目次
Elemart Robion
エルマール・ロビオン
基本情報
| 地区 | Montagne de Reims / モンターニュ・ド・ランス - Vallée de l'Ardre / ヴァレ・ド・ラルドル |
| 村 | 51170 Lhéry / レリー |
| 所在地 | 1 Rue Principale, 51170 Lhery (Google Maps) |
| 公式サイト | https://www.champagne-elemart-robion.fr/ |
| SNS | @champagneelemartrobiondomaineelemartrobion |
| 製造業者種別 | RM |
| インポーター | 有限会社ヌーヴェル・セレクション 株式会社エイ・エム・ズィー |
商品更新情報
2026-09-24 11:41:23 ヴェ・ベ・ゼロ・トロワの商品情報を更新しました。
2026-09-24 11:23:23 ヴェ・ベ・ゼロ・ドゥーの商品情報を更新しました。
特徴・スタイル
歴史・ブランドストーリー
詳細
エルマール・ロビオンは、自社で栽培したぶどうのみを用いて醸造から瓶詰めまでを一貫して手がけるレコルタン・マニピュラン(RM)。畑は、モンターニュ・ド・ランス西部からヴァレ・ド・ラルドル(タルドゥノワ地区)にかけて広がるレリー村を拠点に、隣接するクルターニョン村にも点在している。農場の建物の壁には「1879年」という年記が今も刻まれ、この土地で幾世代にもわたってぶどう栽培が営まれてきた歴史の厚みを物語っている。レリーの土壌は砂・粘土・石灰岩が複合した構造を持ち、砂がフレッシュさとほろ苦い爽やかさを、粘土が丸みと構造を、石灰岩が柑橘系のニュアンスやミネラル感、そして熟成を支える酸をそれぞれワインにもたらす。一方のクルターニョンは粘土石灰質土壌で、複雑性と丸みを加える役割を担う。畑は主に南向き・南西向きの緩やかな斜面に位置し、海洋性から大陸性へと移行する気候の中、安定した風と規則的な降水量に恵まれている。
栽培においては、長年にわたるリュット・レゾネ(減農薬栽培)の実践を経て2011年にビオロジック栽培へ転換し、2014年にはECOCERT認証を取得した。除草は冬の終わりに手作業で行い、春の遅霜への備えとぶどうの根の深耕を促す。開花後は下草の自然な繁茂を許容するほか、羊の群れを畑に放って除草を担わせるなど、土地の生態系を活かした管理を続けている。自然の摂理を尊重するこの姿勢は、森や自然の中を歩き、動植物を観察することを好む当主ティエリーの人柄にも通じている。植栽密度9,000本/ha、平均樹齢35年という数字は、丹念な畑仕事の積み重ねを物語っている。
| 項目 | データ |
|---|---|
| 自社畑面積 | 約4.5ha |
| 平均樹齢 | 35年 |
| 植樹密度 | 9,000本/ha |
| 品種構成 | ピノ・ムニエ62%、シャルドネ24%、ピノ・ノワール8%、プティ・メリエ6% |
| 栽培認証 | Ecocert(2014年〜) |
醸造方針
収穫はすべて手摘みで行い、品種ごとに異なるアルコール発酵のポテンシャルを見極めるため、収穫前には果粒を実際に試食して収穫適期を判断する。選果は当主の目で健全な果実のみを厳選し、圧搾は区画ごとに個別に行うことで、それぞれのテロワールの個性を最大限に引き出す。収穫したぶどうは除梗を行わず、房のまま圧搾機にかけられる。圧搾後のデブルバージュ(清澄)は静置による自然重力式で、温度管理されたタンクで最低24時間かけてじっくりと行われる。
発酵は野生酵母によるスタートから選抜酵母へと自然に移行させ、低温でのアルコール発酵とマロラクティック発酵を経る。シュール・リー熟成はタンクで最低6〜8ヶ月、瓶内二次発酵後はさらに最低3年間続けられる。仕上げのドサージュはエクストラ・ブリュットまたはブリュット・ナチュールと控えめに設定し、果実由来の味わいを前面に生かしている。
| 項目 | データ |
|---|---|
| プレス機 | 2基(2,000kg・4,000kg) |
| 温度管理タンク | 22基(12・25・35・50hL) |
| 熟成樽 | 約15樽(228L、ブルゴーニュ産) |
| タンクでのシュール・リー熟成 | 最低6〜8ヶ月 |
| 瓶内シュール・リー熟成 | 最低3年 |
熟成には温度管理されたステンレスタンク22基(12・25・35・50hL)を使い分け、区画やキュヴェごとの個性を丁寧に見極めている。一部のワインはブルゴーニュ産の228L樽、約15樽でも仕上げられ、タンク由来のフレッシュさと樽由来の複雑味の両方を一本のシャンパーニュに投影させている。
国際的な評価
2018年秋にリリースされた看板キュヴェ「VB01」を機に、エルマール・ロビオンは欧州のソムリエたちから熱い視線を集めるようになった。同社のシャンパーニュはフランス・スペインのミシュラン3つ星レストランにオンリストされるなど、高い評価を得ている。こうした評価は、レコルタン・マニピュランとして自社畑からボトルまでを一貫して手がける姿勢が国際的に認められた証といえる。
ラインナップの構成
現行ラインナップは、複数品種を組み合わせたアッサンブラージュのキュヴェと、単一区画・単一品種で仕立てるキュヴェの双方を擁している。なかには生産量の限られる希少品種を用いた一本や、ロゼ・ド・マセラシオンの技法によるロゼも含まれ、家族経営ならではの丁寧な目配りが一本一本に息づいている。
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