあたり、栽培から醸造までを一貫して見守る体制を維持している。ぶどう栽培に対するこうした地道な姿勢は、収穫量を追うのではなく、土地の個性を丁寧に映し出すワインづくりを志向する醸造哲学へとそのままつながっていく。こうした家族経営の連続性は、単なる技術の継承にとどまらず、土地への敬意やぶどう栽培への謙虚な姿勢そのものを次世代に伝える営みとなっている。
| 自社畑面積 | 9.5ha |
|---|---|
| 品種構成 | ピノ・ノワール75%/シャルドネ25% |
| 経営世代 | 7世代 |
| 発酵温度 | 18℃前後 |
| 認証 | Haute Valeur Environnementale(HVE) |
マロラクティック発酵を行わない醸造哲学
収穫したぶどうは、木製の垂直式圧搾機でゆっくりと圧搾される。搾汁後のアルコール発酵はステンレス製タンクで行われ、18℃前後という比較的低めの温度で管理される。こうした丁寧な温度管理のもとで、酵母の働きを穏やかに保ちながら発酵が進められる。
特筆すべきは、多くのシャンパーニュメゾンが採用するマロラクティック発酵を、ギィ・ド・シャゼがあえて行わない点である。りんご酸を乳酸に変えるこの工程を省くことで、ワインが本来持つフレッシュな酸とぶどうの果実味を最大限に残し、同時に長期熟成に耐えるポテンシャルを確保するという狙いがある。フレッシュさ、熟成による深み、そして果実味という3つの要素をどれも犠牲にしないための選択であり、メゾンの醸造哲学の核をなす部分と言える。
仕上げの動瓶(ルミュアージュ)も機械に頼らず、全量を手作業で行っている。手間のかかる工程だが、瓶ごとの状態を確かめながら丁寧に澱を集めることで、最終的な仕上がりの質を高める意図がある。搾汁から動瓶に至るまで、随所に手仕事へのこだわりが息づいている醸造スタイルである。
こうした一連の工程には、効率や量産を優先するのではなく、一本のシャンパーニュに時間と手間を惜しまないという姿勢が貫かれている。派手さはなくとも、丁寧な仕事の積み重ねが、ワインに宿る奥行きを支えている。
国際的な評価
ギィ・ド・シャゼが手がけるキュヴェの数々は、国際的なワインコンクールやガイドブックにおいて継続的にメダルや星付きの評価を獲得している。レコルタン・マニピュランとして畑と醸造の両面にこだわり抜く姿勢が、こうした外部評価にも着実に反映されていると言えるだろう。こうした評価は一過性のものではなく、複数の年にわたって安定して得られている点に、ギィ・ド・シャゼの品質への一貫した取り組みがうかがえる。
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