「コンクール・モンディアル・ド・ブリュッセル」とは

Concours Mondial de Bruxelles / コンクール・モンディアル・ド・ブリュッセル

コンクール・モンディアル・ド・ブリュッセル(Concours Mondial de Bruxelles)は、1994年にベルギーで創設された国際ワインコンクールです。名称に「ブリュッセル」を冠するが、開催地は固定されておらず、毎年ヨーロッパを中心とした異なる都市を会場として審査が行われる、移動開催型のコンクールである点が特徴です。現在では世界各国から出品があり、規模の大きい国際コンクールの一つに数えられています。 審査は、各国から集まった数百人規模の専門家(ソムリエ、醸造家、ジャーナリストなど)が国籍混成のチームを組み、産地や生産者を伏せたブラインドテイスティング(銘柄を伏せた試飲)で行われます。一定の得点基準を満たした出品ワインに対して、大金賞・金賞・銀賞といったメダルが授与される仕組みで、審査員団を国際色豊かに構成することで、特定国の評価軸に偏らない客観性を担保しようとしている点が、フランス国内の農業コンクールとの違いとして挙げられます。 シャンパーニュ地方からも、メゾンやレコルタン(自家栽培・醸造を行う小規模生産者)が毎年出品しており、スパークリングワイン部門の中でシャンパーニュとして評価を受けます。国際色豊かな審査体制は、フランス国外への輸出を視野に入れる生産者にとって、自国以外の市場での通用度を確認する機会としての意味合いも持ちます。 メダルを獲得したワインは、ボトルにコンクールのロゴシールが貼られることが多く、日本の酒販店でも見かけることがあります。数あるワインコンクールの中の一つの評価に過ぎない点は留意しつつ、国際的な審査を経たワインであることを示す指標として参考にするとよいでしょう。

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