Solemme / ソレムは、フランス北東部のシャンパーニュ地方で生産されるシャンパン(発泡性ワイン)の銘柄、Villers-aux-Nœudsを本拠とするRM / レコルタン・マニピュラン、いわゆる栽培醸造家の銘柄で、自社でブドウを育て、そのブドウでシャンパンを生産しています。
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Solemme / ソレム

Solemme

ソレム

ソレムは、プティット・モンターニュ・ド・ランスのヴィレ=オー=ヌードを拠点に、通常は複数年のワインをブレンドするシャンパーニュ業界で、リザーブワインを使わずその年だけの葡萄で仕上げる、ビオディナミ栽培の家族経営メゾンです。ドサージュ(甘味添加)も控えめで、テロワールそのものの味わいを楽しめます。

基本情報

地区Montagne de Reims / モンターニュ・ド・ランス
- Petite Montagne de Reims / プティット・モンターニュ・ド・ランス
51500 Villers-aux-Nœuds / ヴィレ=オー=ヌード [Premier Cru]
所在地2 r Motelle, 51500 Villers-aux-Nœuds (Google Maps)
公式サイトhttps://www.champagnesolemme.fr/
Mailchampagnesolemme@orange.fr
SNS@champagne_solemme
Tel03 26 50 24 18
製造業者種別RM
インポーターLIBER株式会社
生産者表記EARL LANGLAIS OLIVIER ET CATHERINE

商品更新情報

特徴・スタイル

ソレムのシャンパーニュを特徴づけるのは、リザーブワインを一切ブレンドせず、単一ヴィンテージだけで仕上げるという、業界では珍しい造り方です。年ごとの気候をそのまま瓶に閉じ込めるようなスタイルで、同じキュヴェでも収穫年によって表情が変わります。 ドサージュ(甘味添加)もほとんど加えず、素のままの味わいを楽しませることを重視。醸造でも補糖や清澄、低温処理を行わず、澱と長く触れ合わせることでふくよかさを引き出します。公式サイトの標語「テロワールを明らかにする」「ドサージュなし」「優しい醸造」が示す通り、畑の個性をできるだけそのまま伝えることをめざしています。

歴史・ブランドストーリー

ソレムの畑は、もともとオリヴィエ・ランジェの家族が代々受け継いできたものでした。2006年に家業を継いだオリヴィエは、2009年に自らのブランド「Solemme」を立ち上げ、同時に畑の有機栽培への転換に着手します。まずは栽培方法を見直すところから始め、化学的な処理に頼らない土づくりを地道に進めました。 その取り組みは2018年、全区画でのAB(フランス有機認証)取得という形で実を結びます。並行してビオディナミの手法も取り入れ、月の満ち欠けに合わせたプレパラシオンの散布や緑肥によるバイオマス供給など、土壌そのものの生命力を高める栽培へとシフトしていきました。 2020年にはロゼ用のピノ・ムニエを初めて収穫し、2023年には次世代のクレマンが手がけた、ドメーヌ初となる有機栽培のロゼ・キュヴェを発表しました。「Solemme」という名には、太陽(soleil)と女性(femme)を組み合わせたという説もあり、家族で紡いできたドメーヌの物語を静かに映しています。

詳細

ソレムは、モンターニュ・ド・ランス西部に位置するプティット・モンターニュ・ド・ランスの中心地、プルミエ・クリュの村ヴィレ=オー=ヌードにセラーを構える家族経営のドメーヌです。自社畑はこの地に加え、シャムリーなど周辺のプルミエ・クリュ村、さらにヴァレ・ド・ラルドルにも広がり、合計3つのクリュにまたがる区画を所有しています。畑は平地から中腹にかけて位置し、区画ごとに異なる表情を見せます。こうした複数クリュへの展開が、収穫年ごとの個性に厚みを与えています。

畑の土壌は白亜(クレイ)、粘土石灰質、シルト、砂と多様で、シャンパーニュを代表する3品種、シャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエを、それぞれの土壌特性に適した区画へ植え分けています。植樹年は1957年から2018年にまたがり、平均樹齢は52年に達します。なかでもヴィレ=オー=ヌードの白亜質区画「ラ・モテル(La Motelle)」はピノ・ムニエ100%の主要区画として知られています。

当主オリヴィエ・ランジェは2006年に家業を継ぎ、2009年には自社ブランド「Solemme」の立ち上げと同時に畑の有機栽培への転換に着手しました。栽培方法を一から見直す地道な取り組みを重ね、2018年には全区画でAB(フランス有機認証)を取得しています。並行してビオディナミの手法も取り入れており、月齢に応じたプレパラシオンの散布、春先のコンポスト・ティーの使用、アルファルファなどの緑肥によるバイオマス供給を通じて、土壌の生命力を高める栽培を実践しています。ヴィンテージによってはAB認証取得済みと転換中の畑が混在する年もあり、認証の表記はキュヴェごとに異なる場合があります。

近年は次世代のクレマンも醸造に加わっており、2020年には初めてロゼ用のピノ・ムニエを収穫、2023年にはドメーヌ初となる有機栽培のロゼ・キュヴェが誕生するなど、世代を超えた挑戦が続いています。家族の手でひとつひとつの工程を見届ける、小規模ならではのきめ細かな造りが息づいています。

栽培・生産データ
項目データ
自社畑面積6ha
展開クリュ数3
植樹年1957年〜2018年
平均樹齢52年
有機栽培転換開始2009年
AB認証取得2018年
平均熟成期間(シュール・ラット)36ヶ月

醸造方針

収穫したブドウは、ヴィル=ドマンジュの生産者協同組合で圧搾・一次醸造を行い、区画ごとに分けて仕込みます。その後のアッサンブラージュと熟成は、オリヴィエ・ランジェが自社セラーで手がけます。醸造にはステンレスタンクを用い、シャプタリザシオン(補糖)、清澄、低温処理はいずれも行いません。

澱との接触期間は平均36ヶ月に及ぶシュール・ラット熟成を経て、SO2を添加せずにデゴルジュマン(澱抜き)を行います。ほぼ全てのキュヴェが無補糖(ブリュット・ナチュール)で仕上げられ、ドサージュを施す場合もごくわずかにとどめています。こうした一貫した哲学は、単一ヴィンテージのみを使いリザーブワインを一切ブレンドしないという、シャンパーニュ業界でも特異な手法とあわせて、その年の個性をそのまま瓶に写し取ることを目指したものです。公式サイトでは「テロワールを明らかにする」「ドサージュなし」「優しい醸造」という3つの言葉を掲げており、畑の個性をできる限りそのまま伝えることを一貫した方針としています。

受賞歴・国際評価

ソレムのキュヴェは、ゴ・エ・ミヨ、デュセール・ジェルベール、『ソムリエズ・インターナショナル』誌など、複数の評価誌・ガイドで高評価を獲得しています。とりわけデュセール・ジェルベールでは複数年版にわたって取り上げられ、同誌の評価スケールで最上位にあたる評価を得たキュヴェも含まれています。国際オーガニック見本市BIOFACHでは2023年にGOLDを受賞するなど、有機栽培への取り組みも対外的に評価されています。

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