Allouchery Perseval / アロウシュリー・ペルスヴァルは、フランス北東部のシャンパーニュ地方で生産されるシャンパン(発泡性ワイン)の銘柄、Écueilを本拠とするRM / レコルタン・マニピュラン、いわゆる栽培醸造家の銘柄で、自社でブドウを育て、そのブドウでシャンパンを生産しています。
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目次

Allouchery Perseval / アロウシュリー・ペルスヴァル

Allouchery Perseval

アロウシュリー・ペルスヴァル

アロウシュリー・ペルスヴァルは、モンターニュ・ド・ランスのプルミエ・クリュ村エキュイユに根を張る家族経営メゾン。1947年の創業以来、自社畑のピノ・ノワールを主軸に、環境に配慮した栽培でテロワールの個性を映すシャンパーニュを造り続けている。

基本情報

地区Montagne de Reims / モンターニュ・ド・ランス
- Petite Montagne de Reims / プティット・モンターニュ・ド・ランス
村51500 Écueil / エキュイユ [Premier Cru]
所在地11 rue de l'Eglise, 51500 Écueil (Google Maps)
公式サイトhttps://alloucheryperseval.com/
Mailcontact@alloucheryperseval.com
SNS@champagne_allouchery_perseval
Tel+33 (0)3 26 49 74 61, +33 (0)3 26 49 27 70(fax)
製造業者種別RM
インポーター株式会社いろはわいん
生産者表記EARL ALLOUCHERY-PERSEVAL

商品更新情報

特徴・スタイル

アロウシュリー・ペルスヴァルのシャンパーニュは、プルミエ・クリュ、エキュイユ産のピノ・ノワールを主役に据えた力強い味わいが持ち味だ。赤系果実を思わせる香りと骨太な骨格が、口に含んだ瞬間の印象をぐっと引き締める。 そこへ寄り添うのがシャルドネ。主役を張るのではなく、繊細さと長期熟成に耐える骨組みをそっと補う名脇役として、ブレンドに奥行きを与えている。ピノ・ノワールの果実味とシャルドネの精緻さが響き合うことで、力強さと繊細さを両立したスタイルが生まれている。

歴史・ブランドストーリー

アロウシュリー・ペルスヴァルの歴史は1947年、モンターニュ・ド・ランスのプルミエ・クリュ、エキュイユ村で始まった。以来一家はこの村の丘陵地に根を張り、代々畑仕事とシャンパーニュ造りを受け継いできた。 転機となったのは2006年、4代目当主エミリアン・アルシュリーが家業を継いだときだ。ブラン・ド・ブランで名高いアヴィーズ、そしてブルゴーニュのボーヌで研鑽を積み、さらに南アフリカやニュージーランドという新世界の産地でも経験を重ねたのち、生まれ育った畑へと戻ってきた。「4代目の栽培家であることは幸運、テロワールと環境を尊重することは義務、シャンパンを造ることは喜び」。エミリアンが語るこの言葉には、世界を巡って得た視野と、故郷の土地への敬意が同居している。2015年には環境認証HVE・VDCを取得し、家族が守ってきた畑を次世代へ引き継ぐための礎を築いた。

詳細

アロウシュリー・ペルスヴァルの自社畑は、モンターニュ・ド・ランスに位置するプルミエ・クリュ、エキュイユ村の丘陵地に広がっている。区画は丘の中腹に位置し、粘土石灰質と砂質が入り混じった土壌がミネラル感と水はけの良さを果実にもたらす。栽植密度は約9,000株/haと、シャンパーニュ地方で標準とされる密植を保ち、樹の根が深く土壌へと張るよう丁寧に管理されている。

畑の主役はピノ・ノワールで、メゾンが手がけるすべてのキュヴェの骨格を担う。シャルドネはブリュット・レゼルヴとブリュット・ミレジメに用いられ、ブレンドに繊細さと長期熟成への耐性を添える副次的な役割を果たしている。栽培においては化学的な除草剤に頼らず、畝間に草を生やして土壌の生態系を保つ草生栽培や、きめ細かな土壌管理を取り入れたリュット・レゾネ(減農薬・環境配慮型栽培)を実践しており、この姿勢は、フランス政府が定める環境認証HVE(オート・ヴァルール・アンヴィロヌモンタル)と、シャンパーニュ地方独自の持続可能性認証VDCを2015年に取得したことにも裏づけられている。

生産全体を率いるのは4代目当主エミリアン・アルシュリーで、専任のシェフ・ド・カーヴを置かず、畑の管理から醸造、瓶内熟成に至るまでを自らの手で一貫して統括している。世界各地で培った経験と、家業として受け継がれてきた土地への理解を併せ持つその近さこそが、このメゾンならではの持ち味となっている。小規模な家族経営だからこそ実現できる、畑から瓶詰めまでの目の行き届いた造りが、このメゾンの一貫した個性を支えている。

栽培・生産データ
自社畑面積約8.5ha
栽植密度約9,000株/ha
環境認証取得2015年(HVE/VDC)
瓶内熟成期間(ノン・ヴィンテージ)20ヶ月以上
瓶内熟成期間(ミレジメ)4年以上(最長9年)
カーヴ貯蔵温度10〜12℃

醸造方針

収穫はすべて手摘みで行われ、選果を経て健全な果実だけがセラーへと運び込まれる。搾汁には8,000kgの空気圧圧搾機(プレッソワール・プヌマティック)を使用し、最初に搾られる良質な41hlをキュヴェ、続く10hlをタイユとして分けて採取する伝統的な分画方式を採用している。搾汁後の果汁はステンレス製の小型温度管理タンクに移され、約36時間かけてデブルバージュ(果汁の清澄化)を行うことで、雑味のもとになる固形分を丁寧に取り除いてから発酵へと進む。

ピノ・ノワールとシャルドネは別々に醸造され、それぞれの品種の個性を見極めたうえでアッサンブラージュに臨む。良質な果汁の一部はステンレスタンクだけでなく樽でも熟成させ、複雑味を引き出している。アッサンブラージュは収穫翌年の初めに実施し、ノン・ヴィンテージ系のキュヴェはヴィンテージワインとリザーブワインを組み合わせて年ごとの個性の違いを均し、ミレジメ・キュヴェにはその年のワインのみを使用してヴィンテージの個性を前面に出す。ロゼ・キュヴェには、ピノ・ノワール由来の赤ワインを加えて色調と果実味を引き立てている。

瓶内二次発酵を経た瓶内熟成は、ノン・ヴィンテージのブリュットで20ヶ月以上、ミレジメで4年以上を確保し、上位のミレジメでは最長9年に及ぶものもある。ルミュアージュ(動瓶)には伝統的な木製ピュピトルと機械式ジロパレットを併用しており、長期にわたる熟成を支えるカーヴは10〜12℃に一定管理されている。

受賞歴・国際評価

Guide Hachette des Vinsには複数年にわたり複数のキュヴェが掲載され、Decanter World Wine Awardsでも複数のヴィンテージが評価の対象となっている。ゴ・エ・ミヨのシャンパーニュ評価にも継続してキュヴェが取り上げられており、専門誌各誌から安定した評価を積み重ねている点は、家族経営という規模を超えた品質の裏づけといえる。エキュイユという一つの村に根を張りながら磨き上げてきたシャンパーニュが、こうした形で外部からも裏づけられている。

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