Ruelle Pertois / リュエル・ペルトワは、フランス北東部のシャンパーニュ地方で生産されるシャンパン(発泡性ワイン)の銘柄、Moussyを本拠とするRM / レコルタン・マニピュラン、いわゆる栽培醸造家の銘柄で、自社でブドウを育て、そのブドウでシャンパンを生産しています。
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目次

Ruelle Pertois / リュエル・ペルトワ

Ruelle Pertois

リュエル・ペルトワ

リュエル・ペルトワは、マルヌ県ムーシー村を拠点に、1970年代の夫婦二人の創業から二代にわたり歩みを重ねてきたRM(レコルタン・マニピュラン、栽培から醸造まで自社で手がける生産者)。約6haの自社畑では、コート・デ・ブランのグラン・クリュ産シャルドネを軸にした端正な味わいを追求しています。

基本情報

地区Vallée de la Marne / ヴァレ・ド・ラ・マルヌ
- Côteaux Sud d'Epernay / コトー・シュッド・デペルネ
村51530 Moussy / ムーシー
所在地11 rue de Champagne, 51530 Moussy (Google Maps)
公式サイトhttps://www.champagne-ruelle-pertois.fr/
Mailruellemi@wanadoo.fr
SNS@champagne_ruelle_pertois
Tel+33 (0)3 26 54 05 12, +33 (0)3 26 52 87 58(fax)
製造業者種別RM
生産者表記SCEV RUELLE-PERTOIS

商品更新情報

特徴・スタイル

リュエル・ペルトワの真骨頂は、グラン・クリュ村オワリィ・シュイィ・クラマンで育つシャルドネの気品と、自社畑のピノ・ムニエやピノ・ノワールがもたらす奥行きを重ね合わせるアッサンブラージュにあります。ロゼは、シャルドネにピノ・ノワールを赤ワインとして醸造してから合わせる「ロゼ・ダッサンブラージュ」という手間のかかる製法を用い、澄んだ色調の奥に濃やかな果実味を宿します。ドサージュは低め〜中程度に抑え、シャルドネの持つミネラル感をまっすぐに伝える、端正で余韻の長い味わいを目指しています。

歴史・ブランドストーリー

ムーシー村で生まれ育ったミシェル・リュエルと、同じくシャンパーニュ生産者の家に生まれたマルティーヌ・ペルトワ。二人はともに親の代からブドウ栽培に親しんだ家系の出身で、1970年代初頭に結婚を機に、自らの名を冠したメゾン「リュエル・ペルトワ」をムーシー村に興しました。 栽培から瓶詰めまでを自らの手で手がけるRMとして、夫婦二人三脚で畑とセラーに向き合う日々が始まります。ムーシーの畑に加え、プルミエ・クリュのピエリー、そしてグラン・クリュのオワリィ・シュイィ・クラマンにも少しずつ畑を広げ、コート・デ・ブランならではのシャルドネを核とするスタイルを築いていきました。 2000年代に入ると海外との取引も広がり、コート・デ・ブランのグロワー生産者として着実に評価を積み重ねていきます。そして創業者夫妻の正式な引退後、メゾンは息子ブノワと娘ヴィルジニーへと引き継がれ、いま二代目の手によって新たな章が紡がれています。

詳細

リュエル・ペルトワは、栽培から瓶詰めまでを自社で一貫して手がけるRM(レコルタン・マニピュラン)としてワインを造る、家族経営の小規模メゾンです。畑仕事から醸造、瓶詰めに至るまで、外部に委ねず自らの手で完結させる姿勢が、メゾンの品質へのこだわりを支えています。

リュエル・ペルトワの拠点は、ヴァレ・ド・ラ・マルヌとコート・デ・ブランという二つの個性的な産地の境界に位置するムーシー村。ムーシー村内の自社畑に加え、隣接するプルミエ・クリュ村ピエリー、さらにグラン・クリュ村のオワリィ・シュイィ・クラマンにも区画を持ち、複数のクリュにまたがる形で栽培基盤を築いている点が大きな特徴です。二つの産地の性格を併せ持つ立地は、メゾンのスタイルそのものにも表れています。

品種構成は、ムーシー村のピノ・ムニエ、プルミエ・クリュ村ピエリーのピノ・ノワール、そしてグラン・クリュ村群のシャルドネという組み合わせ。それぞれの村の個性を尊重しながら、区画ごとに丁寧な栽培管理を行うのが基本方針です。畑ではHVE(環境価値重視)認証を取得しており、環境への負荷を抑えた栽培を継続的な目標に据えています。自社畑の規模は約6haと決して大きくはないが、その分だけ一区画一区画への目配りが行き届いています。

栽培・生産データ
項目内容
自社畑面積約6ha
ピノ・ムニエ(ムーシー)約1ha
ピノ・ノワール(ピエリー)約1ha
年間生産量4,000ケース弱
認証HVE

醸造方針

リュエル・ペルトワのロゼは、シャルドネにピノ・ノワールを赤ワインとして仕込んだものを合わせる「ロゼ・ダッサンブラージュ」という手間のかかる製法を採用しています。シャルドネ85%にピノ・ノワール15%というブレンド比率により、澄んだピンク色の奥に深みのある色調と、しっかりとした果実味を引き出しているのが特徴です。単に混ぜ合わせるだけでなく、赤ワインとしての抽出を経ることで、色調にも味わいにも奥行きが生まれます。

伝統的なアッサンブラージュを核とするキュヴェでは、コトー・シュッド・デペルネ産のピノ・ムニエを主体としながら、シャルドネとピノ・ノワールがこれを支える構成を取ります。ムニエならではのふくよかな果実味を、グラン・クリュ産シャルドネの骨格とピノ・ノワールのコクで引き締める、バランス重視の設計です。日常の食卓に寄り添う親しみやすさを大切にしながらも、単調にならない奥行きを持たせています。

一方、グラン・クリュ産シャルドネを主体とするブラン・ド・ブラン系のキュヴェは、澱とともにじっくりと時間をかけて熟成させることで、複雑味と滑らかな口当たりを育んでいます。ドサージュは低め〜中程度に抑えられ、エクストラブリュットからブリュットの範囲で仕上げられており、シャルドネ本来のミネラル感を前面に出す造りが貫かれています。オワリィ・シュイィ・クラマンという複数のグラン・クリュ村の個性を一本のキュヴェに統合する試みは、リュエル・ペルトワの技術力を象徴する取り組みといえます。

受賞・評価

グラン・クリュ産シャルドネを主体とするブラン・ド・ブラン系のキュヴェは、複数の評論媒体から複数のヴィンテージにわたって継続的に高い評価を得ており、リュエル・ペルトワというメゾン名を広く知らしめる存在となっています。こうした評価の積み重ねは、家族経営の小規模メゾンでありながら国際的な認知を広げてきた原動力のひとつといえるでしょう。こうした評価は特定のヴィンテージに留まらず、複数年にわたって安定して得られている点も、造り手の技術力の高さを物語っています。

海外展開

2000年代に入るとリュエル・ペルトワは海外市場との取引も本格化させ、コート・デ・ブランのグロワー生産者として着実に取引実績を積み重ねてきました。家族経営という小さな規模でありながら、国内外に販路を広げてきた歩みは、メゾンの品質への信頼の表れでもあります。こうした地道な取引の積み重ねは、シャンパーニュ生産者として国際的な信頼を築くための土台となっています。

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