Emmanuel Pithois / エマニュエル・ピトワは、フランス北東部のシャンパーニュ地方で生産されるシャンパン(発泡性ワイン)の銘柄、Verzenayを本拠とするRM / レコルタン・マニピュラン、いわゆる栽培醸造家の銘柄で、自社でブドウを育て、そのブドウでシャンパンを生産しています。
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目次

Emmanuel Pithois / エマニュエル・ピトワ

Emmanuel Pithois

エマニュエル・ピトワ

エマニュエル・ピトワは、モンターニュ・ド・ランスの銘醸グラン・クリュ村、ヴェルズネイで3世代にわたりブドウ栽培から醸造まで手がける家族経営のRM(レコルタン・マニピュラン)。自社畑のピノ・ノワールを軸に、骨格と凝縮感を備えたシャンパーニュを生み出しています。

基本情報

地区Montagne de Reims / モンターニュ・ド・ランス
- Grande Montagne de Reims / グランド・モンターニュ・ド・ランス
51360 Verzenay / ヴェルズネイ [Grand Cru]
所在地4 & 6 rue Veuve Pommery, 51360 Verzenay (Google Maps)
公式サイト-
Mailchampagnepithois-emmanuel@wanadoo.fr
Tel+33 (0)3 26 49 48 63, +33 (0)3 26 49 40 40(fax)
製造業者種別RM
生産者表記SCEV Champagne Emmanuel PITHOIS

商品更新情報

特徴・スタイル

エマニュエル・ピトワが表現するのは、グラン・クリュ村ヴェルズネイならではの、骨格がしっかりとしたピノ・ノワールの個性です。ヴェルズネイ、ヴェルジィ、ボーモン=シュル=ヴェルの複数区画で育つブドウは、樹齢35年を超える古樹も多く、凝縮感のある果実味を宿します。 ロゼ・キュヴェでは、白ワインにコトー・シャンプノワ(赤の非発泡ワイン)をブレンドする伝統的な手法を採用。派手さよりも、土地の力強さをそのまま映し出すような、芯のある味わいを目指しています。

歴史・ブランドストーリー

エマニュエル・ピトワ家は、モンターニュ・ド・ランスのグラン・クリュ村ヴェルズネイで3世代にわたりブドウ栽培とシャンパン造りを営んできた一族です。祖父の代から受け継がれた畑を守りながら、父の代を経て、現当主エマニュエル・ピトワとカトリーヌ・ピトワ夫妻へとその歩みは続いてきました。 現在の法人は2011年に夫妻共同経営としてスタートし、以来ヴェルズネイを中心にヴェルジィ、ボーモン=シュル=ヴェルの畑を守り育ててきました。2018年には経営体制を見直し、夫妻それぞれが単独経営者となる形へと移行。現在はカトリーヌが単独経営者を務めながらも、夫婦二人三脚での経営は変わらず続いています。 家族で育んできたブドウ畑と住まいを活かし、同じ敷地でシャンブル・ドット(民宿)も営むなど、土地に根ざした暮らしと造り手としての顔を併せ持つのも、このメゾンらしさのひとつです。

詳細

エマニュエル・ピトワは、モンターニュ・ド・ランスのグラン・クリュ村ヴェルズネイを本拠に、自社畑での栽培からシャンパン醸造までを一貫して手がける家族経営のRM(レコルタン・マニピュラン)です。法人形態はSCEV(Société Civile d'Exploitation Viticole)で、栽培農家としての顔とワイナリー経営を兼ね備えています。この体制は、ブドウ栽培と醸造判断を同じ視点で一貫させることを可能にしています。

ヴェルズネイを含むモンターニュ・ド・ランスの丘陵地は、石灰質土壌と森に囲まれた冷涼な気候が特徴で、ピノ・ノワールに骨格と酸のバランスを与える産地として知られています。

自社畑は合計5haで、ヴェルズネイ、ヴェルジィ、ボーモン=シュル=ヴェルという、いずれもモンターニュ・ド・ランスを代表するグラン・クリュ村の3コミューンに複数区画として分散しています。主軸となるのはピノ・ノワールで、キュヴェによってシャルドネとの配合比率が10〜90%の幅で変化し、多彩な表情を生み出します。区画の中には樹齢35年、40年を超える古樹も含まれ、長い年月を重ねた樹から得られる凝縮感のあるブドウが、メゾンのスタイルを支えています。

5haという規模は、家族の目が行き届く範囲で栽培から醸造までを完結させるRMならではのスケール感です。栽培から瓶詰めまでを自社で一貫して手がけることで、ヴェルズネイという土地の個性をそのままボトルに映し出すことを大切にしています。

栽培・醸造データ
項目データ
自社畑面積5.00ha
畑所在コミューン数3
品種構成ピノ・ノワール主体、シャルドネ10〜90%(キュヴェにより変動)
古樹樹齢35年超〜40年超
熟成期間(澱の上)36〜72ヶ月(キュヴェにより異なる)
現法人設立2011年

醸造方針

アルコール発酵はステンレスタンクで行われ、続いてマロラクティック発酵を経ることで、なめらかな口当たりを引き出します。熟成期間はキュヴェによって幅があり、ノンヴィンテージは澱の上で最低36ヶ月、上位キュヴェでは48ヶ月から72ヶ月という長期にわたる熟成を経てからリリースされます。

ロゼ・キュヴェは、白のベースワインにコトー・シャンプノワ(同じ畑で造られる赤の非発泡ワイン)をブレンドするアッサンブラージュ方式を採用しており、単なる混醸ではなく、土地の個性を色濃く映し出す仕立てとなっています。

こうした熟成期間の幅は、日々の食卓に寄り添うノンヴィンテージと、じっくりと味わう上位キュヴェとでは、求められる骨格や複雑味が異なることの表れでもあります。時間をかけた瓶内熟成によって、グラン・クリュ由来のピノ・ノワールが持つ力強さに、丸みと奥行きが加わっていきます。

ワイナリーでの体験と現行ラインナップ

ブドウ畑とワイナリーに隣接して、「ジット・ド・フランス」で4エピの評価を受けるシャンブル・ドット(民宿)を家族で運営しているのも、このメゾンの特徴です。宿泊客は畑や醸造の現場を身近に感じながら滞在でき、複数の旅行口コミサイトで高い評価を集めています。

ワインづくりと宿泊業を両立させる背景には、ヴェルズネイという土地そのものを訪れる人と分かち合いたいという、ピトワ家に共通する思いがあります。畑を歩き、セラーを覗き、収穫期の空気に触れることで、グラスの中の一杯がより身近に感じられる。そんな体験を提供できるのも、生産者と宿の主人を兼ねるこのメゾンならではの強みです。

現在のラインナップは、グラン・クリュ、ロゼ・グラン・クリュ、アイス仕様のキュヴェ、そして古樹区画から生まれる「ヴィエイユ・ヴィーニュ」など、複数のキュヴェで構成されています。いずれもヴェルズネイを中心とするグラン・クリュ村の個性を映した、家族経営ならではの丁寧な造りが貫かれています。白からロゼ、季節限定のアイス仕様まで幅を持たせることで、ヴェルズネイの個性を異なる角度から楽しめるラインナップとなっています。

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