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Gruet別名:Claude Gruet
グルエ別名:グリュエ,クロード・グルエ
基本情報
| 地区 | Côte des Bar / コート・デ・バール - Barséquanais / バルセカネ |
| 村 | 10110 Buxeuil / ビュクセイユ |
| 所在地 | 48 Grand Rue, 10110 Buxeuil (Google Maps) |
| 公式サイト | https://www.champagne-gruet.com/ |
| SNS | @champagne_gruet |
| Tel | +33 (0)3 25 38 54 94, +33 (0)3 25 38 51 84(fax) |
| 設立 | 1975 |
| 製造業者種別 | NM |
| インポーター | メルシャン株式会社 |
| 生産者表記 | SAS Champagne GRUET |
代表キュヴェ
アルバンヌ、ピノ・ブラン、シャルドネという3つの白ブドウが織りなす、コート・デ・バール産の稀有なキュヴェ。マルメロ、白桃、ミラベルのジャムを想わせる白い果実の香りに、サンザシの花やエレガントなミネラル感が重なり、芳香の極みともいえる複雑さを醸し出す。細かくなめらかな泡が美しい輝きとともに口中を満たし、品格と余韻の長さを感じさせる一本。
商品更新情報
特徴・スタイル
歴史・ブランドストーリー
詳細
畑はビュクセイユ村を中心に約14.5haが広がります。土壌は粘土石灰質で、地下にはキンメリジャンと呼ばれる石灰岩層を含みます。これはシャブリやサンセールといった白ワインの銘醸地と共通する地質で、白ブドウにミネラル感のある骨格を与える土地として知られています。コート・デ・バールはシャンパーニュ地方の南端に位置し、ランスやエペルネの周辺とは異なる地質条件のもとでブドウが育つ産地です。
畑にはピノ・ノワール、シャルドネ、ピノ・ムニエという主要3品種に加え、アルバンヌ、ピノ・ブラン、プティ・メリエが植えられています。後者の3品種は、かつてシャンパーニュ地方で栽培されながら20世紀を通じて数を減らした古代品種です。こうした品種構成は、主要3品種に集約が進んだ現在のシャンパーニュでは珍しいものです。グルエはこれらを畑から失わせず、単一品種や混醸のかたちで仕立て続けており、コート・デ・バールに残る品種の多様性を今に伝えています。区画名として今も残る「Bas Gruet」「Sur Gruet」は、一族が17世紀からこの土地の畑に関わってきたことの名残です。
| 自社畑面積 | 約14.5ha |
|---|---|
| 栽培品種 | 6品種(ピノ・ノワール、シャルドネ、ピノ・ムニエ、アルバンヌ、ピノ・ブラン、プティ・メリエ) |
| 瓶内熟成期間 | 24〜84ヶ月 |
| 初キュヴェ醸造 | 1975年 |
| 法人設立 | 1992年 |
| 区画別醸造の導入 | 2014年 |
| 従業員数 | 10〜19名 |
醸造方針
醸造では伝統的なシャンパーニュ製法を厳格に守る立場をとっています。そのうえで取り入れられているのが区画別の仕込みで、同じ村の畑であっても土壌や日照の違いが酒質に及ぼす差を、ブレンドの前段階で把握できるようにしています。アッサンブラージュの精度は、こうした素材の細分化によって支えられています。
発酵の面では、すべてのキュヴェでマロラクティック発酵を行うのが方針です。リンゴ酸を乳酸に変えるこの工程を通すことで酸の角が取れ、まろやかで飲み口のやわらかいシャンパーニュに仕上がります。熟成に使う容器にも意識が向けられており、ブルゴーニュの名門ドメーヌが採用しているのと同じメーカーの大樽が用いられています。
そして最も重んじられているのが熟成の時間です。「時間が味方であり、忍耐が秘訣」という当主の言葉どおり、瓶内熟成には法定の最低期間を大きく上回る年月が充てられます。標準的なものでも24ヶ月、長いものでは84ヶ月に及ぶ瓶熟成を経ることで、泡はきめ細かくなり、パンやナッツを思わせる熟成由来の香りが加わります。
造り手の体制
栽培から醸造、瓶詰めまでを自社で手がける体制がとられており、10〜19名規模のスタッフがこれを支えています。醸造と経営は親子二代で分担され、長く畑と向き合ってきた当主の経験と、外の産地で学んだ次世代の視点が一つの造りに重なっています。ワインは欧州を中心に国外へも出荷され、国際的なワイン見本市には自社商標で出展しています。
評価
フランスの代表的なワインガイドであるGuide Hachetteには2005年以降10年以上にわたって連続で掲載され、年によって異なるキュヴェが星を獲得してきました。特定の1本が突出しているというより、レンジ全体が長期にわたって評価され続けてきた点に特徴があります。連続掲載は2010年代で途切れておらず、2020年代の版でも複数回にわたって星が付けられています。
国際的な場でも実績が重ねられています。イギリスのDecanter、アメリカのWine Enthusiast、シャルドネの国際コンクールであるChardonnay du Monde、オーストリアのFalstaffなど、評価の場は特定の国や媒体に偏っていません。さらにシャンパーニュ研究家リシャール・ジュランの著書『A Scent of Champagne』にも取り上げられており、コート・デ・バールの造り手として国外の専門家からも認知されています。
詳細を閉じるキュヴェ一覧
Cuvée des 3 Blancs / キュヴェ・デ・トロワ・ブラン
シャンパーニュの希少古代品種を主役に据えた、芳香と気品の頂点
Brut Sélection / ブリュット・セレクション
300年の歴史が宿るコート・デ・バールの精髄——複雑な香りとクリーミーな泡が織りなす、土地の個性あふれるブリュット