Denis Bovière / ドニ・ボヴィエールは、フランス北東部のシャンパーニュ地方で生産されるシャンパン(発泡性ワイン)の銘柄、Verzenayを本拠とするRM / レコルタン・マニピュラン、いわゆる栽培醸造家の銘柄で、自社でブドウを育て、そのブドウでシャンパンを生産しています。
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目次

Denis Bovière / ドニ・ボヴィエール

Denis Bovière

ドニ・ボヴィエール

ドニ・ボヴィエールは、グラン・クリュ、ヴェルズネイの白亜質土壌を活かす家族経営のRM生産者。1957年、創業者が自らセラーを掘り抜いた情熱を起点に、長期熟成を追求するスタイルを三世代にわたり受け継ぎ、緻密でまろやかな味わいを生み出している。

基本情報

地区Montagne de Reims / モンターニュ・ド・ランス
- Grande Montagne de Reims / グランド・モンターニュ・ド・ランス
51360 Verzenay / ヴェルズネイ [Grand Cru]
所在地4 Rue Berloz, 51360 Verzenay (Google Maps)
公式サイトhttps://www.champagne-boviere.com/
SNS@champagnedenisboviere
Tel+33 (0)3 26 49 43 40
設立1957
製造業者種別RM
生産者表記EARL BOVIÈRE-PERRION

商品更新情報

特徴・スタイル

ドニ・ボヴィエールが目指すのは、時間をかけてこそ生まれる繊細さとまろやかさである。発酵を終えたワインは複数の区画・品種を組み合わせるアッサンブラージュを経て、白亜質のセラーで最低15か月、長いものでは7年もの間静かに瓶熟成を重ねる。特別な出来栄えの年だけをミレジメとして世に送り出す姿勢も、量より質を選ぶスタイルの表れといえる。看板キュヴェ「メモリー」はオーク樽で6か月熟成させ、2015年から続くソレラ方式のリザーブワインをブレンドすることで、奥行きのある複雑な味わいを生み出している。

歴史・ブランドストーリー

ドニ・ボヴィエールの歴史は1957年、長年ブドウ栽培に携わってきたジャン・ボヴィエールが、自らの手でシャンパーニュを醸造することを決意したところから始まる。ヴェルズネイの地下に眠る白亜質の岩盤を、ジャンは自身の手で掘り進め、熟成用のギャラリーを築き上げた。この掘削されたセラーは、今もメゾンの心臓部として受け継がれている。 技術と情熱はやがて、メゾンの名の由来となったドニ・ボヴィエールへと引き継がれた。畑には1938年植樹という古参の区画も残り、時代を超えて育まれてきたブドウ樹がメゾンの土台を支えている。そして現在は、数年前から経営に加わったフロリアン・ボヴィエールが3代目として舵を取り、ジャンからドニ、ドニからフロリアンへと続く家族三代の歩みが今なお続いている。

詳細

ドニ・ボヴィエールは、モンターニュ・ド・ランス地区でも屈指の格付けを誇るグラン・クリュ、ヴェルズネイに拠点を置くレコルタン・マニピュラン(栽培から醸造・瓶詰めまでを一貫して手掛ける生産者)である。所在地は4 rue Berloz、EARL BOVIÈRE-PERRIONという会社形態で運営され、来客の受け入れやテイスティングの案内には家族の一員であるクリスチェル・ボヴィエールが当たっている。

畑の土壌は粘土石灰質にコクリート(白亜質の岩盤)が重なる、ヴェルズネイならではの構成を持つ。この土壌こそが、メゾンの手掛けるシャンパーニュに香りの繊細さと味わいの独自性を与える源泉になっている。自社畑はピノ・ノワールを主体に、平均樹齢35年、なかには1938年に植えられた古参の区画も残り、長い年月をかけて土地に根づいたブドウ樹が現在のスタイルを支えている。

栽培・生産データ
自社畑面積約4.8ha
品種構成ピノ・ノワール80%、シャルドネ20%
平均樹齢約35年(最古区画は1938年植樹)
格付けグラン・クリュ(ヴェルズネイ)
瓶熟成期間最低15か月〜最長7年
環境認証VDC、HVE(2024年取得)

醸造方針

発酵にはホーロータンクとステンレスタンクを使い分け、アルコール発酵に続けてマロラクティック発酵を行うことで、酸を穏やかにまとめ味わいを安定させる。ろ過を経たワインは、複数の区画・品種を組み合わせるアッサンブラージュによって一つの味わいへと仕上げられる。

瓶詰め後は白亜質のセラーで最低15か月、長いものでは7年にわたって静かに熟成させ、特別に出来のよい年だけをミレジメとして世に送り出す方針を貫く。看板キュヴェ「メモリー」はオーク樽で6か月の熟成を経たのち、2015年から継ぎ足しを続けるソレラ方式のリザーブワインをブレンドすることで、層の厚い複雑な味わいを生み出している。

環境への取り組み

2024年には、シャンパーニュ地方の持続可能なブドウ栽培を認証する「ヴィティキュルチュール・デュラーブル・アン・シャンパーニュ」と、フランス農務省が環境配慮への取り組みを評価する「オート・ヴァルール・アンヴィロンヌマンタル」の2つを取得した。1938年植樹の区画を今も大切に守り続ける姿勢とあわせて、土地への敬意を軸にした栽培・経営が続けられている。

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