Georges Lacombe / ジョルジュ・ラコンブは、フランス北東部のシャンパーニュ地方で生産されるシャンパン(発泡性ワイン)の銘柄、Aÿを本拠とするNM / ネゴシアン・マニピュランの銘柄です。
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目次

Georges Lacombe / ジョルジュ・ラコンブ

Georges Lacombe

ジョルジュ・ラコンブ

ジョルジュ・ラコンブは、グラン・クリュに格付けされたアイ村に本拠を置くシャンパーニュ・メゾンです。2004年、シャンパーニュのエノロジストが妻の父の名を冠して立ち上げました。20haの自社畑とコート・デ・ブランの醸造施設を土台に、家族の縁から生まれた比較的新しい造り手です。

基本情報

地区Vallée de la Marne / ヴァレ・ド・ラ・マルヌ
- Grande Vallée de Marne / グランド・ヴァレ・ド・ラ・マルヌ
Aÿ-Champagne / アイ=シャンパーニュ
- 51160 Aÿ / アイ [Grand Cru]
所在地4 pl. de la Libération, 51160 Aÿ (Google Maps)
公式サイト-
Mailcontact@champagne-lacombe.com
SNS
Tel+33 (0)3 26 55 43 40
設立2004
製造業者種別NM
生産者表記LES RIVES DE MARNE

商品更新情報

特徴・スタイル

このメゾンの個性は、二つの土地に足場を持つことにあります。本拠のアイは、ピノ・ノワールの銘醸地として名高いグラン・クリュ村です。一方、醸造施設が置かれたオジェは、シャルドネの一大産地コート・デ・ブランに属します。性格の異なる二つの産地に拠点を持つ体制は、そのままブレンドの幅につながります。 加えて、ブランドを立ち上げたのがワイン醸造の専門家であるエノロジストだった点も、このメゾンを語るうえで欠かせません。自社畑のブドウに加え、グラン・クリュやプルミエ・クリュの畑からも買い付ける立場を活かし、区画ごとの個性を組み合わせていく造りが基本です。

歴史・ブランドストーリー

物語は、シャンパーニュから遠く離れた南西部のロット県で始まります。1941年に生まれたジョルジュ・ラコンブは、カオール近郊のこの地でワインの世界に入り、やがて自ら小さな畑を取得して12haまで広げていきました。 転機は1989年、彼の娘がシャンパーニュのエノロジスト、フランシス・トリボーと結婚したことです。ワインを生業とする二つの家族が結ばれ、そして2004年、トリボーは義父への敬意を込めてその名を冠したシャンパーニュ・メゾンをアイ村に創設しました。畑はその後20haまで拡大し、2011年にはコート・デ・ブランのオジェに近代的な醸造施設が整えられました。

詳細

ジョルジュ・ラコンブが本拠を置くアイは、マルヌ川の右岸に開けたヴァレ・ド・ラ・マルヌ地区の村で、シャンパーニュに17村しかないグラン・クリュのひとつに数えられます。南に開けた斜面と白亜質の土壌に恵まれ、古くから質の高い黒ブドウの産地として名を知られてきた土地です。メゾンが拠点とするのは、村の中心の広場に面した一角です。

畑は20haを数えます。ブランドに名を冠されたジョルジュ・ラコンブが少しずつ買い集めた12haが出発点となり、メゾンの創設後に現在の規模まで広がりました。加えて、グラン・クリュやプルミエ・クリュに格付けされた畑を含む買いブドウも用いており、自社畑だけに依存しない調達が、複数の産地の個性を1本に束ねる造りを支えています。

生産データ
自社畑面積20ha
基盤となった畑の規模12ha
メゾン創設年2004年
醸造施設の建造年2011年

醸造方針

醸造の中心となるのは、2011年にコート・デ・ブランのオジェに建てられた設備です。オジェはシャルドネの銘醸地として知られる村で、アイの本拠からは丘をいくつか越えた別の産地にあたります。黒ブドウの村に本拠を置きながら白ブドウの村に醸造の場を持つという二極の体制が、このメゾンの生産のかたちを特徴づけています。

メゾンを率いるフランシス・トリボーはエノロジストであり、ブドウの分析から発酵の管理までを専門的な知見に基づいて組み立てられる立場にあります。ネゴシアン・マニピュランは、自社畑のブドウに買い付けたブドウを加え、醸造から熟成までを自社で行う造り手を指す区分です。産地や区画ごとに性格の異なる原酒を集め、それらを組み合わせて一貫した味わいをつくり上げる技術が、この形態の造り手には問われます。

ブランドとしての立ち位置

2004年に生まれたジョルジュ・ラコンブは、19世紀から20世紀初頭に創業した老舗が並ぶアイ村にあって、比較的新しいメゾンです。その名は南西フランスでワインの道に入った一人の生産者に由来し、娘の結婚を通じてシャンパーニュへと結びつきました。土地に根ざした家系がそのまま受け継いだのではなく、家族の縁が新しい産地に根を下ろして生まれたブランドだといえます。歴史の長さではなく、グラン・クリュの畑とエノロジストの技術という二つの資産をどう組み合わせるかに、このメゾンの現在地があります。

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