目次
Bauchet Père & Fils別名:Bauchet
ボーシェ・ペール・エ・フィス
基本情報
| 地区 | Vallée de la Marne / ヴァレ・ド・ラ・マルヌ - Grande Vallée de Marne / グランド・ヴァレ・ド・ラ・マルヌ |
| 村 | Aÿ-Champagne / アイ=シャンパーニュ - 51150 Bisseuil / ビスイユ [Premier Cru] |
| 所在地 | 4 rue de la Crayère, 51150 Bisseuil (Google Maps) |
| 公式サイト | https://www.champagne-bauchet.fr/ |
| info@champagne-bauchet.fr | |
| SNS | @domainebauchetchampagnebauchet |
| Tel | +33 (0)3 26 58 92 12, +33 (0)3 26 58 94 74(fax) |
| 設立 | 1920 |
| 製造業者種別 | RM |
| インポーター | アールアンドダブリュ株式会社 |
| 生産者表記 | la Sosiété Clos BABOT |
商品更新情報
2025-07-30 04:35:28 ブリュット・セレクションの商品情報を更新しました。
2020-07-07 06:35:39 ブリュット・ミレジメの商品情報を更新しました。
特徴・スタイル
歴史・ブランドストーリー
詳細
ボーシェ・ペール・エ・フィスの拠点は、モンターニュ・ド・ランスに位置するビスイユ。ここを中心の一つとしながら、自社畑はコート・デ・ブランのグローヴ、そしてコート・デ・バールへと広く展開し、性格の異なる複数の産地を併せ持つドメーヌを形成している。畑作りを率いるのはロバンで、52区画・33ha超という広大な自社畑を、区画ごとの土壌や日照条件を見極めながら管理している。そのなかには平均2ha超という比較的まとまった15の主要区画が含まれるほか、実質的にメゾン単独で所有するモノポール的な区画も複数保有している。
畑の土壌タイプは実に12種にのぼり、区画ごとに異なる個性が味わいの多様性を支えている。プルミエ・クリュの畑は9haで、グローヴではシャルドネ100%、ビスイユではシャルドネを主体にピノ・ノワールも一部栽培する、いわば繊細さと骨格を併せ持つ産地だ。対してコート・デ・バールには25haが広がり、複数の村にまたがりながらほぼピノ主体の構成となっており、果実味豊かな厚みをドメーヌ全体のスタイルに加えている。なかでもバール・シュル・オウボワの10haはNatura 2000に指定された自然保護区域内に位置し、生物多様性に富んだ環境のもとで栽培が行われている。
こうして本拠地ビスイユのあるモンターニュ・ド・ランス、シャルドネの銘醸地として知られるコート・デ・ブラン、そしてピノ・ノワールが力強さを発揮するコート・デ・バールという、性格の異なる産地を一つのドメーヌ内に併せ持つことが、ボーシェ・ペール・エ・フィスならではのブレンドの幅を生み出している。
栽培においては化学的な除草剤・殺虫剤を全廃し、農薬使用量も50%以上削減した。垣根や日陰帯の整備による生物多様性の導入に加え、羊を放牧して下草を管理するなど除草剤に頼らない循環型の栽培環境づくりにも継続的に取り組んでおり、こうした地道な積み重ねが畑の健全さと味わいの奥行きを支えている。これらの畑と生産体制の規模は、以下の数値からも読み取れる。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 総面積 | 33ha超 |
| 区画数 | 52区画 |
| 主要区画数 | 15区画(平均2ha超) |
| 土壌タイプ数 | 12種 |
| プルミエ・クリュ面積 | 9ha |
| コート・デ・バール面積 | 25ha |
醸造方針
収穫に先立ち、区画ごとの成熟度を個別に追跡し、房や果汁の試食による選果を実施する。プレスは緩やかに行い、最初に搾られる最良質の果汁のみを使用することで、繊細さを保っている。こうした丁寧な選果とプレスの積み重ねが、後の熟成による厚みとのバランスを支える土台となる。
ノンヴィンテージ・ブリュットは、発酵前に品種とテロワールをあらかじめ組み合わせるプレアッサンブラージュを経てから醸造される。ステンレスタンクに加えてフードルやトノーも使い分け、酸化と木との交流によって構造や厚み、丸みを引き出している。こうした工程を経ることで、複数の産地の個性を一体感のある味わいへとまとめている。
熟成期間は最低30か月、ミレジメでは最長5年に及ぶ。出荷前にはさらに3か月の休息期間を設け、味わいを落ち着かせてから世に送り出す。栽培から搾汁、発酵、瓶詰め、デゴルジュマン、ラベリングに至るまで、全工程を自社施設・自社スタッフで一貫して手がけている点も、このメゾンならではの特徴だ。こうした一貫した体制が、ヴィンテージを問わず安定した品質を実現するための大切な背景となっている。
熟成の舞台となるのは、ビスイユの地下に広がる白亜質のカーヴ。気泡形成と長期熟成に適した環境のなかで、醸造責任者ブリュノ・シャルルマーニュが全工程に立ち会い、広大で多様なテロワールの個性と、国際化する顧客の嗜好とを調和させるスタイルを追求している。四代にわたり受け継がれてきたこの哲学が、伝統と革新を併せ持つボーシェ・ペール・エ・フィスの個性を形作っている。
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cuvee Saint Nicaise Blanc de Blancs / キュベ・サン・ニセーズ・ブラン・ド・ブラン