Elemart Robion / エルマール・ロビオンは、フランス北東部のシャンパーニュ地方で生産されるシャンパン(発泡性ワイン)の銘柄、Lhéryを本拠とするRM / レコルタン・マニピュラン、いわゆる栽培醸造家の銘柄で、自社でブドウを育て、そのブドウでシャンパンを生産しています。
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目次

Elemart Robion / エルマール・ロビオン

Elemart Robion

エルマール・ロビオン

エルマール・ロビオン(Elemart Robion)は、モンターニュ・ド・ランス西部レリー村を拠点とするレコルタン・マニピュラン(自社栽培・自社醸造)。3人の息子の頭文字から生まれた名の通り、家族の絆とビオロジック栽培へのこだわりを軸に、繊細でエレガントなシャンパーニュを造り続けている。

基本情報

地区Montagne de Reims / モンターニュ・ド・ランス
- Vallée de l'Ardre / ヴァレ・ド・ラルドル
51170 Lhéry / レリー
所在地1 Rue Principale, 51170 Lhery (Google Maps)
公式サイトhttps://www.champagne-elemart-robion.fr/
SNS@champagneelemartrobion
製造業者種別RM
インポーター有限会社ヌーヴェル・セレクション
株式会社エイ・エム・ズィー

商品更新情報

特徴・スタイル

エルマール・ロビオンのシャンパーニュは、冷涼なヴァレ・ド・ラルドルならではの、流麗でエレガントな味わいが持ち味だ。レリーの畑に広がる砂・粘土・石灰岩が複合した土壌は、フレッシュな果実感と丸みのある口当たり、柑橘を思わせるミネラル感を同時にワインへ授ける。 収穫は葡萄を実際に味見しながら区画ごとの熟度を見極め、圧搾も区画別に丁寧に行う。野生酵母から選抜酵母へと自然に移行させる発酵、そして瓶詰め後最低3年に及ぶシュール・リー熟成が、繊細な泡と奥行きのある味わいを育んでいる。

歴史・ブランドストーリー

エルマール・ロビオンの歴史は1966年、レリー村で幕を開けた。畑が広がる農場の壁には「1879年」の刻印が今も残り、この土地でぶどう栽培が営まれてきた歳月の長さを物語っている。 1992年、3代目となるティエリー・ロビオンが家業を継承。長らくリュット・レゾネ(減農薬栽培)を実践してきたが、2011年にビオロジック栽培への転換を決意する。2014年にはECOCERT認証を取得し、同年収穫した葡萄100%で初めて仕込んだキュヴェが、後にメゾンの顔となる「VB01」だ。 2015年、修行を終えた息子エロワが畑と醸造の現場に加わり、妻カトリーヌを含めた家族総出の体制が整う。そして2018年秋、満を持してリリースされた「VB01」はフランス・スペインのミシュラン3つ星レストランにオンリストされるなど、欧州のソムリエたちの注目を集めることとなった。森や自然の中を歩き、動植物を観察することを好むティエリーの穏やかな人柄も、このメゾンのワイン造りの根底に流れている。

詳細

エルマール・ロビオンは、自社で栽培したぶどうのみを用いて醸造から瓶詰めまでを一貫して手がけるレコルタン・マニピュラン(RM)。畑は、モンターニュ・ド・ランス西部からヴァレ・ド・ラルドル(タルドゥノワ地区)にかけて広がるレリー村を拠点に、隣接するクルターニョン村にも点在している。農場の建物の壁には「1879年」という年記が今も刻まれ、この土地で幾世代にもわたってぶどう栽培が営まれてきた歴史の厚みを物語っている。レリーの土壌は砂・粘土・石灰岩が複合した構造を持ち、砂がフレッシュさとほろ苦い爽やかさを、粘土が丸みと構造を、石灰岩が柑橘系のニュアンスやミネラル感、そして熟成を支える酸をそれぞれワインにもたらす。一方のクルターニョンは粘土石灰質土壌で、複雑性と丸みを加える役割を担う。畑は主に南向き・南西向きの緩やかな斜面に位置し、海洋性から大陸性へと移行する気候の中、安定した風と規則的な降水量に恵まれている。

