Roualet Desbordes / ルアレ・デボルドは、フランス北東部のシャンパーニュ地方で生産されるシャンパン(発泡性ワイン)の銘柄、Champillonを本拠とするNM / ネゴシアン・マニピュランの銘柄です。
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目次

Roualet Desbordes / ルアレ・デボルド

Roualet Desbordes

ルアレ・デボルド

ルアレ・デボルドは、シャンパーニュ地方のプルミエ・クリュ村シャンピヨンを本拠とする造り手。ピノ・ノワールとピノ・ムニエを半々に合わせた力強くフレッシュな辛口ブリュットを核に、ロゼとあわせた2キュヴェのみを届ける少数精鋭のシャンパーニュブランドだ。

基本情報

地区Vallée de la Marne / ヴァレ・ド・ラ・マルヌ
- Grande Vallée de Marne / グランド・ヴァレ・ド・ラ・マルヌ
村51160 Champillon / シャンピヨン [Premier Cru]
所在地-
公式サイト-
製造業者種別NM

商品更新情報

特徴・スタイル

ルアレ・デボルドのスタイルの軸となるのは、プルミエ・クリュ格付けの畑で育った黒ぶどうだ。ブリュットはピノ・ノワールとピノ・ムニエを50%ずつブレンドし、瓶内で18か月熟成させてから送り出される。その味わいは辛口で力強く、フレッシュと評され、黒ぶどうらしいコクと心地よい飲み口をあわせ持つ。 ラインナップはブリュットとブリュット・ロゼの2キュヴェのみ。あれこれ手を広げず少数のキュヴェを丁寧に仕上げる構えが、村の個性を素直に映したシャンパンにつながっている。

歴史・ブランドストーリー

ルアレ・デボルド自体の創業年は明らかになっていないが、その背景にはシャンピヨン村で17世紀から続く名家の物語がある。同村に1670年から根を下ろすオトロー家は、かつてルーヴル美術館やヴェルサイユ宮殿に作品が収蔵されるほどの画家一族として知られ、のちにぶどう栽培へと転じた。 長く大手メゾンへぶどうを販売する栽培農家だったが、1950年代初頭に自らのシャンパン造りへ乗り出し、以来3世代にわたって家業を継承してきた。ルアレ・デボルドは、この一族が手がけるブランドの一つとして、シャンピヨンの土地の個性を今に伝えている。

詳細

ルアレ・デボルドが本拠を置くシャンピヨンは、シャンパーニュ地方のヴァレ・ド・ラ・マルヌ地区、その中でも銘醸村が連なるグランド・ヴァレ・ド・ラ・マルヌに位置するプルミエ・クリュ格付けの村である。マルヌ川を望む斜面にぶどう畑が広がるこの一帯は黒ぶどうの栽培に適し、ピノ・ノワールやピノ・ムニエから力強く豊かな味わいのシャンパンを生み出す土地として知られてきた。

ルアレ・デボルドは、この村を拠点とするネゴシアン・マニピュラン(NM)として認定を受けた造り手であり、シャンピヨンに17世紀から続く一族が営む老舗メゾンのもとで展開されているブランドである。大きく看板を掲げるタイプではないものの、プルミエ・クリュのぶどうを生かし、土地の力をまっすぐに表現することに軸足を置いたシャンパン造りを続けている。

醸造方針

中核となるブリュットに用いられるのは、プルミエ・クリュ格付けの畑で育ったピノ・ノワール50%とピノ・ムニエ50%。シャルドネを加えず黒ぶどう2品種だけで組み立てる構成が、骨格のしっかりした力強さと、ふくよかな果実味を生む土台となっている。

瓶内二次発酵を終えたボトルは、澱とともに横に寝かせるシュル・ラット(sur lattes)の状態で18か月の熟成を経てから出荷される。シャンパーニュに定められた最低熟成期間を上回る時間をかけることで、泡立ちはきめ細かくなり、味わいに一体感と深みが加わっていく。

ラインナップ

ラインナップはブリュットとブリュット・ロゼの2キュヴェに絞り込まれている。多彩なキュヴェを次々と送り出すのではなく、限られた銘柄を着実に仕上げていく構えは、地元の一族の手で営まれるブランドならではのものだ。ブリュットは辛口で力強く、フレッシュな味わいと評されており、日々の食卓からお祝いの席まで幅広く寄り添う実直なスタイルと言える。

グランド・ヴァレ・ド・ラ・マルヌの銘醸村シャンピヨンで育まれた黒ぶどうの実力を、飾らないかたちで味わわせてくれるのがルアレ・デボルドだ。ピノ・ノワールとピノ・ムニエが主役のシャンパンを探すとき、静かに思い出したいブランドである。

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