Edouard Brun / エドゥアール・ブランは、フランス北東部のシャンパーニュ地方で生産されるシャンパン(発泡性ワイン)の銘柄、Aÿを本拠とするNM / ネゴシアン・マニピュランの銘柄です。
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目次

Edouard Brun / エドゥアール・ブラン

Edouard Brun

エドゥアール・ブラン別名:エドゥアール・ブリュン

エドゥアール・ブランは、シャンパーニュの中心地アイに本拠を置く家族経営メゾンです。1898年の創業以来、樽職人だった創業者の技を受け継ぎ、グラン・クリュとプルミエ・クリュの畑で育つブドウを伝統の樽醸造で仕立て、世代を超えて磨き上げてきました。

基本情報

地区Vallée de la Marne / ヴァレ・ド・ラ・マルヌ
- Grande Vallée de Marne / グランド・ヴァレ・ド・ラ・マルヌ
村Aÿ-Champagne / アイ=シャンパーニュ
- 51160 Aÿ / アイ [Grand Cru]
所在地14 rue Marcel Mailly, 51160 Aÿ (Google Maps)
公式サイトhttps://www.champagne-edouard-brun.fr/
Mailcontact@champagne-edouard-brun.fr
SNS@champagne_edouard_brun
Tel+33 (0)3 26 55 20 11, +33 (0)3 26 51 94 29(fax)
製造業者種別NM
生産者表記Edouard BRUN & Cie

商品更新情報

特徴・スタイル

シャンパーニュの醸造では珍しく、樽を積極的に使うのが最大の個性です。創業者が樽職人だったルーツを受け継ぎ、格付け畑ごとに醸されたワインは、樽由来のふくよかな厚みと骨格を纏います。ノン・ヴィンテージの軽やかな一本から、長期熟成やゼロ・ドザージュに挑む意欲作まで、レンジの幅も豊か。グラン・クリュとプルミエ・クリュだけで造られる凝縮感と、樽がもたらす深みを併せ持つ、飲みごたえがありながら食事にも寄り添う味わいが持ち味です。

歴史・ブランドストーリー

創業者のエドゥアール・ブラン氏は1875年7月、樽職人の家に生まれ、父のもとで委託瓶詰めの仕事に携わっていました。1898年、仲間数名とともに合資会社形式でメゾンを興し、シャンパーニュ造りの道を歩み始めます。 1927年には、アイの著名メゾンのセラーで経験を積んだ栽培家の息子、エドモン・ルフェーヴル氏が経営に参画。翌1928年には現在も使われる本社建屋が完成し、メゾンの拠点が定まりました。やがてルフェーヴル氏がブラン家の持分を買い取り、1952年にブラン氏が世を去った後は、1960年に会社を株式会社へ改組。1968年の引退にあたり、経営は子のドゥレスコ・ルフェーヴル夫妻へと引き継がれます。 1994年以降は、畑と醸造を担う息子フィリップ氏、財務と営業を担う息子エマニュエル氏が加わり、専門分野を分け合う体制のもとで家族経営が続いています。

詳細

自社畑は約10haで、シャンパーニュ地方でも銘醸地として知られるグランド・ヴァレ・ド・ラ・マルヌに位置しています。本拠を置くアイのほか、マルイユ=シュル=アイ、アヴネ=ヴァル=ドール、オーヴィレール、シニー=レ=ロズ、リュードという6つの村に区画が広がり、いずれもグラン・クリュまたはプルミエ・クリュに格付けされた畑ばかりです。取得する区画をこの2つの格付けに限定するという方針は創業以来一貫しており、規模の拡大よりも畑の質を優先してきたことがうかがえます。

栽培品種はムニエ、ピノ・ノワール、シャルドネの3種で、シャンパーニュの伝統的な品種構成をそのまま踏襲しています。畑では環境に配慮した栽培実践を継続的に取り入れており、こうした丁寧な畑仕事が、後述する仕込みの緻密さにもつながっています。

収穫した果汁は全量を分析したうえで、村ごと、そしてグラン・クリュとプルミエ・クリュの格付けごとに仕込み先を振り分け、タンク・樽・フードルへと個別に仕込みます。区画単位で細かく管理することで、それぞれのテロワールが持つ個性を醸造の入り口から損なわずに引き出す狙いがあります。単一の産地表示に頼らず、複数の一級畑・特級畑それぞれの個性を積み上げてブレンドへ落とし込むための土台が、この分別仕込みによって築かれています。

醸造方針

グラン・クリュとプルミエ・クリュのピノ・ノワールは伝統的に樽で、シャルドネとムニエは温度管理されたタンクで醸造するのが同メゾンの流儀です。樽での発酵・熟成はタンクよりも複雑味や厚みを引き出しやすいとされ、力強い骨格を生む一因になっています。セラーは数百年の歴史を持ち、一定の温度を保ったまま長期熟成を可能にする環境が整っています。

レンジは、単一年のヴィンテージやロゼ、ブラン・ド・ブラン、ブラン・ド・ノワールなど幅広いスタイルで構成され、いずれも格付け畑ごとに管理された果実の個性を土台にしています。樽仕込みで鍛えられた骨格と、長期熟成によって磨かれた口当たりの両立が、レンジ全体を貫く一貫性になっています。

受賞歴・国際評価

シャンパーニュの評価は、規模の大小を問わず数々の国際的な品評会・ガイドを通じて積み重ねられています。同メゾンも、国際的な品評会での銅賞受賞をはじめ、世界最大級のワインコンクールの一つとされるインターナショナル・ワイン・チャレンジ2020での銀賞獲得、フランスで権威あるワインガイドの一つであるガイド・アシェット2021年版・2023年版への掲載、ベタンヌ・エ・ドゥソーヴ「プリ・プレジール」2022での金賞、テール・ド・ヴァン主催コンクールでのメダル獲得(2025年)など、国内外のコンクール・ガイドで評価を重ねています。フランスの雑誌「エル・ア・ターブル」2020年11月号でも紹介されるなど、メディアでの露出も広がっています。

こうした評価の広がりは、樽仕込みと格付け畑限定という創業以来の方針が、時代を超えて品質に結びついていることの表れといえます。

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