Pascal Lallement / パスカル・ラルマンは、フランス北東部のシャンパーニュ地方で生産されるシャンパン(発泡性ワイン)の銘柄、Chameryを本拠とするRM / レコルタン・マニピュラン、いわゆる栽培醸造家の銘柄で、自社でブドウを育て、そのブドウでシャンパンを生産しています。
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目次

Pascal Lallement / パスカル・ラルマン

Pascal Lallement

パスカル・ラルマン

パスカル・ラルマンは、マルヌ県シャムリー村で4世代にわたり自社畑を耕し続ける家族経営のレコルタン・マニピュラン(自社栽培・醸造による生産者)。畑仕事から醸造、瓶内二次発酵までを一貫して手がけ、セラー見学や畑ツアーも開き、造り手の顔が見える体験型のシャンパーニュハウスとして親しまれている。

基本情報

地区Montagne de Reims / モンターニュ・ド・ランス
- Petite Montagne de Reims / プティット・モンターニュ・ド・ランス
51500 Chamery / シャムリー [Premier Cru]
所在地29 Rue de l’Eglise, 51500 Chamery (Google Maps)
公式サイトhttps://www.caveauchampagnelallement.com/
SNS@champagnepascallallement
Tel+33 (0)3 26 97 64 04, +33 (0)3 26 97 67 28(fax)
製造業者種別RM

商品更新情報

特徴・スタイル

パスカル・ラルマンのシャンパーニュは、家族が守り継いできた自社畑の恵みを、丁寧な手仕事でそのまま瓶に映すような味わいが持ち味。看板のブリュット・トラディションを軸に、ヴィンテージやロゼ、ドゥミ・セックまで幅広いラインナップを揃え、複数年のリザーブワインを重ねたキュヴェ・ド・レゼルヴでは熟成による奥行きを、樽で醸造・熟成させるフュ・ド・シェーヌでは樽由来の複雑味を楽しめる。四世代にわたり受け継がれてきた栽培と醸造の技が、シャムリーというひとつの村の個性を静かに映し出している。

歴史・ブランドストーリー

パスカル・ラルマンの物語は、マルヌ県のプルミエ・クリュ村シャムリーで4世代にわたり畑を受け継いできた、ひとつの家族の歩みそのものである。代々自社畑を耕作しながら、単なるブドウ栽培にとどまらず、訪れる人にシャンパーニュの魅力を直接伝える取り組みにも力を注いできた。 1996年にはセラー見学と食事を組み合わせたワインツーリズムを開始し、2004年には小型列車「プティ・トラン」による畑案内ツアーを導入。2009年には旅行業登録を取得して団体向けの企画も広げ、2015年にはHVE(高環境価値)認証を取得して環境に配慮した栽培への姿勢を明確にした。2017年からはランス観光局と提携し、個人客向けのオンライン予約も始まっている。 現在は当主パスカルの娘コンスタンスがフルタイムで栽培・醸造に携わり、次世代の担い手として技術とノウハウを受け継ぎつつある。畑と向き合う日々の中で、家族の手から手へと知恵が引き継がれている。

詳細

パスカル・ラルマンは、マルヌ県シャムリー村の教会に程近い一角に本拠を置く家族経営のシャンパーニュハウスである。レコルタン・マニピュランとして、ブドウの栽培から醸造、瓶詰め、瓶内二次発酵、動瓶、デゴルジュマンに至るまでの全工程を自社で一貫して手がけている。4世代にわたり同じ村で畑を耕し続けてきたことが、このメゾンの土台になっている。

シャムリーはプティット・モンターニュ・ド・ランスに位置する、グラン・クリュに次ぐ格付けであるプルミエ・クリュの村で、村全体としては180ha規模のチョーク質土壌が広がり、標高差のある斜面が理想的な日照条件を生み出しているとされる。自社畑もこの村内のプルミエ・クリュ区画に位置し、面積は約7ha、ピノ・ノワールとピノ・ムニエを中心にシャルドネも一定割合栽培しているとされる。

栽培面では2015年よりHVE(高環境価値)認証を取得している。これはフランス農業省が定める環境認証制度の中で上から3番目に位置づけられる水準で、土壌保全や草生栽培、農薬使用の抑制に加え、生垣や樹木の植栽を通じて畑周辺の生物多様性を高める活動が評価の対象となっている。

生産データ
運営法人S.A.S Champagne Pascal Lallement
資本金20,000ユーロ
HVE認証取得2015年〜
ラインナップ数6種
フュ・ド・シェーヌ 樽熟成期間8ヶ月
フュ・ド・シェーヌ 瓶内熟成期間最低3年
キュヴェ・ド・レゼルヴ 熟成期間最低6年

醸造方針

ラインナップの中心となるブリュット・トラディションのほか、ヴィンテージ、ロゼ、ドゥミ・セック、そして樽熟成を経たフュ・ド・シェーヌ、複数年のリザーブワインを重ねたキュヴェ・ド・レゼルヴまで、幅広いスタイルを手がけている。いずれもピノ・ノワールとピノ・ムニエを主体に、シャルドネを組み合わせた構成が基本となっている。

フュ・ド・シェーヌは、搾汁直後にテイスティングで選び抜いた果汁のみを樽に詰め、8ヶ月間かけて樽の中で醸造・熟成させる。瓶詰め前には改めてテイスティングを行って状態を確認したうえで瓶詰めし、その後は自社セラーで最低3年にわたり熟成させる。キュヴェ・ド・レゼルヴは、複数年にわたって取り置いたリザーブワインをアッサンブラージュし、自社セラーで最低6年という長い時間をかけて熟成させたキュヴェである。

経営体制

現在は当主パスカル・ラルマンのもとで、娘のコンスタンス・ラルマンがフルタイムで栽培・醸造に携わっている。畑仕事から瓶詰めまでの実務を父娘で分かち合いながら、4世代にわたって受け継がれてきた技術とノウハウを次の世代へとつなぐ過程にある。ワイン造りと受け入れの両面を家族で担うスタイルは、シャムリーという小さな村にあってひときわ地に足のついた存在感を放っている。

ワインツーリズムへの取り組み

1996年のセラー見学受け入れを皮切りに、小型列車「プティ・トラン」による畑案内ツアー、団体向けの旅行企画、ランス観光局と提携した個人客向けのオンライン予約サービスと、受け入れの幅を段階的に広げてきた。2009年に取得した旅行業登録により、団体向けパッケージ商品の販売を拡大するとともに、地域の文化・観光施設の予約代行も行っている。畑を歩きながらブドウ栽培からシャンパーニュづくりまでを間近に見られるこうした受け入れ体制は、フランスの旅行ガイド『プティ・フュテ』でも複数年にわたり紹介されている。

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