目次
Xavier Loriot
グザヴィエ・ロリオ
基本情報
| 地区 | Vallée de la Marne / ヴァレ・ド・ラ・マルヌ - Vallée de la Marne Rive Droite / ヴァレ・ド・ラ・マルヌ・リヴ・ドロワ |
| 村 | Cœur-de-la-Vallée / クール=ド=ラ=ヴァレー - 51700 Binson-et-Orquigny / バンソン=エ=オルキニー |
| 所在地 | 38 rue du Lubre, 51700 Binson-et-Orquigny (Google Maps) |
| 公式サイト | https://www.champagne-xavier-loriot.fr/ |
| contact@champagneloriot.fr | |
| SNS | @champagneloriotfacebook pages |
| Tel | +33 (0)3 26 58 08 28 |
| 製造業者種別 | RM |
商品更新情報
2024-10-31 20:35:28 キュヴェ・エレガンスの商品情報を更新しました。
2024-10-31 20:05:29 ブリュットの商品情報を更新しました。
特徴・スタイル
歴史・ブランドストーリー
詳細
グザヴィエ・ロリオは、ヴァレ・ド・ラ・マルヌ右岸に位置するバンソン=エ=オルキニーを拠点に、S.A.R.L. Champagne Xavier Loriotとして経営されるRM(レコルタン・マニピュラン)です。RMとは、自社畑で育てたブドウのみを用い、栽培から醸造、瓶詰めまでを一貫して自らの手で手掛ける生産者を指す呼称で、グザヴィエ・ロリオもこの立場を貫く「ヴィニュロン・アンデパンダン」を自認しています。1891年にジョルジュ・ジョベールが始めたブドウ栽培を起点に、一族は5世代にわたって畑と向き合い続けてきました。初代から数えて5代にわたり、家族経営の体制を保ちながら経営規模を大きく広げすぎることなく、独立生産者としての一貫した哲学を守り続けている点も特徴です。
自社畑は合計10.5ha。バンソン=エ=オルキニー、ヴィレ=ス=シャティオン、ルイユの3村に区画が分散しており、村ごとに異なる土壌・日照条件を持つ複数の区画からブドウを得ています。単一区画に依存せず畑を分けて所有することで、年ごとの気象条件の影響を受けにくい、安定した収穫を可能にしています。主要品種はピノ・ムニエで、シャルドネ、ピノ・ノワールを含む三品種を使い分けながら、区画それぞれの個性を丁寧に生かした栽培を行っています。
栽培においては、区画全体を一斉に改植するのではなく、老化した株のみを選んで抜根・改植する方針を徹底し、畑全体の生産力と樹齢のバランスを段階的に保っています。週次で畑を観察し、病害虫の兆候を早期に見つけて対処する予防的な管理を重視するほか、剪定枝は粉砕して区画に還元し、土壌への負荷を抑える循環的な栽培を実践。こうした取り組みが評価され、HVE(Haute Valeur Environnementale)認証を取得しているほか、フランス各地の独立生産者が加盟するヴィニュロン・アンデパンダンの会員としても活動し、自社畑での一貫生産という立場を対外的にも明確にしています。こうした環境配慮の姿勢は、5世代にわたって畑を受け継いできた家族経営だからこそ根づいた、長期的な視点に基づくものといえます。
| 項目 | データ |
|---|---|
| 自社畑面積 | 10.5ha |
| 栽培村数 | 3村(バンソン=エ=オルキニー、ヴィレ=ス=シャティオン、ルイユ) |
| 使用品種数 | 3品種(シャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエ) |
| 創業年 | 1891年 |
| ブランド設立年 | 1981年 |
| 5代目参加年 | 2000年 |
| 醸造タンク導入 | 1,200hL(ステンレス製) |
| プレス機処理能力 | 6,000kg |
| 環境認証 | HVE |
醸造方針
収穫時期は区画ごとに品種や土壌条件を踏まえ、グザヴィエとシャルレーヌが協同で判断します。搾汁では一番搾りの果汁のみを使用する方針を守り、搾汁後は産地・品種別に1〜3段階の格付けを行います。得られた果汁を段階ごとに区別して管理することで、キュヴェごとの個性に応じた原酒を確保し、原料の質を丁寧に見極めています。
アルコール発酵はステンレスタンクで行い、自然な発酵の経過に任せる方針を貫いています。マロラクティック発酵にはシャルレーヌが選定した自家酵母を使用し、より丸みのある口当たりを引き出すことを狙いとしています。ヴィンテージごとの区画配分や収穫時期の判断は、5代目シャルレーヌと当主グザヴィエが協同で重ねており、2000年の家業参加以来、二人三脚での意思決定がグザヴィエ・ロリオのものづくりを支えています。こうした発酵管理の一貫性が、ヴィンテージを重ねるごとのスタイルの安定にもつながっています。
設備投資にも独立性へのこだわりが表れています。1981年のブランド設立時には、買いブドウに頼らず自らの手で醸造を完結させるため、1,200hLのステンレス製醸造タンクを導入。2003年には、世界初のプロトタイプという密閉カゴ式空気圧プレス機(6,000kg対応)をいち早く取り入れ、伝統的な栽培哲学と最新設備への投資を両立させています。家族経営としての伝統を大切にしながらも、栽培・醸造の両面で品質向上への投資を惜しまない姿勢が、グザヴィエ・ロリオという造り手の個性を形づくっています。
詳細を閉じるキュヴェ一覧