Delong Marlène / ドゥロング・マルレーヌは、フランス北東部のシャンパーニュ地方で生産されるシャンパン(発泡性ワイン)の銘柄、Allemantを本拠とするRM / レコルタン・マニピュラン、いわゆる栽培醸造家の銘柄で、自社でブドウを育て、そのブドウでシャンパンを生産しています。
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目次

Delong Marlène / ドゥロング・マルレーヌ

Delong Marlène別名:Gerard Delong

ドゥロング・マルレーヌ別名:デロング,ドゥロング,ジェラール・デロング

ドゥロング・マルレーヌは、コート・デ・ブランのアルマンを拠点とする家族経営のRMメゾン。2代目マルレーヌが「エスプリ・ナチュール」を掲げて有機栽培に転換し、蝶(パピヨン)を象徴に低介入な醸造でテロワールの個性を映すシャンパーニュを生み出している。

基本情報

地区Côte de Sézanne / コート・ド・セザンヌ
51120 Allemant / アルマン
所在地2 Ruelle du Larry, 51120 Allemant (Google Maps)
公式サイトhttps://www.champagne-delong-marlene.com/
SNS@champagne.delong.marlene
Tel+33 (0)3 26 80 58 73, +33 (0)3 26 80 58 73(fax)
製造業者種別RM
インポーター株式会社いろはわいん
生産者表記E. A. R. L. Gérard Delong

商品更新情報

特徴・スタイル

ドゥロング・マルレーヌが目指すのは、畑の個性をそのままグラスに映す「エスプリ・ナチュール」なシャンパーニュ。各区画の特性に合わせてブドウを個別に醸造し、野生酵母によるアルコール発酵と野生乳酸菌によるマロラクティック発酵を経て、澱の上でじっくり熟成させる。ステンレスタンクやオーク樽、陶製容器「ワインGlobe」を使い分け、亜硫酸添加は最小限、濾過も行わない。ドサージュは控えめで、単一品種・単一区画のキュヴェにはテロワールの輪郭がそのまま表れる。

歴史・ブランドストーリー

物語は1966年、借地に苗木を植えたジネット・ドゥロングとジェラール・ドゥロング夫妻から始まる。1970年にその畑を買い取り、1976年には地元協同組合の協力を得て自社名で初のシャンパーニュを瓶詰めした。1980年にはレコルタン・マニピュランの資格を取得し、自社プレス機も導入。 転機は2001年、娘のマルレーヌが経営を継承したことだった。裸地や過剰な農薬に頼る栽培を見直し、量より質を重んじる方針へと舵を切り、日々の哲学「エスプリ・ナチュール」を掲げて蝶をブランドの象徴に据えた。2008年にはパートナーのダミアンが加わり、畑をダミアン、醸造と経営をマルレーヌが担う体制が確立。2023年には有機栽培認証も取得している。

詳細

ドゥロング・マルレーヌは、E.A.R.L. Gérard Delongとして、コート・デ・ブランのセザンヌ地区、アルマンを拠点に活動するRM(レコルタン・マニピュラン)メゾン。1966年にジネット・デロングとジェラール・デロング夫妻が苗木を植えたことに始まり、1980年の法人化とRM資格取得を経て、2001年に娘のマルレーヌへ経営が引き継がれた。自社畑はセザンヌ地区のアルマン・ブロイエ・セザンヌの3村に加え、ヴィトリャ地区のサン=リュミエ=アン=シャンパーニュにも区画を持ち、離れた2つの産地にまたがって栽培を行っている。

畑の下層土は白亜質で、村ごとに砂質・粘土質・シルト質・石灰質など多様な土壌が分布する。平均樹齢は約50年に達し、アルマン内のBeauregard、Bézutelle、Le Grand Larry、Les Grangesといった区画がその中核を担う。

2代目マルレーヌの代になり、裸地や過剰な農薬に頼る栽培を見直し、2023年には有機栽培(Agriculture Biologique/AB)認証を取得した。認証の取得以前から、銅とボルドー液のみに頼り合成殺虫剤を排除する栽培は実践されており、下草(緑肥)を維持し月齢に合わせて作業を行うなど、土地の生命力を活かす方針が貫かれている。

日々の哲学として掲げる「エスプリ・ナチュール」は、化学的な介入を抑え、畑と対話しながら栽培・醸造を行う姿勢を表す言葉であり、蝶(パピヨン)は、この考え方を体現するブランド「CHAMPAGNE DELONG Marlène」の象徴として据えられている。

2008年にパートナーのダミアンが加わって以降、畑作業をダミアン、ワイン造りと経営をマルレーヌが担う体制が確立し、単一品種・単一区画・無ドサージュのキュヴェなど新たな展開も始まった。栽培から醸造まで、二人三脚の体制がブランドの個性を支えている。

自社畑の面積は、セザンヌ地区が5.30ha、ヴィトリャ地区が4.60haで、合計は公式サイト表記で約9.9ha(外部の資料では9haとされることもある)。セザンヌ地区の内訳はシャルドネ1.8ha、ピノ・ノワール2.4ha、ピノ・ムニエ1.1haで、ヴィトリャ地区にはシャルドネのみが植えられている。

栽培・生産データ
自社畑面積(セザンヌ地区)5.30ha
自社畑面積(ヴィトリャ地区)4.60ha
自社畑面積(合計)約9.9ha
品種構成(セザンヌ地区)シャルドネ1.8ha/ピノ・ノワール2.4ha/ピノ・ムニエ1.1ha
品種構成(ヴィトリャ地区)シャルドネのみ
平均樹齢約50年
瓶内最低熟成期間3年
有機栽培(AB)認証取得2023年

醸造方針

収穫はテロワール・方角・ポテンシャルなど区画ごとの特性に応じて行われ、健全に完熟したブドウのみを使い区画別に個別醸造する。キュヴェの核となる部分は野生酵母によるアルコール発酵と野生乳酸菌によるマロラクティック発酵を経て澱の上で熟成し、ステンレスタンク、同一テロワール産のオーク樽、陶製容器「ワインGlobe」を使い分けながら10ヶ月から2年超にわたり寝かせる。熟成容器を使い分けるのは、キュヴェごとに求める質感や熟成のリズムに違いがあるためで、ワインの個性に応じて最適な器を選んでいる。亜硫酸添加は最小限にとどめ、不要な添加物は加えず、低温処理や濾過も行わない。瓶内での最低熟成期間は3年で、ドサージュは低めに抑え、各キュヴェが持つ個性や厚み、アロマを保つ造りとしている。

受賞歴・国際評価

Concours des Vignerons Indépendantsでは複数年にわたりメダルを獲得しているほか、Guide Hachette des Vins 2017年版では星2つの評価を受けた。Concours Mondial de BruxellesとChallenge International du Vinでは、いずれも2017年に銀メダルを獲得している。国内外の複数のコンクール・ガイドから安定した評価を受けていることは、メゾン全体としての品質の裏付けとなっている。

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