Godmé Sabine / ゴドメ・サビーヌは、フランス北東部のシャンパーニュ地方で生産されるシャンパン(発泡性ワイン)の銘柄、Verzenayを本拠とするRM / レコルタン・マニピュラン、いわゆる栽培醸造家の銘柄で、自社でブドウを育て、そのブドウでシャンパンを生産しています。
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目次

Godmé Sabine / ゴドメ・サビーヌ

Godmé Sabine

ゴドメ・サビーヌ

ゴドメ・サビーヌは、モンターニュ・ド・ランスのグラン・クリュ、ヴェルズネイを拠点とするRM(レコルタン・マニピュラン)。1930年創業の家族畑を、サビーヌ・ゴドメ夫妻が受け継ぎ、5村に広がる自社畑で高比率のリザーブワインを用いた奥行きある味わいを追求している。

基本情報

地区Montagne de Reims / モンターニュ・ド・ランス
- Grande Montagne de Reims / グランド・モンターニュ・ド・ランス
51360 Verzenay / ヴェルズネイ [Grand Cru]
所在地1 rue du Phare, 51360 Verzenay (Google Maps)
公式サイトhttps://www.champagne-godme-sabine.fr/
Mailcontact@champagne-godme-sabine.fr
SNS
Tel +33 (0)3 26 49 45 28
設立1994
製造業者種別RM

商品更新情報

特徴・スタイル

ゴドメ・サビーヌが目指すのは、5つのグラン・クリュ/プルミエ・クリュ村の個性を映し出す、緻密なブレンド設計によるシャンパーニュ。単一品種で造るモノセパージュのキュヴェから、複数村・複数品種を組み合わせるアッサンブラージュまで、幅広いスタイルを展開する。高比率のリザーブワインを惜しみなく用いることで、年による変動を抑えながら、厚みと奥行きのある味わいの安定を図っている点も特徴だ。ハイエンドを志向する丁寧な造りが、飲み手に確かな満足感を届けてくれる。

歴史・ブランドストーリー

ブランド「GODMÉ」の物語は1930年、ジョゼフ&アントワネット・ゴドメ夫妻と、その子であるミシェル&ベルトラン夫妻によって幕を開けた。舞台となったのは、シャンパーニュ屈指のグラン・クリュ村として知られるヴェルズネイ。ブドウ栽培とシャンパーニュ造りに真摯に向き合いながら、家族経営の礎を一歩ずつ築き上げていった。 転機が訪れたのは1994年のこと。第4世代となるサビーヌ・ゴドメが夫ジャン=マリー・ギヨームとともに経営を継承し、先代から受け継いだ畑と技術を土台に、ドメーヌをさらに発展させていく。現在では、子であるマリーとマチューも後継として関わり始めており、90年以上にわたって紡がれてきた家族の物語は、次の世代へと静かに引き継がれようとしている。

詳細

ゴドメ・サビーヌの自社畑は、モンターニュ・ド・ランスのグラン・クリュ村ヴェルズネイを拠点に、5.5haの面積を20区画超に分散させて保有している。畑が広がるのは、グラン・クリュのヴェルズネイ、ヴェルジィ、ボーモン=シュル=ヴェルと、プルミエ・クリュのヴィレ=マルムリー、モンブレを合わせた5つの村。単一の畑に依存せず、複数のクリュにまたがってブドウを確保することで、収穫年ごとの気候変動にも動じにくい安定した原料調達を可能にしている。1930年の創業以来、代を重ねるごとに区画をひとつずつ丁寧に見極めながら広げてきたこの畑の広がりこそが、家族経営ならではの積み重ねを物語っている。

植えられている品種はシャルドネとピノ・ノワールを中心に、ピノ・ムニエも一部で用いる。樹の平均樹齢は約30年で、若木に偏らない成熟した畑構成が、ワインに厚みのある果実味を与えている。なかでもヴィレ=マルムリーは、モンターニュ・ド・ランスの中でもシャルドネを産する数少ない村のひとつに数えられ、ブラン・ド・ブラン系のキュヴェを支える重要な産地となっている。こうした複数品種・複数村の組み合わせが、シャルドネ由来の繊細さとピノ・ノワール由来の骨格を併せ持つ、奥行きのある味わいの土台となっている。

栽培においてはHVE(高環境価値)認証を取得し、収量を抑えた栽培管理や、畑に緑を残す草生栽培(enherbement)、資材投入の合理化など、環境負荷を抑えたアプローチを実践している。土地の力を引き出しながら持続可能な畑づくりを続けている点も特徴だ。こうした環境配慮型のアプローチは、単なる認証取得にとどまらず、次の世代へ健全な土壌を引き継ぐという長期的な視点に基づいている。

栽培・生産データ
項目データ
自社畑面積5.5ha
保有区画数20超
畑保有村数グラン・クリュ3村・プルミエ・クリュ2村の計5村
平均樹齢約30年
リザーブワイン使用比率30〜50%
栽培認証HVE

醸造方針

各キュヴェの醸造では、30〜50%という高い比率でリザーブワインを用いるのが大きな特徴だ。単年のヴィンテージだけに頼らず、複数年のワインを重ねてブレンドすることで、天候の振れ幅を吸収し、毎年安定した品質のシャンパーニュに仕上げている。ラインナップは、単一品種で造るモノセパージュのキュヴェと、複数村・複数品種を組み合わせるアッサンブラージュのキュヴェの両方を軸に構成され、いずれもハイエンドを志向した緻密なブレンド設計のもとで造られている。モノセパージュとは単一品種のみで仕上げるスタイル、アッサンブラージュは複数の品種・畑・年号のワインを組み合わせるスタイルを指す。これら異なる哲学によるキュヴェを併せ持つことで、ゴドメ・サビーヌは飲み手にヴェルズネイをはじめとする各村の個性を多面的に伝えている。5つのグラン・クリュ/プルミエ・クリュ村という恵まれたテロワールを、几帳面な醸造技術で丁寧に磨き上げるスタイルが、このドメーヌの真骨頂といえるだろう。こうした造りの背景には、ヴェルズネイという銘醸地の特性を最大限に引き出したいという、四代にわたる家族共通の思いがある。

評価・受賞歴

ゴドメ・サビーヌのシャンパーニュは、ヴィニュロン・アンデパンダンやフェミナリーズといった品評会で、2016年や2018年など複数年にわたり評価を得ており、ギド・アシェット・デ・ヴァンでも毎年版でいくつかのキュヴェが星付きの評価を獲得している。単一のキュヴェにとどまらず、レンジ全体を通じて安定した評価を積み重ねてきたことが、このドメーヌへの信頼を裏付けている。国内外の品評会で重ねてきた評価は、ヴェルズネイという銘醸地の実力を裏付けるものであり、家族経営でありながら着実に存在感を高めてきた証でもある。近年は畑に隣接する敷地内にテラス付きの試飲スペースを新設し、訪れる人が造り手の哲学に直接触れられる場を整えている。

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