目次
Comtesse de Cérhès
コンテス・ドゥ・セレス
基本情報
| 地区 | Vallée de la Marne / ヴァレ・ド・ラ・マルヌ - Grande Vallée de Marne / グランド・ヴァレ・ド・ラ・マルヌ |
| 村 | Aÿ-Champagne / アイ=シャンパーニュ - 51160 Aÿ / アイ [Grand Cru] |
| 所在地 | 2 bis Rue Jules Lobet, 51160 Aÿ-Champagne (Google Maps) |
| 公式サイト | https://www.champagnecomtessedecerhes.com/ |
| SNS | @champagnecomtessedecerheschampagnecomtessedecerhes |
| 製造業者種別 | NM |
| 生産者表記 | SARL Comtesse de Cérhès |
商品更新情報
特徴・スタイル
歴史・ブランドストーリー
詳細
コンテス・ドゥ・セレスは、自社畑を持たず、グラン・クリュ格付けの複数の村からブドウ・原酒を仕入れ、アッサンブラージュ(ブレンド)によってスタイルを組み立てるブランドである。手がけるスタニスラス・ボナフェは、フランス代表チームでの馬術競技経験を経てオエノロジー(醸造学)を学び、1986年にシャンパーニュ業界へ転身した人物。ニコラ・フィアット、アルフレッド・ロスチャイルド、シャンパーニュ・ツァリーヌ、ランソンといった大手メゾンで要職を歴任したのち、2009年に仲買(クルタージュ)業として独立し、その目利きを生かして自身のブランドを立ち上げた。
法人名は「シャンパーニュ・スタニスラス・ボナフェ」(資本金335,000ユーロのSARL)で、2016年10月に登記された。ブランドは「コンテス・ドゥ・セレス」のほか、当主個人名を冠した「スタニスラス・ボナフェ」としても展開されている。
原料の核となるのは、ヴェルジィ、マイィ=シャンパーニュ、ヴェルズネイ、ル・メニル=シュル=オジェという4つのグラン・クリュ村。これらの村から厳選した原料を軸に、シェフ・ド・カーヴのジェラール・キュペルリーとともにクリュ選定とブレンド設計を重ねている。ブランドが強く打ち出すのは、高級ファッションや映画、アートと結びついた洗練の世界観である。「伯爵夫人」を意味するブランド名が示す通り、優雅さと物語性を重視した商品コンセプトが、グラン・クリュ由来の原酒という確かな品質と両立している。ラインナップにはロゼやヴィンテージ仕様のキュヴェ、シャルドネ100%のブラン・ド・ブランなど幅広いスタイルが揃い、それぞれが同じ調達哲学のもとで仕立てられている。
| 原料構成グラン・クリュ村数 | 4村 |
|---|---|
| 品種構成(主力キュヴェ) | シャルドネ60%/ピノ・ノワール40% |
| 樽熟成期間(発酵初期) | 約10ヶ月 |
| ドザージュ(残糖) | 最大6g/L |
| 認証 | HVE |
| 法人設立年(登記) | 2016年 |
| 資本金 | 335,000ユーロ |
醸造方針
ヴィニフィカシオンには小型のオーク樽を用いる。モンターニュ・ド・ランス地区ヴェルジィ産のオークを使用し、発酵初期の約10ヶ月を樽で過ごすあいだ、澱と定期的に攪拌するバトナージュを行うことで、トーストやバニラを思わせる複雑な香りの土台を作る。マロラクティック発酵はあえて半分だけにとどめており、酸をしっかり残すことで長期熟成にも耐える骨格を確保する狙いがある。ドザージュは残糖最大6g/Lというエクストラ・ブリュットに近い低めの設定で、果実の凝縮感を生かした辛口に仕上げている。原料となるブドウはHVE(高い環境価値)認証を受けた栽培によるものを採用しており、環境に配慮した調達方針も貫かれている。
評価・提携
シャンパーニュ「コンテス・ドゥ・セレス」は、フランス映画賞セザール賞の公式シャンパーニュに採用されている。樽由来の複雑な香りと骨格のある味わいは、ゴ・エ・ミヨをはじめとする主要な評価ガイドからも高く評価されており、グラン・クリュ原酒とオーク樽仕込みを軸にした個性的なスタイルが業界内でも認知されつつある。こうした評価は、ブレンド技術に対する信頼を裏付けるものであり、自社畑を持たないブランドながら安定した品質を担保する仕組みとして機能している。
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