Chaudron / ショードロンは、フランス北東部のシャンパーニュ地方で生産されるシャンパン(発泡性ワイン)の銘柄、Verzenayを本拠とするNM / ネゴシアン・マニピュランの銘柄です。
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目次

Chaudron / ショードロン

Chaudron

ショードロン

ショードロンは、シャンパーニュのグラン・クリュ、ヴェルズネイに根を張り、生産拠点をプルミエ・クリュのヴォドゥマンジュに置くネゴシアン・マニピュラン。シャルドネ・ピノ・ノワール・ムニエ、3品種の巧みなブレンドで家族の伝統を体現する一本を届けている。

基本情報

地区Montagne de Reims / モンターニュ・ド・ランス
- Grande Montagne de Reims / グランド・モンターニュ・ド・ランス
51360 Verzenay / ヴェルズネイ [Grand Cru]
所在地2 rue de Beaumont, 51360 Verzenay (Google Maps)
公式サイトhttps://www.champagne-chaudron.com/
SNS@champagne.chaudron
Tel+33 (0)3 26 66 66 66, +33 (0)3 26 64 19 47(fax)
製造業者種別NM
生産者表記CHAUDRON

商品更新情報

特徴・スタイル

ショードロンが目指すのは、突出した個性を持つ一本ではなく、シャルドネの繊細さとピノ・ノワールの骨格、ピノ・ムニエのしなやかさが響き合う調和の味わい。小容量のタンクで一区画ずつ丁寧に醸造し、テロワールの表情を丁寧に汲み取りながら、3品種それぞれの持ち味を家族の伝統を受け継ぐブレンドへと編み上げていく。リザーヴワインは毎年新しい収穫を継ぎ足すソレラ方式で管理され、規定を大きく上回るじっくりとした熟成を経て、角の取れた滑らかな口当たりと奥行きのある個性的な味わいが生まれている。

歴史・ブランドストーリー

ショードロン家がシャンパーニュ地方の葡萄栽培に携わり始めたのは1820年。1867年にはグラン・クリュの村ヴェルズネイに定住し、1934年から35年にかけて自家醸造によるシャンパーニュ生産を開始した。1955年、ポール・ドゥセ氏の子孫にあたる一族が独立し、「メゾン・ショードロン」として自社ブランドの道を歩み始める。2000年には現当主ルック・ショードロン氏の父リオネル氏が生産設備とヴォドゥマンジュのカーヴを近代化し、この年だけで200万本以上を販売する規模へと成長した。2008年にはこの地へ生産拠点を移転した。畑仕事に102年の生涯を捧げた大伯母エレーヌの名は、後にキュヴェへと受け継がれている。現在は7代目のルック氏が経営を担い、8代目にあたる娘のカピュシーヌ氏が栽培と醸造の技を学びながら、次の時代への準備を進めている。

詳細

ショードロンは、シャンパーニュ地方でも屈指の格付けを誇るグラン・クリュの村、ヴェルズネイに登記上の本拠地を置くネゴシアン・マニピュランである。ヴェルズネイは、シャンパーニュ地方の格付け制度「エシェル・デ・クリュ」において満点にあたる100%の評価を受けるグラン・クリュ村であり、なかでもピノ・ノワールの銘醸地として知られている。一方で、実際の生産設備と訪問受け入れの拠点は2008年以降、プルミエ・クリュのヴォドゥマンジュに置かれており、歴史ある本拠地と現在の醸造・受け入れの拠点が異なる点が、このメゾンならではの特徴となっている。会社形態はSARLで、14名のスタッフが日々の栽培・醸造・受け入れ業務を支えている。

自社畑は合計で約15haを有し、15〜50アール単位の小さな区画に分かれて、モンターニュ・ド・ランスの各所に点在している。中心となるのは、ピノ・ノワールを主体とするヴェルズネイのグラン・クリュ畑と、シャルドネの拠点となるヴォドゥマンジュのプルミエ・クリュ畑で、いずれもシャンパーニュ地方の格付け制度において上位に位置づけられる産地である。土壌は両畑とも石灰質と粘土質からなり、水はけと保水力のバランスに優れた土壌が、石灰質由来のミネラル感と骨格、粘土質由来の果実の厚みを支えるとされる。樹齢は大半が25〜40年に達しており、長く根を張った樹々が安定した果実味を支える基盤となっている。

品種構成の方針として、ピノ・ノワールには果実味と力強さ・骨格を、ピノ・ムニエにはしなやかさと早熟なまろやかさを、シャルドネには繊細さと華やかな香り、長期熟成への適性をそれぞれ求めている。ネゴシアン・マニピュランという立場を活かし、自社畑に加えてシャンパーニュ地方全域の契約栽培者からも葡萄を調達することで、多様なテロワールを一本のシャンパーニュへと編み込んでいる。こうした調達方針は、自社畑だけでは実現しきれない品質と量のバランスを保つうえでも欠かせない役割を果たしている。

こうした畑づくりと品種ごとの個性の見極めが土台となり、シャルドネ・ピノ・ノワール・ムニエの3品種を巧みにブレンドすることが、ショードロンにとって家族の伝統を体現する看板コンセプトとなっている。単一の品種や畑に偏らず、個性的で特徴のある味わいを志向する姿勢が、日々の栽培と醸造の随所に貫かれている。多品種をブレンドすることで、単一品種では出せない層の厚みと奥行きを生み出し、四季の違いを超えて安定した個性を保つことにもつながっている。

栽培・生産データ
自社畑総面積約15ha
区画規模15〜50アール単位(複数区画に分散)
主要樹齢25〜40年(大半)
格付け(ヴェルズネイ)グラン・クリュ100%
熟成期間3年以上(規定15か月を上回る)
従業員数14名

醸造方針

醸造では小容量のタンク(petites cuves)を用いて区画ごとの個性を丁寧に見極め、醸造工程を精密に管理することでテロワールの表現を重視している。大きなタンクでは均一化されがちな畑ごとの個性を、小容量での仕込みによって最後まで見極めながらブレンドへと落とし込んでいる。仕込みの過程ではマロラクティック発酵を実施し、酸のまろやかさを引き出している。

リザーヴワインは毎年新しい収穫の一部を継ぎ足すソレラ方式で管理され、ヴィンテージ間の個性の違いを均しながら、ブレンドの継続性と味わいの一貫性を保っている。熟成期間は最低3年間とする方針を会社全体で貫いており、これはシャンパーニュ法で定められた15か月という規定を大きく上回る長期熟成である。長い熟成期間は、きめ細やかな泡と深みのある味わいを育むための土台となっている。

こうした栽培と醸造への丁寧な取り組みが積み重なり、角の取れた滑らかな口当たりと、シャンパーニュごとに感じられる個性的で特徴のある味わいへとつながっており、飲むたびに畑の表情を感じさせてくれる。

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