栽培においては、長年にわたるリュット・レゾネ(減農薬栽培)の実践を経て2011年にビオロジック栽培へ転換し、2014年にはECOCERT認証を取得した。除草は冬の終わりに手作業で行い、春の遅霜への備えとぶどうの根の深耕を促す。開花後は下草の自然な繁茂を許容するほか、羊の群れを畑に放って除草を担わせるなど、土地の生態系を活かした管理を続けている。自然の摂理を尊重するこの姿勢は、森や自然の中を歩き、動植物を観察することを好む当主ティエリーの人柄にも通じている。植栽密度9,000本/ha、平均樹齢35年という数字は、丹念な畑仕事の積み重ねを物語っている。

栽培データ
項目データ
自社畑面積約4.5ha
平均樹齢35年
植樹密度9,000本/ha
品種構成ピノ・ムニエ62%、シャルドネ24%、ピノ・ノワール8%、プティ・メリエ6%
栽培認証Ecocert(2014年〜)

醸造方針

収穫はすべて手摘みで行い、品種ごとに異なるアルコール発酵のポテンシャルを見極めるため、収穫前には果粒を実際に試食して収穫適期を判断する。選果は当主の目で健全な果実のみを厳選し、圧搾は区画ごとに個別に行うことで、それぞれのテロワールの個性を最大限に引き出す。収穫したぶどうは除梗を行わず、房のまま圧搾機にかけられる。圧搾後のデブルバージュ(清澄)は静置による自然重力式で、温度管理されたタンクで最低24時間かけてじっくりと行われる。

発酵は野生酵母によるスタートから選抜酵母へと自然に移行させ、低温でのアルコール発酵とマロラクティック発酵を経る。シュール・リー熟成はタンクで最低6〜8ヶ月、瓶内二次発酵後はさらに最低3年間続けられる。仕上げのドサージュはエクストラ・ブリュットまたはブリュット・ナチュールと控えめに設定し、果実由来の味わいを前面に生かしている。

醸造・熟成データ
項目データ
プレス機2基(2,000kg・4,000kg)
温度管理タンク22基(12・25・35・50hL)
熟成樽約15樽(228L、ブルゴーニュ産)
タンクでのシュール・リー熟成最低6〜8ヶ月
瓶内シュール・リー熟成最低3年

熟成には温度管理されたステンレスタンク22基(12・25・35・50hL)を使い分け、区画やキュヴェごとの個性を丁寧に見極めている。一部のワインはブルゴーニュ産の228L樽、約15樽でも仕上げられ、タンク由来のフレッシュさと樽由来の複雑味の両方を一本のシャンパーニュに投影させている。

国際的な評価

2018年秋にリリースされた看板キュヴェ「VB01」を機に、エルマール・ロビオンは欧州のソムリエたちから熱い視線を集めるようになった。同社のシャンパーニュはフランス・スペインのミシュラン3つ星レストランにオンリストされるなど、高い評価を得ている。こうした評価は、レコルタン・マニピュランとして自社畑からボトルまでを一貫して手がける姿勢が国際的に認められた証といえる。

ラインナップの構成

現行ラインナップは、複数品種を組み合わせたアッサンブラージュのキュヴェと、単一区画・単一品種で仕立てるキュヴェの双方を擁している。なかには生産量の限られる希少品種を用いた一本や、ロゼ・ド・マセラシオンの技法によるロゼも含まれ、家族経営ならではの丁寧な目配りが一本一本に息づいている。

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キュヴェ一覧

ヴェ・ベ・ゼロ・トロワ VB03

VB03 / ヴェ・ベ・ゼロ・トロワ

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