目次
Christophe Baron
クリストフ・バロン
基本情報
| 地区 | Vallée de la Marne / ヴァレ・ド・ラ・マルヌ - Vallée de la Marne Ouest / ヴァレ・ド・ラ・マルヌ・ウエスト |
| 村 | 02310 Charly-sur-Marne / シャルリ=シュル=マルヌ |
| 所在地 | - |
| 公式サイト | https://champagnechristophebaron.com/ |
| SNS | @champagnechristophebaron |
| 製造業者種別 | RM |
| インポーター | オルカ・インターナショナル株式会社 |
| 生産者表記 | Christophe Baron |
商品更新情報
2026-09-14 10:32:23 レ・ザルエットの商品情報を更新しました。
2026-03-18 06:35:29 レ・ザルエットの商品情報を更新しました。
特徴・スタイル
歴史・ブランドストーリー
詳細
クリストフ・バロンが手がけるシャンパーニュは、ヴァレ・ド・ラ・マルヌ・ウエストのシャルリ=シュル=マルヌ、クルット=シュル=マルヌ、そしてポルトロン(Porteron)と呼ばれる丘陵地に点在する、ごく小規模な古木区画から生まれます。畑の総面積は約3haにとどまり、栽培品種はこの地に古くから根付くピノ・ムニエ100%。単一畑・単一ヴィンテージ・単一品種・無補糖(ノー・ドザージュ)という4つの原則を貫く「テロワール・シャンパーニュ」の哲学が、栽培から醸造まで一貫しています。
畑は4つの区画からなり、それぞれが最古で1925年、新しいものでも1969年に植えられた古木で構成されています。マルヌ川近くの沖積土壌に砂質土が広がる区画もあれば、南東向きの緩斜面に古い石灰岩層を抱える区画もあり、表土はわずか15cm程度と浅く、その下には「カルケール・ド・サン=ウーアン」と呼ばれる石灰岩層が控えます。世界的に著名な土壌学者クロード・ブルギニョンとリディア・ブルギニョン夫妻がこの畑を調査し、マルヌ渓谷のあらゆる地質段階を網羅する土壌の多様性を持つと評したことでも知られています。
栽培はブルゴーニュ式のギュイヨ仕立てを採用し、収量は1haあたり約5,000〜6,000kgと、規定上限のおよそ半分に抑えられています。畑仕事を担うのは、当主クリストフの従姉妹にあたる3人の女性たちです。クリストフ自身は長年米国ワシントン州を拠点にしており、日々の栽培管理は現地に暮らす彼女たちに委ねられています。
各区画にはそれぞれ異なる個性が宿ります。最古区画「レ・クロゾー(Les Closeaux)」はクルット=シュル=マルヌのマルヌ川近くに位置する約0.6haの南西向き緩斜面で、下層にはテュフォー(tuffeau)と呼ばれる石灰岩が広がり、1925年植樹。「ル・デュシュ・デュ・ボワ・マリー(Le Dessus du Bois Marie)」は同じくクルット=シュル=マルヌにあり、1966〜67年植樹で約0.77ha。シャルリ=シュル=マルヌの南東向き斜面に広がる「レ・ザルエット(Les Alouettes)」は1968年植樹で1ha弱、そして最も新しい「レ・オート・ブランシュ・ヴィーニュ(Les Hautes Blanches Vignes)」は1969年植樹です。いずれも小区画ながら古木ならではの凝縮感を宿し、単一畑・単一品種というアプローチの土台となっています。
| 項目 | データ |
|---|---|
| 自社畑面積 | 約3ha |
| 区画数 | 4区画 |
| 品種構成 | ピノ・ムニエ100% |
| 表土の深さ | 約15cm |
| 収量 | 約5,000〜6,000kg/ha |
| 新樽比率 | 約25% |
醸造方針
4つの区画はそれぞれ別々に、単一畑・単一ヴィンテージとして醸造されます。アルコール発酵、マロラクティック発酵ともに自生酵母によって行われ、区画ごとの個性を余すことなく引き出します。発酵と熟成には500Lのドゥミ・ミュイと、新樽比率約25%のフレンチオーク樽を併用し、澱と共にバトナージュ(攪拌)を行うことで、厚みのある質感を育てます。清澄・濾過は一切行わず、デゴルジュマン後もドザージュを加えない無補糖仕上げが徹底されています。仕上がったシャンパーニュはマグナムボトルのみで瓶詰めされ、ワインの熟成ポテンシャルを最大限に引き出す形でリリースされます。
2021年ヴィンテージでは、最古区画レ・クロゾーで例年より早い時期にべと病の被害が生じたことから、2022年ヴィンテージ以降は同区画をロゼとして仕込む方針へと転換しました。単一畑のシャンパーニュだからこそ、こうした畑ごとのコンディションの変化にも柔軟に向き合う姿勢がうかがえます。2014年ヴィンテージからスタートしたこのプロジェクトは、毎ヴィンテージ、各区画の個性をそのまま瓶に閉じ込める試みを続けています。
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