newitem202310_04パルマンティエは1683年創業のシャンパーニュ・メゾンで、モンターニュ・ド・ランスのメルフィ―と1級畑のシャムリ―に畑を所有。2019年よりデメター認証を取得。認証を得ることは“ブドウ樹が野性に戻るための最初の一歩”と考え、“できるだけ自然に介入しない”ブドウ栽培を目指す。セラーでは亜硫酸をはじめとする醸造学的な添加物は一切添加せず、フィルターも使用しない。また、ワインの最も繊細な“アロマ”を最大限保つためには、ワインには重力以外の力をかけるべきではないという考えに基づき、ポンプは使用しない。 エチケットに描かれている“雪の結晶”は、いうなれば自然によってつくられる唯一の“建築物”であり、人間が触れれば簡単に壊れてしまうものの象徴。このロゴには彼らの造るシャンパーニュやワインが、この雪の結晶のように“自然から生まれたものである“という想いが込められている。 Le Drès-Le-Moutierは区画名。この 区画には銅や硫黄は使用せず、実験的 に植物（トクサ）とはちみつ、乳清を 使った農薬で管理している。 抽出は淡く、骨格やミネラル感より も、柔らかく繊...